数日前まで予報は“曇のち雨“だった天気が一転、
これ以上ない秋晴れの中、岡山県蒜山高原にある『Old Friends Japan』さんのイベントに参加してきました。
入ってすぐの馬房だったためか、
室内馬場寄りの馬房に居たのはこの馬。
数日前まで予報は“曇のち雨“だった天気が一転、
これ以上ない秋晴れの中、岡山県蒜山高原にある『Old Friends Japan』さんのイベントに参加してきました。
まさかのUターンを決めた我々。
時間的にも余裕ができたので、朝は8時過ぎに旅館を出ました。
自転車を漕ぎだすと、すぐ、
「パンクしてる・・・」
なんと後輪の空気が抜けております。
しまなみ海道は道の駅がレンタサイクルのターミナルになっているので、
そこまで走って交換してもらうのが一番早い、となり
1km先の道の駅を目指しました。(地図⑦の地点)
空気をぱんぱんに入れて、抜ける前にそれ~!
めちゃくちゃ頑張って漕ぎました。
そのかいあって、5分後到着。
ターミナルのおばちゃんに、
「大島からフェリーで今治に行こうと思う(写真A地点)」と伝えると、
「伯方島からもフェリー有るよ~(写真B地点)」と教えてもらい、
完全に日和りまくり、Bから船にのることに。
距離も距離なので、代車はママチャリに変更してもらいました。
(自転車旅の目的が完全に消失・・・)
道の駅でクーポンを使っておみやげも買いました。
ママチャリなので前かごがあるから、大丈夫なのです
快調に伯方島外周道を進み木浦港に10時着。
乗船券を自動販売機で買い、
10時50分発の今治行きフェリーを、の~んびり待っていました。
すると、予定より少し早い時間に船がやってきて
「あんた達、もう乗れないよ!」
なんですとーーー!!!😱
乗船券を買っただけではだめで、先に自転車の乗船手続きをする必要があったらしいのです。
港でボケーと写真を撮っていたらダメだった!!
ここで、色々な計算が頭の中でぐるぐる。
果たして今から陸路を自転車、それもママチャリで戻って、今治に3時に着くのか???
ここにいても埒が明かないので、購入した乗船券を返金しようとすると、まさかの一言が、
「へ?あんたたち今治に行く船に乗るの?ならまだ大丈夫だよ」
(👼神ーーーーっ!)
先程の船は別の島に行く船で(C)、今治行きはまだ来ていないのだそうです。
そういえば、乗っていたのはガチサイクリスト風の方たちばかり。
しまなみ海道の本流は制覇しつくしたので、別ルートを攻めに行く方たちだったのでした。
彼らから見れば
「あのおばちゃん、ママチャリで行くつもりなの?うける!」
と思われてただろうな~
そして、定刻にやってきた船に乗って(乗船客は地元のおじちゃんばかり)
無事今治に帰ってまいりました。
海からの来島大橋はフェリーに乗ったから撮れたレアもの。
残っていたクーポンもお昼ご飯で使い切り、
またまた今治の「喜助の湯」にお世話になりました。
帰りの特急はアンパンマン号。車内アナウンスもアンパンマンでした。
瀬戸大橋からの夕日をみるとは、全くもって予想外でした。
それは、思いもかけないことから始まりました。
1泊につき一人3000円分のクーポンが配布される旅行支援、
伯方島の旅館で配布されたました。
6000円分頂いたものの、”愛媛県”は次の大三島まで。
その先は広島県尾道市です。
クーポンは使いたいけれど、土産を買って手荷物を増やしたくない。
で、取った手が
今治に戻る!
(いいのか、お〜い!)
元々、松山往復のきっぷと初日1泊分のフリーツアーで予約していたため、
今治に戻れば特急券を無駄にすることがなくなります。
損得勘定をしてみたところ、尾道に行かねばならない理由が見つけられず、
引き返すことになりました。
(旅行の主目的を完全に忘れています😆)
ただ自転車で引き返すのも面白くないので、大島からフェリーに乗ることにしました。
翌日、
またも予想外の展開が待っていたのです。
つづく・・・
2日目は今回の目的、しまなみ海道へ。
今治で自転車を借りて、今日は伯方島を目指します。
サイクリストは1日で対岸の尾道まで行ってしまうようですが、
おばちゃん素人サイクリストは無理しません!(笑)
まず最初にやってきたのは来島海峡大橋
この橋、すごく海から高い位置に掛かってます。
よって、橋の上までの上り坂もそこそこありますが、
上ってしまえば快適です。
橋が終わると、下り坂。
あっという間に大島に到着です。
この辺りまでは元気でしたよ、ええ。
今日はこの先すぐだからと、亀老山に上るなんてことさえしなければ・・・
相方の提案で、亀老山展望台へ行くことになったものの、、、
開始3分後には自転車押してました
上ること1時間、そこにはつぶらな瞳の亀がおりました
そして、先ほど渡ってきた来島大橋を見下ろす大パノラマ~
この景色を見たら、疲れも吹き飛ぶ、なんてことは言えません。
ほんとにしんどかった〜。
その影響は体の節々に蓄積してしまうお年頃です
この後、村上海賊ミュージアムを見学&昼食。
村上海賊は和田竜先生の「村上海賊の娘」で予習済み。
予習のかいあって、ミュージアムを堪能できました。やっぱり事前学習大事!
