いや~暑くなってきましたネ。
ノー・ノー・ボーイなボクです。
最近、コレクターズのベスト盤をよく聴いてます。
ボクがコレクターズを知ったのは1988年の頃。
夜中に「HITS」とかいう音楽番組で「太陽はひとりぼっち」のPVが流れてた。
ちょうどメジャーでの2ndアルバム「虹色サーカス団」の発売時やったんとちゃうかな?
まぁ、当時はボウイが解散して、プリプリがブレイクして、まさにバンドブーム夜明け前...この「HITS」も布袋の初のソロライブがメインの特集やったんで、必死でチェックしてたんやけど。
まぁ、今のボクからは考えられへんねんけど、60年代とかちょっとレトロな雰囲気のバンドってどっちかっていうとアカンかったねんな~「古っ!」みたいな...
そやから「ネオGS」的な「いでたち」はもう完全にアウトやったんやけど。
ビートルズもまともに聴いてなかったもんね。まだ...
そんなボクに「コレクターズ、エエぞっ!聴かんかコラっ!」と言ってきたのがハイスクール時代の友人だった。
彼は、見かけによらず(まぁ、ボクよりは全然マシっだったが。)、ロック好きでとりわけ当時のインディーズ・シーンにかなり精通していた。入学当時、知り合った彼はいきなり、ボクを泉佐野にあったレンタルレコード屋へ走らせ、JUN SKY WALKER(S)の「全部このままで」とアンジーの「溢れる人々」のCDを借りに走らせたこともあった。ストリート・スライダーズとSIONが彼のお気に入りだった。
まぁ、ボウイとバービーボーイズ、ブルーハーツ、チェッカーズくらいしか知らなかった当時のボクだったんで、「コレクターズ?あんなGSバンド聴けるか!」と一笑に伏したんやけど...
しかし後日、友達は「まぁ、ええから聴けや。」とボクに1本のビデオテープを渡してくれた。
「ロックンロール・バンド・スタンド'88-89」
「Too Much Romatic!」/ ザ・コレクターズ
http://jp.youtube.com/watch?v=5Wq4f3wQ4O4&feature=related
鳥肌と一緒に、何とも言いようのない衝撃が体の中を駆け抜けた。
黒いジャケットにハンチング帽、ドット柄のシャツ...
モッズルックに身を包み、顔をクシャクシャにして必死でシャウトする、ボーカルの加藤ひさし...
「!...これは暑苦しいっ、かなり...」
正直そう感じたが、その加藤が歌う「Too Much Romantic!」がもう最高に素敵な曲やった。
「とてもロマンティックな~星の輝く夜 おやすみのキッスはノー・ノー・ボーイ...」
そうノー・ノー・ボーイ。ヒムロックみたいにカッコよくなく、むしろダサくさえ感じられた加藤ひさしが一生懸命歌う姿にめちゃくちゃリアリティーを感じた。
もちろん、加藤ひさしは全然ダサくなかった。ただ、当時のボクが残念ながら、その「ダサく見せることのかっこよさ」という感性を持ち合わせていなかっただけだった...
少なくともギターを片手にバンドを始めたくて、「どんな音楽をやろうかしら?」と試行錯誤してたボクやったけど、コレクターズを見て、「もう6割は決まった!」と思った。
切なくて、スィートでロマンティック、17歳になろうかと言うボクに、コレクターズの歌詞はスゴク近い場所で響いてる感じがした。
おまけにポップなメロディー、ギターのコータローのリッケンバッカーの音もボクが好きな音色やった。(彼が着ていたユニオンジャックのジャケットの意味も知るまでにはもうちょっと時間が必要やった。)
ポップなメロディにソリッドなギター、もうロマンティック丸出しの歌詞を必死でシャウトする、ブルースハープもバッチリきまる、奥底に潜んだリズム&ブルース...
そんなボクが夢中になるポップソングの大事なパーツをこの曲は全て持ち合わせていた。
まぁ、この時の衝撃はスゴイもんやったネ。
レコード屋さんに走った。泉佐野には当時の彼等の最新アルバム「ボクを苦悩させる様々な怪物たち」しか無く、「Too Much~」の収録されている「僕はコレクター」は結局、後日難波のレコード店で買った。もちろんどちらのアルバムもボクにとっては素晴らしい作品でボクはすっかりコレクターズに夢中になっていった。
初期のビートルズのマージービートに出会い、ザ・フーやジャムなんかを聴くようになってからはもうさらにゾッコン(死語?)になった。あるとき読んだジャムのアルバム「SETTING SONS」について、加藤ひさしが記事を書いていて、興味深く読んだ記憶がある...
そしてボクはモッズを知った。
ベスパにランブレッタ、ホワイトリーバイスに米軍パーカー、もちろん「さらば青春の光」...肝心の60'sリズム&ブルースに熱を上げたのはハタチを越えてからやったけど...
もちろん、その後も現在に至るまで、コレクターズはボクのホンマに大好きなバンドのひとつ。何よりも、いつの時代も自分たちの信じる「クールさ(いろんな意味でね)」を貫いていく頑固な姿勢が何よりもロックやと思うしネ。
Stay Cool, Stay Hip!
