今回もまた、
「公団花畑団地」
です。
「もう飽きたよ…。」と言わず、もう暫くお付き合いをお願いします。
北側の階段室側です。
「夫婦喧嘩でもした?それとも家庭内暴力?」
2つの小窓は、浴室とトイレの窓です。
松戸市立博物館の常盤平団地の再現展示では、サニタリー類の小窓は、横にスライドさせて開閉するタイプでしたが、この団地は、外に向かって押して開閉するタイプのようです。
よくみると、木製サッシで、時代を感じます…。
ダストシュート。
階段の踊り場に設置された投入口から生ごみを捨てると、1階にたまる便利な設備。
でも、1階の住民はニオイや害虫の被害を受けるので、すぐに使われなくなった設備。
でも、衛生面に問題の無い団地では、現在でも使用されているそうで、高島平団地に住む友人曰く「今も使っているよ!?」とのことなので、是非見に行きたいと思っている今日この頃のでれすけなのであります…。
階段室入り口。
ポストはあるけど、配電盤はナシ。
配電盤好きのでれすけにとっては、ちょっとガッカリ…。
前回紹介したのは「ベランダ」のあるタイプの住棟でしたが、この団地には「バルコニー」のあるタイプの住棟もあります。
ベランダタイプの住棟のペンキの色は、赤羽台団地みたいな茶色で塗り分けてあるのに対し、ベランダタイプは「公団ホワイト」一色です。
間取りも、こちらの方が広いのです。
写真だと、奥の棟が「ベランダ」、手前の棟が「バルコニー」。
桜と団地と公団仕様の街灯。
ダストシュートが、上までグングン伸びています。
ダストシュートに茶色のパネルが貼られていてちょっとオシャレ♪
58号棟。
規模の大きい団地ですね…。
20棟にも満たない小規模の公団団地に住んでいたでれすけにとっては、はじめて50棟を越える規模の団地を見たときのショックは、非常に大きいものでした。
78号棟には、うさちゃんの絵が描かれています
この反対側の壁には、パンダさんが描かれています
2階建ての1階に商店が入った建物です。
(公団三鷹台団地にも、このような住棟がありました。)
この団地には、移動販売のお店がやってくるようで、続々と団地から買い物客(ほとんど高齢者)が出てきて、買い物をする姿が見受けられました。
窓、窓、窓、窓~♪
こげ茶色のカラーリング。
こげ茶色のカラーリングの棟は、階段室の踊り場も、こげ茶色にカラーリングされていました。
□□□□□□。
…ちょっと共産圏を思い浮かべてしまいますが、芝生や木々があることで、「≒共産圏」とならずに済んでいます。
公団の造園担当の人って、凄い!!!!!
そろそろ日没です。
薄暮の給水塔。
物悲しい…。
公団花畑団地は、今まで行った昭和30年代築の団地の中でも、1位2位を争うくらい、活気のある団地でした。
「まだまだ現役」と言った感じでした…。
以上、公団花畑団地でした
「公団花畑団地」
です。
「もう飽きたよ…。」と言わず、もう暫くお付き合いをお願いします。
北側の階段室側です。
「夫婦喧嘩でもした?それとも家庭内暴力?」
2つの小窓は、浴室とトイレの窓です。
松戸市立博物館の常盤平団地の再現展示では、サニタリー類の小窓は、横にスライドさせて開閉するタイプでしたが、この団地は、外に向かって押して開閉するタイプのようです。
よくみると、木製サッシで、時代を感じます…。
ダストシュート。
階段の踊り場に設置された投入口から生ごみを捨てると、1階にたまる便利な設備。
でも、1階の住民はニオイや害虫の被害を受けるので、すぐに使われなくなった設備。
でも、衛生面に問題の無い団地では、現在でも使用されているそうで、高島平団地に住む友人曰く「今も使っているよ!?」とのことなので、是非見に行きたいと思っている今日この頃のでれすけなのであります…。
階段室入り口。
ポストはあるけど、配電盤はナシ。
配電盤好きのでれすけにとっては、ちょっとガッカリ…。
前回紹介したのは「ベランダ」のあるタイプの住棟でしたが、この団地には「バルコニー」のあるタイプの住棟もあります。
ベランダタイプの住棟のペンキの色は、赤羽台団地みたいな茶色で塗り分けてあるのに対し、ベランダタイプは「公団ホワイト」一色です。
