A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

今後のテレビ、「ゴルフの中継はどうなるか」・・・・・?

2006-09-10 | GOLF LIFE
今日は、久々に何の予定もない。
一日、家で「のんびり」を決め込んだ。
でも、ゴルフの予定もないのに朝早く起きてしまうのは、歳のせいか。

宮里が帰ってきて活躍しているので、ゴルフ中継でも見ようかと思って放送時間を調べる。すると、今日の日本女子プロは、CSの「skyA」のすべて見せますシリーズでやるではないか。

これはラッキーと、7:45の放送開始からテレビの前に。
すると、昨日のサスペンドの残りがあり、スタートは10:00過ぎとのこと。
少し、出鼻をくじかれたが、JAZZを聴きながら、レッスン番組やら昔の樋口や岡本の若い頃の映像を「ながら見」しながら待つ。

この番組の特徴は、スタート前の練習風景から、全組のスタートの様子、そして、前半9ホールのプレーの様子を「ライブ」で見ることができることだ。
まさに、ゴルフ場に行ってプレーを見るのと同じ雰囲気を自宅で楽しめる。
多分、ゴルフ好き以外にとっては何が面白いのか分からないとは思うが。

宮里の出だしの1番のバーディー、2打の狙い方、間合いの取り方、狙いすましたアプローチ、そしてOKバーディー。このすべてを、普通の中継ではめったに見れない。

全英オープンや、全米オープンでは全ホール中継は当たり前。
スタートホールから試合の全体の流れを楽しめる。スポーツは筋書きの無いドラマ。
結果を見るのではなく、途中がどのようになっているかを、同時進行で楽しむのが本質。

その意味では、日本のゴルフ中継は最低。特に、民放は放送時間に収めるために録画して編集が前提。途中で、妙にテンポが早くなったりする。
特に、最終日、プレーオフになるのか途中で分かってしまうのは興味半減。

テレビ番組で、スポーツは大事なコンテンツ。
スポーツの楽しみであるライブで、同じ雰囲気で映像を楽しめるメディアはテレビしかない。
しかし、今の地上波放送では残念ながらスポーツをじっくり楽しめる番組がなかなか実現できない。
放送時間と広告スポンサー。民放ではこれがネックになってしまう。

CSだと、今回の「すべて見せます」までは実現されてきた。
しかし今のテレビ放送である限り、ゴルフ場の中の数多く配置されたカメラから、どの映像を見せるかは放送局側の都合次第。

これからインターネットを利用した放送が出てくると技術的にはチャンネルは無制限。
ゴルフ中継用に設置された数十台のカメラのどの映像を見るか、コースの中に何人もいるアナウンサーやレポーターの誰の話を聞くかは、視聴者側が自由に選べるということも可能になる。

そうすると、家にいながらゴルフ観戦が自由にできる。
これだと本当のゴルフ好きのテレビ視聴率は今より増えるかもしれない。
誰か自分のお気に入りのプレーヤーについて廻るもよし。好きなホール一でじっくり皆のプレーを見るもよし。
コースにいると見る場所は一箇所に限られるが、テレビだと寝転んで見ながら自由に色々なホールを切り替えることもできる。ちょうど、今チャンネルを切り替えているように。

そんな時代が来るのも、遠くはない。
コメント (2)
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