安田よしひろ 駅立ちブログ!

日本の安寧。未来への責任。次世代の幸せを憂い、創る。

完 間接代表の反省

2015年02月22日 | 駅立ち
さらに昨日の続き


「みんな、気持ちをつなげたのかい」
広場のうさぎたちは何のことだか分かりません。

続けて、白いうさぎはみんなに聞きます。
「子供うさぎはいつからどんな机が欲しいのか聞いたことがあるの?」
「茶色のうさぎさんと灰色のうさぎさんは、同じ気持ちになろうとはしなかったのかい?」
広場のうさぎたちは、白いうさぎの簡単な二つの質問に何も答えられませんでした。

茶色いうさぎは、こう言いました。
「でも、みんなで話し合ってルールを決めたんだよ」

白いうさぎは答えました。
「遊ぶことにだってルールは必要でしょ。でも一番大事なのはみんなで一緒に楽しく遊ぼうという気持ちだと思わない?」

次に、灰色うさぎは、こう言いました。
「でも、何と言われても僕は間違ってないと思うんだ」

そして、白いうさぎは答えました。
「自分が間違っていると思う必要はないよ。みんな間違ってなんかないさ」
「ただ、子供うさぎの喜ぶ顔を見るためには、みんなが少しずつ自分の気持ちを削ってあげるだけだよ。」

そして、白いうさぎはみんなに言いました。
「みんな、僕に広場にある自分の好きな花を一本ずつ摘んできてよ。」
広場のうさぎたちは言われた通り、白いうさぎに思い思いの花を届けました。

すると、白いうさぎはそれを花束にして子供うさぎにあげました。
「心配かけてごめんね。もう、大丈夫だよ。」
子供うさぎは嬉しそうに涙をふきました。

それから広場では、子供うさぎとみんなで一緒にどんな机にするか仲良く話し合いましたとさ。

そんな森のお話でした。


間接民主制の討議の重要性、まさに知識として残さなければなりませんね。
直接民主制と間接民主制の限界を理解した上で、日本の民主主義制度を文化として培っていかなければなりません。