あとは大島橋伯方橋を渡って伯方島入りし、旅館にチェックイン。
翌日の尾道までの道のりに備えることにしました。
この時点までは…
旅館の夕食、魚尽くし、、、
でもね、ゴメンなさい、こんなには食べきれませんでした🙏🙏🙏
松山ですから、お風呂は道後温泉!
旅行2日目、大理高鉄で移動しました。
大理は憧れの地。
大学生のときの中国一人旅でのこと。
帰りの船は、貧乏旅行の必須アイテム鑑真号雑魚寝部屋。
中国国内を貧乏旅行をして来た猛者たちのたまり場です。
そこで同室だった方たちが、口を揃えて
「大理はいい!」
と言っていたので、一度は行ってみたい!と思い、
石林を無視して、大理を旅程に入れました。
確かに、昆明と比べるとかなりの田舎感。
白族独特の家屋が街道沿いにまだまだ残っていて、
昆明の保護された老街とは全く違う趣があります。
タクシーでホテルに向かう間、
そんな悠長なことを思っていたのですが…
行けども行けどもホテルにつかない😥
かな〜り北まで移動させられました😱
湖畔の"リゾート"と称して、
周りになんにもない!
チェックインしてから大理古城に行こうか、なんて絶対できない!
それに突如強風が吹いてきて、
お散歩もまま成らず、
ホテルの食堂でご飯食べて、部屋で映画見るくらいしかやることないのさ。
まぁ、体調あんまし良くないし、
ゆっくり出来ていいけどね。
"大理はいい!"が全くわからないままなのでした。
2日目昼過ぎの高鉄で大理へ移動。
その前に、昆明市内を半日散策しました。
昆明は雲南省の省都、大都会です。
位置的にはかなり南ですが海抜が高いので、過ごしやすく
"春城"と呼ばれています。
その名にふさわしく、市内の至るところに花が咲き、
人もこころなし穏やかな気が…
中心街に行っても我々はお買い物などするはずなく、
ならばと、古い町並みが保存されている「文化街」へ行ってみました。
おそらく50年前はこんな街並み普通だったんだろうなぁ、と思わせる佇まい。
昆明という地方都市でさえ"保存"しないとどんどん消えていくのですね。
中国の発展のスピードは凄まじいです。
昼食を食べ、昆明駅へ移動。地下鉄の出口は駅の南口。
ところが、
南口完全閉鎖中〜!
矢印に案内されて北口までぐるーーっと歩かされました。
地下鉄よ、あれを昆明駅と名乗ってはいかん!
電車待ちのあいだに我々の乗る高鉄は昆明南駅始発ということを発見!
昨日のタクシーのおじちゃんが言うことも間違ってなかったのです。
言うなれば、新幹線のぞみに新横浜から乗るのに、東京駅に連れていかれたようなものだったのでした。
不用意に人を疑ってはいかんなぁ…
さあ、高鉄に乗って、憧れの大理へ移動です!
雲南少数民族村を訪ね、まだ体調が完璧ではないので、
そのまま今日はホテルへ戻ることにしました。
その前に、駅で翌日の高鉄の切符を発行しようと、
少数民族村の入り口に止まっていたタクシーのおじちゃんに、
「昆明駅に行って!」と言うと「高鉄なら、昆明南駅だよん」
と言われたので南駅まで行ってもらいました。
が、
昆明南駅とおーーい!
待て待て、やっぱ昆明駅じゃない?
タクシーにボラれることは無くなったとか調子に乗ってたらこれだ!!😣
でもおじちゃん「高鉄はぜーーったい昆明南駅から出る!」
と譲らない「電話して調べてやる」とまで言うので
昆明南駅で下ろしてもらいました。
窓口で切符を発行してもらうと、
係のお兄ちゃんが何やら言いたそう。
英語の出来る先輩を連れてきて言うことには、
「あなたの切符は昆明駅発だけど大丈夫か?」
とのこと。
ほ〜ら〜!!やっぱ南じゃないじゃん!!
まぁ列車は明日だし、今日確認できたからいいけどさ。
海外フリー旅行は、こういう非効率なことが多々発生するので、面白いっちゃ面白い。
でも、この日は最高気温28℃。
日向はジリジリと熱く、病み上がりにはキツかった😷