A.F.S.本体は、まだまだこってり塗ってやるつもりではあるものの、デカールを貼ってから進めたいのですが、今手元にないので、先にフィギュアを塗ります。あとその周辺と。
フィギュアの顔の塗装に参考資料をネットであさります。
たしか、横山先生だったと思いますが、写真よりも絵を参考にしたほうが、わかりやすいとおっしゃられておられました。
これは、Googleで〈肖像画 黒人〉で検索して見つけた絵なのですが、確かに、明るいところ、濃いところ、わかりやすいですね。
そこはかとなく参考にしつつ、結局まるで別物になるのが毎度なのですが、筆が動くきっかけが欲しいのです。
前回使用した絵の具は拭かずに、ふたをかぶせて保存していました。
プラモデルの塗装はとっくに乾いているのですが、こちらはまだ、固まっていませんでした。
これを使います。
経済的だなあ。
彫刻がしっかりしているので、それほど濃淡をつけずともそれらしく見えます。
おでこ、鼻の頭、頬骨、を明るめに、唇はヤマブドウ色とでもいうのでしょうか、紫がかった色を塗ります。
目にはほんのりと白を。
ここで偉そうに、フィギュア塗装でありがちな失敗をあげつらってみる。
わかりますでしょうか、目の上端の円弧、ここまで白く塗ってしまうと宇宙人ポールや、ダークナイト(バットマン)に出てきたトゥー・フェイスのようになってしまうのです。
自分でまぶたを書き足さないといけないのです。
(トゥー・フェイス)
(宇宙人ポール)
頭でわかっているからといってできるかどうかはまた別のお話。
とにかく、眉の下から、リトル・グレイ状の目の上半分までを、顔のどこよりも暗い色でぬります。
上の画像で見ると良い感じなんですけどねー。
自分でも悦に入っていたんですが、
ボディから外して接写してみると、、、、なんだこのゴミ。
プラスチックの透明感を活かそうと白を使わずに塗っていたのがよくなかったのかなあ。
か、乾いたら落ち着くかしら。
要再塗装。
まあ、どこをどう塗ればよいかの検討がついたので、よしとしよう。
あとは、排気筒と、フィギュアヘッドまわりのインテリア(ってよぶのかな?)を塗りました。
排気筒の使いこんだ金属色はいつものように、三原色&白を適当にグチャグチャと塗りたくりました。
プラの上で直接ブレンディングしてみたり。
この作業はいつも楽しい。
インテリアのオレンジ系の色はさし色によいかなと思って塗ってみました。
オレンジ色の選択自体は正解だったと思いますが、白を混ぜすぎて浮いてしまっています。
これも、要再塗装。
フィギュアが白が少なくて失敗したという意識があったので、反動で入れすぎてしまいました。
今日は今ひとつ調子がのらなかったのう。