アリス・イン・ワンダーランド

公開からずっと観ようとおもいつつ
いろいろなアクシデントで先送りされていた1本。

最終日前日に滑り込みで見に行ってきました。

アリス・イン・ワンダーランド



監督：ティム・バートン
出演：ミア・ワシコウスカ／ジョニー・ディップ／ヘレン・ボナム・カーター／アン・ハサウェイ　他


　
例によって夢の世界でアリスは
おっきくなったり、ちっちゃくなったりする訳ですが
今回の映画はかなり、自分で意図的に使っていた気がします。

現世（？）でのストーリーでも示すとおり、
いろいろなしがらみを乗り越え自立していくアリスの姿を
端的に表現しているのがここなんでしょう。

白の女王は掛け声だけで殆ど役にたってませんねぇ（失礼！）。

赤の女王は性格悪いけどただ寂しがりやなだけで
極刑に値するほどのことをしていない気がします。
むしろ、笑顔で姉を切り捨てる白の女王の方が
悪人に見えてきた


私がアン・ハサウェイがあんまり好きじゃなくて
ヘレン・ボナム・カーターが好きだからなのか・・・


いやいや、さすがに奇才ティム・バートンの奥さんだけあって
ヘレンのぶっ飛びぶりはいつもながら感心します。
彼女のお母さんはコスプレが気に入っていなくて、婿に文句を言ったとか・・・
ご本人はいたくお気に入りの様ですけど。


ま、ディズニー映画ですから、
子供も大人も楽しめて、落とすところに落ちている感じが
「告白」を観た後の口直しには最適でした。