スコティッシュ・フォールドのひとりごと

スコティッシュ・フォールドの「ひー(オス・19歳)」とその妹「こっちゃん・11歳」、その飼い主「でれすけ」のブログ

松戸市立博物館 ~公団のダイニング・キッチン~

2008年02月15日 | 「博物館・科学館・動物園」
2ヶ月ぶりの松戸市博物館の記事です。

【前回までのあらすじ】
「団地大好きっ子」のでれすけは、千葉県松戸市にある「松戸市立博物館」に行ってきました。
そこには、公団・常盤平団地がそのまま再現展示してあります。
今まで、ブログ上において、昭和30年代築の「公団団地」の玄関や風呂についてダラダラと紹介してきましたが、今回は、様々なドラマをはらんだ「ダイニング・キッチン」についてのお話しです…。





さて、今回は「公団団地のダイニング・キッチン」です。
この「公団仕様」のダイニング・キッチンは、様々なドラマがあります。

ちなみに、今では一般的な用語である「ダイニング・キッチン」と言う言葉は、「ダイニングルーム」と、「キッチン」をあわせた和製英語で、日本住宅公団(公団)内部で使用され始めた言葉なのです。
(さすが、公団

公団団地が建て始められた昭和30年代初頭、【台所】の流しは一般的に「人造研ぎ石(通称:ジントギ)」という素材で作られていました。
この「ジントギ」、大変割れやすく、食器を落としてしまっただけでもヒビが入ってしまったりしたそうです。
公団団地の中でも、ごくごく初期の団地の流しには、この「ジントギ」製の流しが使用されていましたが、先に述べたような短所があるため、ステンレススチール製の流しを導入することになりました。

しかし、ステンレススチールの流しを設備するには、コスト面、製造技術面、両者に問題がありました。
さらに、当時の公団住宅の標準間取りであった「2DK」。
床面積は13坪、住宅一戸当たりの建設費はおよそ70万円だったのです。
1センチ、1ミリたりとも無駄に出来ない間取り、一円たりとも無駄に出来ない建設費。

これでは、ステンレス流しを標準設置することはできません。
しかし、公団の初代住宅計画部課長の方が先頭となり、ステンレス流しの大量生産に成功し、公団団地の標準装備となったのです!

ちなみに、この辺のお話は、NHKで以前放送されていた「プロジェクトX 挑戦者たち ~妻へ贈ったダイニングキッチン 勝負は一坪・住宅革命の秘密~」でも放送されましたので、興味を持たれた方は、DVD化していますので、是非とも見てください
(…でれすけは別にNHKの回し者ではありませんよ




さて、本題です。

当たり前のように、「ダイニングテーブル」が写っていますが、この当時、ダイニングテーブルはまだ一般的ではありませんでした。
まだまだ「ちゃぶ台」時代の昭和30年代初頭に、公団の2DKの住宅設計の特徴として、食事室と寝室を別にする「食寝分離」が実現されたことがあげられます。

ダイニングキッチンには、ダイニングテーブルが置かれ、従来のご飯と味噌汁の朝食から、「パンとコーヒー」の朝食に変化して行ったのです。

公団の団地により、日本人の生活が「欧米化」したと言っても過言ではありません。(…と、でれすけは思います




これが「公団仕様」のステンレス流しです。

換気扇は付いていませんが、入居者が希望によって取り付けられるようになっています。
換気扇は、コストの面で標準設備にできなかったのです。

おたまなどをひっかけるハードボードもいい感じです
公団の棚は、2段あって、下段は「水きり用」上段は「戸棚」になっていました。
…でも、大体の家庭は、戸棚が高すぎて使用していないんですが







炊飯器と冷蔵庫。

炊飯器…というか「電気釜」といったかんじですが、東芝製のものです。
冷蔵庫は松下製。

冷蔵庫には「栓抜き」がついています!
なんて機能的!!!!!!!!

