安田よしひろ 駅立ちブログ!

日本の安寧。未来への責任。次世代の幸せを憂い、創る。

自分に質問

2015年02月24日 | 駅立ち
地方創生予算が出てきた2日目の所沢市議会。
予算のバラマキではなく、地域特性に即した課題解決や、若い世代の就労・結婚・子育ての希望の実現に向かうのかを質問します。

今日は「悪いのは国のせいだ」と言えない場面。地域で、身近な生活で、自分たちが出来るだけのことをしているのか。地方政治が機能しているか、が試されています。

不満の吐け口や自尊心の維持のために、誰かを利用するのはやめなければならない。
議員も、職員も、市民も直接的な被害が自分に及ばなければ他人事のようになってはいないか。自分たちの心にも質問をしなければなりません。

今朝は、そんな気概を持つ若手のリーダーが横に。地域経済と子育て、やり抜こう!。

森の議会 2

2015年02月24日 | 政治
さて、茶色のうさぎと灰色のうさぎは考え方が違っていました。これは、とても大事なことで、首長と違い多方面から論点を明らかにするためには有効です。議員の数が少なくなればこの機能は損なわれます。また、数が多いと意見を集約することが困難になるので、ほとんどの議会では会派制を布いています。

本来、地域のことは政党などの国政にあまり左右されるべきではないかもしれませんが、会派はほとんど公党の影響を受けていたりします。
ここに地方議会における間接民主制の危うさが見え隠れしてきます。森の中でも茶色いうさぎと灰色のうさぎは、目的である子供うさぎのことはそっちのけで、それぞれの仲間を集め始めました。本来の目的ではなく威信をかけた単純な勝ち負けにすり替わってしまったようですね。
うさぎの森では子供の家族は結果が出ても何だか釈然としませんでした。政治的な思惑という黒いうさぎがいたのですが、とても隠れるのが上手で、ここには間接民主制の限界が見え隠れします。

さて、議会制度はいくら調査をして論点を明らかにしても、結局は数で決まってしまいます。これはこれでしょうがないことで、多数決でも結果は議会の意思となり、議員もそれを了としなければなりません。ですからポイントはそこまでのプロセスがどうだったかということになります。

もちろん、少数意見を尊重することはよく言われていることですが今回のポイントはそこではありません。議員は調査、質疑、意見、討論という流れの後に、議案を採決していきますが、うさぎの森の中では一体どういうことが起きたでしょう。
そうです。白いうさぎの登場ですよね。何と言ったのでしたっけ?

明日で最後になります。もうちょっとお付き合い下さい。