明日は七夕。一年に一度、織姫と彦星が会える日だ。
一年待って。その日だけ。
それも晴れなきゃ、また来年だ。
なんて、残酷でロマンチックなんだろう。
そして地上の私たちは、
短冊飾りに願いを書いて、先の未来に希望を託す。
「うれしさや 七夕竹の 中を行く」
正岡子規
希望を持つことは、生きていく力だ。
それがいつか?なんて分からないけど、
だからこそ、チカラになるんだろう。
未来に明るい光が見えない時代かもしれないけど、
それでも、すべてが決まっている訳じゃない。
待てば回路の日和あり
希望は、待つことと背中合わせだ。
だけど最近は、「待つ」ってことが、できなくなっているようにも思う。
ネットで注文した品は、びっくりするくらいの早さで届く。
メールも電話も、すぐに相手に届く。
かつて1泊2日で行った出張も、日帰りだ。
「待つ」っていう、余白や余裕を持ちにくくなっている。
だから余白や余裕ある暮らしに、惹かれるのかもしれない。
待たなきゃ豆は煮えないし、梅干だって、お味噌だって出来上がらない。
そう、待つことは希望の種だ。
短冊に書いた願いだって、きっと叶う日が来る。
そう信じよう。
明日は七夕。
今年の二人は逢えるかな?
一年待ったのだから、逢えるといいね。
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