最近の冷蔵庫も、こういう機能を付けて欲しいものです。



さて、最後になりましたが、ステンレス流しのプレート。
これは結構新しい方の型です。
でれすけの住んでいた団地は、もっと旧式でした。


とにもかくにも、今、みなさんが当たり前のように「ステンレス流し」を使用できるのも、公団の知恵と技術の賜物なのです。

そんなわけで、久々の松戸市立博物館編でした。

(…書きたい事が20%も書けなかった…

足毛ボーボー!!

2008年02月15日 | 「『ひー』のこと」
ちょっと前まで、「ひー」の肉球の間の毛はボーボーでした。

そんな訳で、よくフローリングでつるつる滑ったりしていました。

先日、無事に肉球の間の毛をカットしたのですが、せっかくここまで伸びたのに、記念に残さないのは勿体無いと、断髪式の前に、写真を撮ることにしました。


写真を撮ろうとした瞬間、「ひー」が突然、寝返りを打ったので、マヌケな写真になってしまいました。

そのときに撮れた写真が、今回の写真です…。

猫饅頭?猫団子?

2008年02月12日 | 「『ひー』のこと」
でれすけは、猫が大好きです。

「ひー」のことも、もちろん大好きですが、よその猫さんもたまらなく好きです。

そんなでれすけは、よく「猫関係の雑誌」を読みます。

現在、月刊誌のみならず、数多くの「猫専門」の季刊誌が発売されており、いつも本屋さんに行くと「どれを買おうかなぁ~」と迷ってしまいます。

そのような場合、でれすけは大概、目に付いた雑誌全てを購入してしまいます。

つい先日、いつもの通り、たくさんの猫雑誌を読み比べていたところ、猫関係の用語が統一されていないことに気付きました。

例えば、こんな姿↓



「ぐ~、ぐ~。」



「すやすやすやすや…。」

でれすけは、「ひー」のこのようなポーズが、お饅頭のように見えるので「猫饅頭」と呼んでいました。

調べてみると、猫関係の雑誌のうち、数誌で「猫饅頭」と呼んでいました。

しかし、このポーズをたった1誌だけ「猫団子」と呼んでいる雑誌がありました。

猫に興味の無い人にとって「別にどっちでもいいじゃない!!」と思う話しではありますが、やはり、猫好き同士で会話をする場合、どちらかに統一していたほうが便利だと思うのです。

例えば、

A)「うちの子、しょっちゅう猫饅頭になるのよ!」

B)「あ、それって猫団子のこと?」

…考えただけでも不便極まりないと思うのです。


この話を友人にしたところ、「別にどっちでもいいじゃん。」と冷たくあしらわれたでれすけなのでありました…









新しいおもちゃ。

2008年02月12日 | 「『ひー』のこと」
「ひー」は先日、ばあちゃんに新しいおもちゃを買ってもらいました。

どんなおもちゃかというと、【猫が「袋に入るのを好む」という習性を生かした、「破れない袋」】とでも言いましょうか…。

うまく表現できませんが、スーパーの袋と同じようなカシャカシャとした音がしたり、ところどころ覗き穴があったりと、猫の心を鷲摑みにするような逸品です。

しかし、そのおもちゃの値段は、1500円!!

かなり高いのです…。

でも、高いだけあって、「ひー」も心を鷲摑みにされたようです。






「これ、何だべか?はじめて見るニャ!!」






「穴が開いてるニャ!覗いてみるニャ…」






「こっちはどーなってんのかニャ?」





「入れそうな感じだニャ!」




「もう一回上の穴から覗いて見るニャ!!」




「よし、入って見るニャ!!!!」









「ひょえ~!!何かいるニャ!!!!!!!!!怖い~~~!!」


…実は、でれすけは事前に、中に「ひー」のお気に入りのおもちゃの「ネズちゃん(ネズミのおもちゃ)を仕込んでおいたのです。

それを知らない「ひー」はビックリ!!!!