コレクターズ、最高です。
そしてこんなグルーヴィーなバンドを教えてくれた友人に感謝します。
ありがとう!今度久しぶりに一緒に飲もう☆
ノー・ノー・ボーイなボクです。
最近、コレクターズのベスト盤をよく聴いてます。
ボクがコレクターズを知ったのは1988年の頃。
夜中に「HITS」とかいう音楽番組で「太陽はひとりぼっち」のPVが流れてた。
ちょうどメジャーでの2ndアルバム「虹色サーカス団」の発売時やったんとちゃうかな?
まぁ、当時はボウイが解散して、プリプリがブレイクして、まさにバンドブーム夜明け前...この「HITS」も布袋の初のソロライブがメインの特集やったんで、必死でチェックしてたんやけど。
まぁ、今のボクからは考えられへんねんけど、60年代とかちょっとレトロな雰囲気のバンドってどっちかっていうとアカンかったねんな~「古っ!」みたいな...
そやから「ネオGS」的な「いでたち」はもう完全にアウトやったんやけど。
ビートルズもまともに聴いてなかったもんね。まだ...
そんなボクに「コレクターズ、エエぞっ!聴かんかコラっ!」と言ってきたのがハイスクール時代の友人だった。
彼は、見かけによらず(まぁ、ボクよりは全然マシっだったが。)、ロック好きでとりわけ当時のインディーズ・シーンにかなり精通していた。入学当時、知り合った彼はいきなり、ボクを泉佐野にあったレンタルレコード屋へ走らせ、JUN SKY WALKER(S)の「全部このままで」とアンジーの「溢れる人々」のCDを借りに走らせたこともあった。ストリート・スライダーズとSIONが彼のお気に入りだった。
まぁ、ボウイとバービーボーイズ、ブルーハーツ、チェッカーズくらいしか知らなかった当時のボクだったんで、「コレクターズ?あんなGSバンド聴けるか!」と一笑に伏したんやけど...
しかし後日、友達は「まぁ、ええから聴けや。」とボクに1本のビデオテープを渡してくれた。
「ロックンロール・バンド・スタンド'88-89」
「Too Much Romatic!」/ ザ・コレクターズ
http://jp.youtube.com/watch?v=5Wq4f3wQ4O4&feature=related
鳥肌と一緒に、何とも言いようのない衝撃が体の中を駆け抜けた。
黒いジャケットにハンチング帽、ドット柄のシャツ...
モッズルックに身を包み、顔をクシャクシャにして必死でシャウトする、ボーカルの加藤ひさし...
「!...これは暑苦しいっ、かなり...」
正直そう感じたが、その加藤が歌う「Too Much Romantic!」がもう最高に素敵な曲やった。
「とてもロマンティックな~星の輝く夜 おやすみのキッスはノー・ノー・ボーイ...」
そうノー・ノー・ボーイ。ヒムロックみたいにカッコよくなく、むしろダサくさえ感じられた加藤ひさしが一生懸命歌う姿にめちゃくちゃリアリティーを感じた。
もちろん、加藤ひさしは全然ダサくなかった。ただ、当時のボクが残念ながら、その「ダサく見せることのかっこよさ」という感性を持ち合わせていなかっただけだった...
少なくともギターを片手にバンドを始めたくて、「どんな音楽をやろうかしら?」と試行錯誤してたボクやったけど、コレクターズを見て、「もう6割は決まった!」と思った。
切なくて、スィートでロマンティック、17歳になろうかと言うボクに、コレクターズの歌詞はスゴク近い場所で響いてる感じがした。
おまけにポップなメロディー、ギターのコータローのリッケンバッカーの音もボクが好きな音色やった。(彼が着ていたユニオンジャックのジャケットの意味も知るまでにはもうちょっと時間が必要やった。)
ポップなメロディにソリッドなギター、もうロマンティック丸出しの歌詞を必死でシャウトする、ブルースハープもバッチリきまる、奥底に潜んだリズム&ブルース...
そんなボクが夢中になるポップソングの大事なパーツをこの曲は全て持ち合わせていた。
まぁ、この時の衝撃はスゴイもんやったネ。
レコード屋さんに走った。泉佐野には当時の彼等の最新アルバム「ボクを苦悩させる様々な怪物たち」しか無く、「Too Much~」の収録されている「僕はコレクター」は結局、後日難波のレコード店で買った。もちろんどちらのアルバムもボクにとっては素晴らしい作品でボクはすっかりコレクターズに夢中になっていった。
初期のビートルズのマージービートに出会い、ザ・フーやジャムなんかを聴くようになってからはもうさらにゾッコン(死語?)になった。あるとき読んだジャムのアルバム「SETTING SONS」について、加藤ひさしが記事を書いていて、興味深く読んだ記憶がある...
そしてボクはモッズを知った。
ベスパにランブレッタ、ホワイトリーバイスに米軍パーカー、もちろん「さらば青春の光」...肝心の60'sリズム&ブルースに熱を上げたのはハタチを越えてからやったけど...
もちろん、その後も現在に至るまで、コレクターズはボクのホンマに大好きなバンドのひとつ。何よりも、いつの時代も自分たちの信じる「クールさ(いろんな意味でね)」を貫いていく頑固な姿勢が何よりもロックやと思うしネ。
Stay Cool, Stay Hip!
コレクターズ、最高です。
そしてこんなグルーヴィーなバンドを教えてくれた友人に感謝します。
ありがとう!今度久しぶりに一緒に飲もう☆