30年以上前の浜田省吾の曲。
当時はあまりリアリティを感じませんでしたが、今はリアルな曲となってしまっています。
30年前、彼はこの曲で強いメッセージ…警笛を鳴らしていました。
当時のインタビューで、
「日本は平和だし、世界も今は、ほら、ソ連とアメリカも一時の緊張感ってなくなってきてるでしょう? だけど、これからの戦場っていうのは国境で区切られる戦場ではなくてね、いきなり東京の丸の内のビルが爆破されるかもしれないし、病原菌や自然破壊やそういったことが新しい戦場になるわけで、ある意味では今まで以上に平和な時代ではないんじゃないかなって。あまりシリアスにならないように、書いたつもりですけどね」と、語っています…本当にびっくりです…全て現実に起こってる。
また、反戦や環境問題を歌って世の中が変わると、思いますか?というインタビュアーに、
「歌は僕個人の祈りのようなものです」と。
私も祈ります…。
とてもヘビーな歌詞ですが、メロディはポップで明るくて最高です…さすが省吾さん💝
A New Style War (1986) 作詞・作曲 浜田省吾
地下から地下へ運ばれた爆発物(BOMB)
国家に養われたテロリスト
成層圏に軍事衛生(MILITARY SATELLITE)
It's A New Style War
飽食の北を支えている
飢えた南の痩せた土地
払うべき代償は高く
It's A New Style War
貧困は差別へと 怒りは暴力へと
受け入れるか 立ち向かうか
何処へも逃げ出す場所は無い
It's A New Style War
ひび割れた原子力(NUCLEAR POWER)
雨に溶け 風に乗って
受け止めるか 立ち向かうか
何処へも隠れる場所は無い
It's A New Style War
愛は時に あまりに脆く
自由はシステムに組み込まれ
正義はバランスで計られ
It's A New Style War