やよいの頭の中

沖縄のフツーの主婦やよいが思ったこと   (最近は息子の英語教育も。もちろん、従来からの愚痴記事も健在でしゅ!)

流暢な日本語

2012年05月31日 | 日記

現在のアパートを探している時、ある不動産屋さんにとてもお世話になった。

町の小さな不動産屋さんで、少人数ながらも、こちらが欲している情報はきちんと提供してくれる

不動産屋さんであった。

私たち夫婦を担当して下さったのが、30代くらいのある男性であった。

その男性社員は、控えめで口数もそう多くはない。しかし、なんとなく一生懸命さが

伝わる感じであった。過剰でもない不足でもない塩梅の対応だった。

その男性は、この業界が長くはないのか、私が色々と質問をしていく中で、

時折分からないことが出てきた。しかし男性は、誤魔化すことは一切せず、

分からないところはきちんと調べてくれた。

そして、再度きちんと説明をしてくれた。

でも、その説明が、ちょっと聞きづらいのだ。

彼の日本語を聞く限りでは、日本に留学して、こちらで大学を出た後に、

そのまま就職した外国の方だと思う。

でも彼は、不慣れそうな日本語のイントネーションでも一生懸命に私に伝えてくれた。

 

私は内心、外国からわざわざ日本に来て、一生懸命日本語で不動産の話をして、

すごく勉強なさったんだろうな~。この発音からすると、中国人ではなさそうだな。

恐らく韓国の方だろうな・・・などと思っていた。

何度かいい部屋を見せてもらう中で、お互い話す機会も多くなったので、

ある日私はその男性に聞いてみた。

ご出身はドコデスカ?と。

すると、彼は、はにかみながら答えた。

 

「宮古島です・・・。やっぱ訛っていますか?」と。

 

うぇ~~~、宮古島出身だったのかーーー!!

もう少しで、韓国人ですか?在日は長いのですか?

なんで日本に来たんですか?・・・などと聞くところだったー。

 

そんな事は、口が裂けても言えないから、私は慌てて彼の質問に答えた。

「いえいえ、訛っていませんよ・・・」と

 

あれから約4年、今振り返っても、韓国の方ですか?

日本語がとてもお上手ですね。って言わなくて良かったと思っている。

思ったことをすぐに口には出さない。これ、社会のマナーなのかもって、少し大人の世界が

分かった気がした。

 

 

 

宮古島の方と韓国の方は、それぞれの言語で、

意思疎通できそうと思う方、手挙げてぇ~、そしてこっち押してぇ~ → 
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