Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

イタリアへの旅 (第2日目・ベネチア~シチリア島パレルモ-part 1-)

2011-01-23 00:24:06 | 旅行 -Italy-
1月2日(第2日目・Venezia~Sicilia, Palermo/シチリア島、パレルモ)

この日は、夕方のフライトでシチリア島入りする日程

ベネチアは、空港が2つありメインがMarco Polo空港、もう一つがバスで約1時間ほど離れた所にあるTreviso空港。
そして、シチリア島にも2つ空港があり、PalermoとCatania。
私達の行き先の、タオルミーナと言う町に行くのに都合がいいのは、Marco PoloとCataniaのコンビだけど、格安チケットを選んだ結果、TrevisoとPalermoのコンビに...

しかも、チケットをとってから、Terviso空港だと知り、「トレビソ?どこそれ?ベネチア中心地からどうやっていくの?」とちょっとパニック。日本のガイドブックには載ってないし...
でもインターネットのお陰で確認、ベネチアのローマ広場からトレビソ空港行きの直行バスが出てることも分かり、一安心。便利な世の中になったものだ。
しかも、この飛行機の乗る場合は、何時発のバスに乗ればいいとまで記載してある。助かる~

ベネチア、ローマ広場~トレビソ空港行きのバス(所要時間、1時間10分/金額5ユーロ):ATVO社
チケットは、ローマ広場のATVO社のブースで買える。


そんな訳で、第2日目は、14時までベネチアを楽しむ
1日目は、サン・マルコ広場とリアルト橋付近を散策しただけだったので、2日目は、私達の泊まったホテル側の島を散策する事に。

朝は、気持ちのいい目覚め。
窓を開けひんやりした空気が入り込む。鳥の声、そして、近くの教会の鐘の音...

うっぐも「写真、撮って~」と。


朝食は、通りを挟んで向かいのホテルのレストラン。

朝、聞こえた鐘の音は、この教会から。

朝食は、コーヒー、紅茶、ホットミルクなどのホッとドリンクと、種類豊富なパンとスライスチーズとハム。うっぐがハムを気に入り、何枚も何枚も食べる...
私も、自分が用意しなくていい朝食タイムをまったりと過ごす。

ホテルをチェックアウトしてから、まずは、ジューデッカ運河(CCanale Della Giudecca)へ。ホテルからわずか50m足らず。
シーバス、ヴァポレット(Vaporetto)の停留所、「ザッテレ(Zattere)」が目の前。

1日目は、我慢してたのかな...急に「ボート乗りたい~!」と言い出す。


うっぐの気持ちを思えば自然ななりゆき。
なんたってうっぐは、生まれた頃から運河沿いを散歩して来たわけだし、シーバスも何度も乗ってたし...
夫も、東京のうちの近所を思い出していたみたい...

乗せてあげたいのは山々だけど、「また戻ってくるから」となんとか説得。
そう、今回の旅行の最後、またベネチアに戻ってくるからその時に乗ろうという計画だったから。

こうして、運河沿いをひんやりとした空気の中を散歩してるのは、本当に気持ちがいい。
やっぱり車が走っていないのが断然いい!
空気が美味しい。
そして、アドリア海...




調度お昼。
うっぐが気に入ったヴァポレットのザッテレ停留所が目の前に見えるカフェでランチ。

ここで食べたマルゲリータ味のニョッキが本当に美味しかった♪
身体も暖まったし。

14時。どこを見ても絵になるベネチアを散策しながら、トレビソ空港行きのバスに乗る為にローマ広場へ向かいます。
今度は、「Piazzale Roma」の看板を見ながら。




うっぐは、ベネチアの事を何故か「ベレンチア」と言います。
スペインの「バレンシア」と「ベネチア」がごっちゃになったのか。
確かにスペイン語とイタリア語は似たところがあるから、分からなくもない。
同じように「ciao!」と言うし、「グラシアス/gracias!」と「グラッチェ/grazie!」、「por favor/ポルファボール」と「per favore/ペルファボーレ」。
私は、スペインに戻ってから、「グラシアス」が中々出てこなくて、しばらく「グラッチェ」ばかり言ってました...


「ベレンチア、いっぱい鉄橋があって楽しいね~♪」と。

ローマ広場、15時。定刻どおり出発。
リベルタ橋を渡る時に、バスの横を走る列車を見て、「イタリアのrenfe(スペインの列車)だ~!」としばらく大騒ぎ。


気がついたら、深い眠りに付いてました...


約1時間15分、ベネチアの更に北ののどかな田舎を久すら走り、ようやくトレビソ空港に到着。
小さな空港だけあって、中は人、人、人でごった返している。

トレビソから約1時間半のフライト、夜19:30にシチリア島、パレルモに到着。
パレルモ空港~市内まで約35km、5.80ユーロ/人。
市内直行の「Prestia & Comande社」のバス乗り場に行くも、バスの回りに人の山!!並ぶって事しないの?!

これじゃ乗れないと判断。地下に市内方面行きの列車の駅があったから行ってみる。
残念ながら、市内の手前までしか行かないみたいで、結局次のバスを待つ事に(空港バスは朝5時~23時まで30分に1本)。

でも初めて間近で見るイタリアの列車。1両の上、傷だらけで電気も着いてない...ちょっと怖い感じ。
電車好きのうっぐも、さすがにこれには乗りたいとは言わない。
でも記念に写真だけ。


夜の21:30過ぎにパレルモのホテルに到着。
ホテルは、家族経営のこじんまりした宿。人の家にお邪魔している感じ。でも綺麗で目が行届いている。
夕飯がまだだった私達は、ホテルのおじいちゃんに近くにいいところはないかと聞いて紹介してもらったレストランに行く。

ホテルのカードを見せてお店に入ると「Oh! Marco!」とホテルのご主人の名前をいい、歓迎してくれる。
釜焼きのピザとシーフードリゾットを頼む。
でもね...うっぐが限界...写真すら撮れず、急いで食べて退散。

ホテルに着いたら、マルコおじいちゃんが待っててくれて、食事に出る前に翌朝早朝にチェックアウトしてタオルミーナに向かうんだと話したので、その途中のカターニアまでのバスの時刻表を打ち出してくれていた。

なんて親切なんだろう~

北イタリアと南イタリアでは人種が違うと言うけど、シチリア島は、そのどちらにも属さないと言う。世話好きで、暖かい。本当にそうだ。
知らない土地でも安心してぐっすり眠れました

最新の画像もっと見る