こんなこと、ブログで公開する人居るかしらないが・・・、
私は小学5年には初潮を迎えていた。
んまー、思春期というものの説明を受けていたし、
母親もいたから、すんなりと自身の現実を受け入れられたが、
毎月くる生理に対して、一つ不満があった。
「何で、国は生理用ナプキンを無償で与えてくれないのか?」
ある時、小学校の休み時間に今月も生理が来たことを知った。
カバンの中にナプキンを入れていなかったから、保健室へ貰いに行った。
すると保健室の先生が、
「今回は仕方ないからあげるけど、
本来、ナプキンは家から持ってくるものです。保健室でもらうものではありません!」
そんなこと分かってるわいっ!
イラッときた私は、毎月持っていた不満を先生に聞いてみることにした。
「先生、私だって好きで毎月生理を出しているわけではありません。
女子だけ毎月生理用ナプキンを購入しないといけないのは不平等じゃないですか?
これからずっとナプキン購入することを考えると、費用も馬鹿になりません。
なんで国から無料でもらえないのですか?」
小学6年の純粋な質問であった。
しかし、保健室の先生は答えられないのか、
「やよい、よく言ったぞ!そうよね、イヤよね」などと、
反抗期の女子を適当に交わそうとするだけで、私の求めていた答えは結局出なかった。
中学にあがっても、生理は毎月順調にあった。
中学2年頃からは、生理痛というのも分かるようになってきた。
その度に、小学校の保健室での煮え切らない記憶が蘇る。
そしてある日、我慢できなくなって、教室に居る女子に聞いてみた。
「私たち女子は不利と思わない?
毎月勝手に出てくる生理のためにお金を払ってナプキンを購入している。
国が無償で配布するべきだ!」
すると、ある読書家の女子が言った。
「もし政府が生理用ナプキンを無償配布したら、質のイイものを提供
することはないだろう。社会主義国のようにみんな同じでさ。
例えばすごく肌触りが悪かったり、横漏れがひどかったり。
企業が作るからこそ、イイものを作ろうと競争して
イイものを消費者に届けてくれるんだよ」 と。
そっかーーー!!
私の怒りがやっとおさまった瞬間であった。
保健室の先生でも解決できなかった問題を、一瞬で解決し私を諭してくれた彼女のことは、
今でもたまに思い出すことがある。
その後彼女は、県内有数の進学校へ進み、首都圏の有名国立の大学院まで進学したと
聞いている。
それでも女子はつらいよね