ターボ・モーターの"そんなボクです..."

ギターを弾いて歌う...そしてボクはロックンロールを今日も転がす。
ターボ・モーターの気まぐれダイアリー

和歌山最高!HIPPYでHAPPY☆

2016年09月20日 | Weblog
20代。免許もまだ取りたての頃から和歌山へはよくクルマで出かけてた。
BGMはチャック・ベリーにリトル・リチャード、エディ・コクランにバディ・ホリー...もちろん、リッチー・ヴァレンスだって忘れちゃいけない。

そのリッチーの曲をロス・ロボスがカヴァーした「ラ・バンバ」や「バックビート」の映画のサントラ...
当時、無数に出回っていた海賊盤対策としてリリースされたという、ストレイキャッツのカヴァーアルバム「ORIGINAL COOL」なんかもゴキゲンな"その仲間"だ。

ある週末に、アロチにあるティーズ・バーへ行った。
24時になると、BGMが大音量になってロックンロールが流れ出す。
すると、どこからともなく、皮ジャンパーにリーゼントの兄ちゃんたちがフロアに飛び出してきて、みんなでツイストを踊り出す。

当時のボクにとっては、なかなかの衝撃だったのを記憶している。
ビートルズの「ロックンロール・ミュージック」が流れてたっけ...


モータースリーのメンバーとも知り合った、地元熊取にあったライブ・バー「Stingray」...
そこに通うようになった頃、マスターから「今度ロックンロールのライブがあるから来ないか?」と誘われ、ボクは行ってみることにした。

YAMATOはボクが生まれて初めてキャロルの曲を生で聴いたバンド!
クールスの「シンデレラ」でみんなが「♪時計なんてきにしないで~」なんてポーズをキメることを教えてくれたのがTHE WILDCATSだった。
そんな中で、いわゆる「国産のロックンロール」ではなく、海の向こうの「ロックンロール」、「ロカビリー」のナンバーをプレイしてるのが、THE HIPPY HIPPY SHAKEだった。

バンドが叩きだすロックンロールのリズムに合わせて、決して広くないフロアでみんなが楽しそうにツイストを踊っている...
あの日の光景と感動を、きっとボクは生涯忘れないだろう。

そして月日は流れ、ボクもモータースリーというロックンロールバンドをやるようになり、嬉しい...というか、ありがたいことに、そんな和歌山のバンドの人たちと同じステージに立たせてもらえるようになった。

そして、一昨日は、その和歌山でTHE HIPPY HIPPY SHAKEの20周年のアニバーサリー。
ロックンロール以外にも、メンバーにゆかりのある、たくさんのミュージシャンが集まって、ゴキゲンな1日だった。

モータースリーも、その中でライブができたことを、本当に光栄に思う。
リハ後に近くの食堂で食べた「しょうが焼き定食」も、本当に美味しかったワケだけど(蛇足)

セットリストはこんな感じ。

1.THE MOTOR 3のテーマ
2.MIDNIGHT RAINBOW
3.You're The Only One For Me

~M.C~

4.恋のキャッチ・ア・ウェーブ
5.ずっと消えない恋のうた
6.Good Golly Miss Molly

~M.C~

7.So Young & Winding Road
8.RADIO
9.Be My Baby

~M.C~

10.涙のグッバイキス
11.チェリー・セヴンティーン

E.C
1.JACK&BETTYの前で
2.BOYS

いつもハートフルなみなさんに盛り上げていただき、それはもう、ただ感謝☆

イベントの最後はもちろん、THE HIPPY HIPPY SHAKE!
この日、2回目のJIMMYさんが歌う「スタンド・バイ・ミー」...アレ、ボク大好きなんだ♪

そんなJIMMYさんの歌っている写真が、スティングレイが無くなるまで、入り口のところに飾られていたのを、ふと思い出していた...

ロックンロールバンドを20年も転がすというのは、きっと並大抵なことじゃない。
ま、諸先輩がたくさんいる中で、ボクみたいな若僧がエラそうなこと言うのもなんだけど。


そんな愛するロックンロールやロカビリーをプレイするバンドマンたちがいて、それをあたたかく応援してくれる人たちがいる...
本当にステキなんだョ...和歌山のシーンって。 

ボクはそう思うネ。

みなさん、ハートフルで素敵な和歌山の1日を本当にありがとうございました。

そして、もちろんもう一度言わせていただきましょう!

THE HIPPY HIPPY SHAKEのみなさん、20周年おめでとうございます。...と。