さりげなくHAPPY DAY

京都~妙心寺~退蔵院

なんとか今年も紅葉を観ることができました。

 

今年は急に寒くなり、紅葉が綺麗なはずですけど。

 

一年に一度集まる友達で、京都の妙心寺の中のひとつ、退蔵院へ行ってきました。

春と秋の季節のみ、精進料理が頂けるとの事で、予約してもらいました。

 

皆さん同時に集まって、退蔵院の由来、見どころ、庭を細かく説明して頂きます。

退蔵院の「退蔵」とは→「 価値あるものをしまっておく」

大事な宝やお金を押し入れにしまっておくのじゃ、ござんせん。

陰徳(人に知られないようにして善い行いをする)を積み重ね、内に秘めながら布教していく事を示して

いるのだそうです。

 

お庭も見せて頂きました。

 

そして、日本最古の水墨画といわれる国宝 「 瓢鮎図 」(ひょうねんず)

本物ではありませんが、観れます。

禅の公案(修行のための問答)

Q:小さな瓢箪で大きなナマズをいかに捕らえますかー? 

  という禅の問題を絵にしてあります。

絵の上には、文字が書いてありますが、31人の禅僧が出した答えが書いてあるようです。

あなたならどうしますか~??  でも、正解はないそうですよ。

 

ただ、食事をするだけでなく、退蔵院の詳しい説明をして頂けるのは、うれしい事です。

それに、説明してくださる方も、スキっとした可愛い方ですしーーー 

 

皆さんと、そろって食事を頂きます。

 

 

 

ひとつ、ひとつが丁寧に作られ、とても美味しゅうございました。

最近は、メニューの参考に・・・と視点が変わってきました。

食べ終わりましたら、お庭を散歩して今年の紅葉の鑑賞。

陰の庭は、少し黒っぽい石を敷き詰めてあります。

大きな石庭は8つ。

陽の庭は白っぽく、大きな石庭は7つ。

合わせて、15つで完全なんだそうです。(七、五、三もこれで完全)

物事や人の心、全てのものには陰と陽が背中合わせ。

 

写真では、広く感じますが、狭いお庭です。

広く見えるように、庭木を低くして小川から瓢箪池の大きさなど細かく設計してあるようです。

 

さて~、退蔵院を後にして、それぞれ4人の近況報告をして・・・

また、来年ね~ってお別れしました。

早いな。一年。

 

 紅葉綺麗です~まだ、間に合いまーす。

 

  お読みいただき、ありがとうございます。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「おでかけ~2019」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事