ターボ・モーターの"そんなボクです..."

ギターを弾いて歌う...そしてボクはロックンロールを今日も転がす。
ターボ・モーターの気まぐれダイアリー

♪Long Long Way Home~

2005年10月15日 | Weblog
今週の金曜日もまた、マモルさんにご馳走になっちゃいましたっ。
いつも本当にありがとうございます!&ご馳走様でございます。次はまたご馳走しますんで、また遊んでやって下さいネ。

お店の中で、マモルさんの持ってきたチェッカーズのスコアをチョロチョロ見せていただきました。結構初期の頃の曲が満載でエラい懐かしい感じッス。

ギターを弾き始めた頃って、やっと「とりあえず、なんとかローコード覚えました...」みたいな頃ってよく「明星」の歌本(YOUNG SONGS=ヤンソン!)を見て知ってる曲の中から、しかもコード進行の簡単なヤツを選んでよく弾いてたな~

高校生になって、ギター買ったんやけどしばらくは「触っては部屋に飾る」また「触っては部屋に飾る」の繰り返し。まわりにギター弾いてる人もいなかったし、まぁ、かなりヒネクレタ性格のガキやったんで人に素直にモノをたずねるっていう行為ができへんかったねんな~部屋の中で孤独なパイオニア精神丸出し(!かなりカッコつけて言うとネ)やったワケ。最初の数ヶ月はマジでそんな感じやった。けど、ある日の夜、「明星」の歌本をひろげて長渕剛の「SUPER STAR」のコードを押さえていくと、ふと気がついたねん...「アレ?...ん!もしかして、オッ、弾けてるんちゃうのん、ボクったら!」とりあえず一人でちょっとコーフンしてみたんやけど、実際に弾けてるんかどうか分からん...とりあえず当時一緒にバンドやろうって言うてた友達に電話してみた。

友人「もしもし」
ボク「あぁ、ボクやけど。」
友人「どないしたん?」
ボク「ボク、ギター弾けてるかも知れん...」
友人「ウソっ、マジで?」
ボク「でも、ホンマに弾けてるかどうか分からんから一回、ウチに来てくれへん?」
友人「よっしゃ!分かった。すぐ行くわ~」
ボク「ありがとう。」言うて電話を切りました。

しばらくして友人が部屋に到着。長渕の「SUPERSTAR」を弾いてみると...
「ワォ~、弾けてるやんっ」言うて友達がエラい感動してくれたんで、単純なボクは調子に乗ってその歌本に載ってる知ってる曲を片っぱしから一晩中、弾き続けました。
思えばエエ友達やったな~今になって思えば100%拙いはずやのに、ホンマにほめちぎってくれました。すっかり調子に乗ったボクは17年たった今でもなんとかギターを弾いておりますっ...(しかもギターだけでなく歌まで歌うようになってしまいました...)そうです。あの時友人がすぐに駆けつけてくれ、褒めてくれたからこそ、今のボクがあるのです。マジで感謝してますっ!あの夜以来、いろんな音楽と出会い、音楽を通じてたくさんの人と出会いました。持つギターは変わったし、自分の環境も変わっていくけど、あの時の感動と興奮は絶対に忘れないゾ!とマモルさんが持ってきてたチェッカーズのスコアを見てなんかシミジミ思っておりました。当時チェッカーズの曲もよく載ってたからホンマに勉強になったもんね~

「初心、忘るるべからず。」
これからもあの時の気持ちを忘れずにガツーンとギターをかき鳴らしていきまっせ!まぁ今でもかなり、初心を決して忘れない初心丸出しのプレイ!(意味わかる?)なんやけどね。エエ、まぁ...ロックン・ロールの魅力のひとつは初期衝動のカッコよさやと思うしね!って最後はひらき直ってみました。