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今日も登山道注意情報の更新をする日となりました。雨続きの7月、先日はやっと槍ヶ岳・飛騨沢ルートへの救急箱設置が終わりましたが、もう一つ、南岳新道の標高2600m付近に設置する救急箱が、まだ小屋に・・・。こんなに設置が遅くなってしまったのは、この15年ほどの間で初めてかもしれません。
風雨にさらされ続ける救急箱は、毎シーズン表面の説明文が色あせてしまいます。今日はモカちゃんにその上書きをお願いしました。幸い、大怪我をして救急箱を利用される方はほとんどいらっしゃらないのですが、靴のソール剥がれを修理する方は毎シーズン複数いらっしゃいます。「靴のソールはがれは、修理後、必ず下山せよ」の注意書き、書いてはいるのですが、どうも、8割~9割の方は壊れた靴のままでさらに高度を上げてしまうようです。壊れた靴で小屋に立ち寄られた方には、「紐でも、針金でも、ビニールテープでも差し上げますが、修理したら必ず下山して下さいね。そうでないと、我々は無謀登山をする方の手伝いをすることになってしまいますから・・・」と、申し上げます。それでも、やはり、こっそり登って行ってしまう方の方が圧倒的に多いのが現状。せっかくここまで来たのに、というお気持ちは痛いほどにわかるのですが、壊れた靴のまま標高を上げ続けるのは本当に危険です。まずは、出発前に登山靴の再チェックをお願いします!
それでは本日の気象情報。
午前6時。
午後6時。