やさいの家

小さな日常・小さな風景

雪と桜

2013-04-22 16:43:05 | 日記
故郷の奥信濃。4月21日の風景です。

生まれ育った雪深い里の春。

ほんのひとつ山を越えれば、雪の量も降り方も少なくなるし、

30キロも移動するば、雪の欠片もない風景が広がるのに、

ここではどんどん降り積もるのです。

それでも、人たちは雪と寄り添って暮らしている。

「雪の深さは、情の深さ」
「一里一尺」
(一里(約4キロ)山に入ると一尺(約30㎝)雪が増える)
子供のころに教わった、この地方の言葉です。

    

    

   

それでも、ゴールデンウィークになろうかと言うこの季節の大雪。
地元の人もびっくりするような、降り方でした。

道路は融雪がされているから、なんとかノーマルタイヤでも大丈夫でしたが、
ところどころでスリップしそうになって、ひやひやしました。

ドタバタの2日間の中、ちょっとだけ撮った風景です。

満開の桜に降り積もる雪。

雪国の春の一場面。

良かったらご覧ください。

    

流れている川は千曲川です。

    

    

遠くに鯉のぼりが寒そうに泳いでいます。見えますか?

    

ここにも鯉のぼり。
雪をかぶった緑色の苗は、野沢菜です。

    

    

    

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