僕が、油絵の具でプラモに色を塗りはじめたのは、ミリタリーモデルの製作記事を読んでいたのがきっかけでした。
ミリタリーフィギュアって油絵の具で顔に色を塗ることがよくあるんですよね。
顔だけ。
それが不思議だったのでした。
フィギュアの顔に色を塗るなら、体にも色を塗ればよいのに。
それをいうなら戦車にも塗っちゃえばよいじゃん。みんなおんなじプラモでしょ。
というわけでほんの気まぐれで塗ってみたら、実に相性がよろしくて今にいたる、と。
ただ、発端たるフィギュアっていままで、塗ったことがなかったんですよね。
でもまあ、慣れた画材だし、楽勝じゃん。
と思ったんでしたが、なめていました。
む、難しい。
さて、この画像は前回塗装を、今日撮影したものです。
前回、乾燥したら落ち着くかしらと記しました。
塗装直後よりは見られるようになりましたが、ムラがすごいです。
白を使わなかったため、下地が透けてしまったようです。
上から塗り重ねていきますよ。
前回はお皿に残った使い古しの絵の具を使って、ウヒョーケイザイテキーなんていっておりました。
今回も残った絵の具は乾燥していなかったので、使おうと思えば使えたのですが、容赦なく拭ってやりましたよ!
(威張るほどのことかw)
しぼりたてのコンディションのよい絵の具はなめらかさがちがいますねw
前回の塗装の明暗を踏襲して、なぞって塗ったので、試行錯誤する必要がない点は楽。
※前回の明暗:眉骨の下は目も含めて一番暗く。(マンガで「ガ~ン!!」ってなった時に影がおちる部分。わかりますでしょうか)
おでこ、頬骨、鼻の頭は一番明るい。
唇は下唇だけほんのり赤っぽくするだけで充分、上唇まで赤くすると女装しているように見えてきます。
実際の人間は男女問わず上唇も赤いわけで、不思議なんですけどねー。
今回、最後の仕上げに、下まぶたと眼球の境目に、サッと一刷毛赤を入れてみました。
ほんのかすかに。
赤を含んだ筆を布で拭ってからサッと。
メンタマは乾いてから塗るつもり。こわいよ~。
どうも血色が悪いのです。白人、黄色人の塗装ならば暗い色に白を足すだけで明るい部分の色が作れるのですが、黒人の場合はそれでは灰色ができあがってしまうのですね。血色を感じさせるためにオレンジ系の色をたせばよいのかな。
頭巾の色は迷走中。
あご下のメカは暗い色にすることにしました。明るい色を塗るのはアイデアとしてはよいですが、今作のは目立たせてもつような造形じゃないことに気づいたのでw
後頭部にメンテナンスハッチが!!
アンドロイド?!