でも、その後、すぐにネズちゃんであることに気付き、新しいおもちゃで喜んで遊ぶようになりました

音も無く…。

2008年02月09日 | 「『ひー』のこと」
「ひー」は、音も無く突然やってきます。

そのせいで、時々、今回みたいな「見切れた」写真が撮れてしまいます。

最近、「ひー」は、カメラを怖がらなくなったので、撮影中に突然近付いてきたりすることが多くなりました。

そのせいで、なかなか写真がうまく撮れず、困っているでれすけなのでありました…。

雪の後の路面凍結。

2008年02月05日 | 「『ひー』のこと」
先日、東京にも雪が降り、結構積もりました

JRや私鉄各線を始めとする交通網は混乱し、スリップ事故が多発、路面凍結による事故で、死者もでました。

今まで、東京で雪が降ると、このような事故が報道されるのが「当たり前」だと思っていたでれすけでしたが、北海道で3年間暮らしてみて、東京に戻ってみると、「何で今更そんなの報道してるの?」「何で路面凍結してるのに、ピンヒールのブーツ履いてるのよ???」などと、ニュース映像に突っ込みを入れまくるようになっていました。

今回の雪のニュース映像で、「転倒シーン」がかなり流れていましたが、雪国を経験した人から見れば、転んだ人たちみんなが、「そんな靴じゃ滑るに決まってるじゃん!!」「そんな歩き方じゃ滑るに決まってるじゃん!!」という格好や歩き方をしていました。

北海道の冬を完全にナメていて、雪道で転倒、「尾てい骨骨折」をした、マヌケな経験をもつでれすけですが、今は、その苦い経験を活かして雪道は慎重に歩いています


ヘタすりゃ、雪道の転倒で、命を落としかねません。

また、今後も東京に雪が降るらしいです
とにかく、都会の女性には、雪の日&その後の路面凍結をしている期間は、おしゃれよりも「安全」優先にして欲しいと、切に願っているでれすけなのでありました


熟睡。

2008年02月05日 | 「『ひー』のこと」
「ひー」は、熟睡すると、いびきをかきます。

そのいびきの大きさは、人間の大人とほぼ同じくらいの大きさ。

はじめはビックリしましたが、最近は逆に「グーグー」言っていないと、心配になってしまいます。

今日も「ひー」は、「グーグー」言いながら眠っています。

聖橋に「小栗旬」がいた話。

2008年02月03日 | 「『ひー』のこと」
昨日、でれすけは御茶ノ水に行く用事があって、聖橋を渡りました。

いつも、聖橋には多くの人が歩いているのに、昨日に限ってほとんど人が歩いていませんでした。

「なんで人がいないんだろう?」と思っていると、でれすけの前で、10代後半と思しき女子4名が、

「キャ~~~~!!超カッコイイ~~~~~~~~~~!!!」

などとハイテンションで叫びながら、写メを撮影していました。

そんな女子どもに対して、中年男性数名が

「携帯撮影はやめてください!!!!」

などと叫んでいるのです。

「一体何があったのだろう?」

と思って、横をみると、30センチくらいの至近距離に、「小栗旬」という芸能人がいました。
(※ちなみに、その人が「小栗旬」だと分かったのは、家に帰って、芸能関係のニュースを見てからでした。しかも、某芸能人の「元彼」という内容で…。最近の芸能関係に疎いでれすけなのでありました…。)

全く「小栗旬」という芸能人に興味の無いでれすけは、超・急いでいるにも関わらず、交通規制をされたことに物凄く腹を立てていました。

ちなみに、スタッフとかが「貧乏男子」という台本を持っていたので、そのドラマの撮影だと思います…。

この話を友人にしたところ、「え~、いいなぁ!!アンタの変わりに私がその場に居たかったよ~~!!アンタ、馬鹿だねぇ!」などと、かなり罵声を浴びせられました。

「小栗旬、顔は小さいけれど、実際の身長はあまり高くないんだなぁ~。」

というのが、でれすけの感想なのでありました。

多分、そのうちドラマで「聖橋」が写ることでしょう。