間取りも、こちらの方が広いのです。
写真だと、奥の棟が「ベランダ」、手前の棟が「バルコニー」。
桜と団地と公団仕様の街灯。
ダストシュートが、上までグングン伸びています。
ダストシュートに茶色のパネルが貼られていてちょっとオシャレ♪
58号棟。
規模の大きい団地ですね…。
20棟にも満たない小規模の公団団地に住んでいたでれすけにとっては、はじめて50棟を越える規模の団地を見たときのショックは、非常に大きいものでした。
78号棟には、うさちゃんの絵が描かれています
この反対側の壁には、パンダさんが描かれています
2階建ての1階に商店が入った建物です。
(公団三鷹台団地にも、このような住棟がありました。)
この団地には、移動販売のお店がやってくるようで、続々と団地から買い物客(ほとんど高齢者)が出てきて、買い物をする姿が見受けられました。
窓、窓、窓、窓~♪
こげ茶色のカラーリング。
こげ茶色のカラーリングの棟は、階段室の踊り場も、こげ茶色にカラーリングされていました。
□□□□□□。
…ちょっと共産圏を思い浮かべてしまいますが、芝生や木々があることで、「≒共産圏」とならずに済んでいます。
公団の造園担当の人って、凄い!!!!!
そろそろ日没です。
薄暮の給水塔。
物悲しい…。
公団花畑団地は、今まで行った昭和30年代築の団地の中でも、1位2位を争うくらい、活気のある団地でした。
「まだまだ現役」と言った感じでした…。
以上、公団花畑団地でした
さて、前回に続き、今回も
「公団花畑団地」
についてです。
1964年に入居開始となった公団花畑団地ですが、この団地ができるまで、このあたりは東京郊外の農村でした。
高度経済成長期に入り、区画整備事業が行われると、公団花畑団地を筆頭に、数多くの都営団地や公社団地が建設され、現在では都内でも有数の団地地帯になりました。
しかし、建物の老朽化などにより、この緑豊かで花が溢れる(まさに字の如く!)「花畑団地」も、その役割を、今、静かに終えようとしています。
本当に、この団地の芝生は美しい!
ちなみに、でれすけは今まで「ベランダ」と「バルコニー」という言葉の定義に疎くて、適当に使い分けていたのですが(個人的趣味で公団っぽさが強い「ベランダ」という言葉を好んでいたのですが…。)、でれすけの同級生で、現在、一級建築士をしているユミちゃんが、その違いを教えてくれました…。
この写真のように、壁から出っ張っていないのが「ベランダ」で、前回の「公団花畑団地」の記事に出てきた「ボックス型」のポイントハウスのように、壁から出っ張っているものを「バルコニー」と言うそうです。
(※ なので、過去の記事に出てきた三鷹台団地は「バルコニー」、牟礼団地は「ベランダ」という表記が正しいそうです…。建築素人のでれすけなので、本当に勉強になりました。ありがとうユミちゃん!!)
昭和30年代前半に入居開始となった団地は、50年の時を経て木々が鬱蒼と繁り、ちょっとした「森」になっていることが多いのですが(桜堤や芦花公園、多摩平など)、ここの団地はあまり木が植えられておらず、見通しがよく、明るいイメージがあります。
防犯面では、「森」となった団地と比べて安全なのかもしれませんが…。
やはり、公団団地には「森」がよく似合います。
「庇(ひさし)」のあるタイプ。
前回も書きましたが、ペンキの塗り方が気持ち悪すぎ!!
まるで「蕁麻疹」状態。
塩酸ジフェンヒドラミンなどの抗ヒスタミン薬を皮下注してあげたくなります…。
住棟番号は、公団三鷹台団地と全く同じタイル&字体&カラー。
東側から見たポイントハウス。
遠くに「給水塔」も見えます。
住棟間の間隔がゆったりとしています。
やっぱり、昭和30年代の団地のつくりって、贅沢ですね…。
花畑団地の裏には、「毛長公園」という公園が広がっています。
桜が非常に美しく、お花見スポットとしてお勧めです♪
公団仕様の街灯。
日没まであと僅か。そろそろ活躍する時間帯です。
…しかし、この街灯が活躍する時間は、もう、残り僅かとなりました。
花畑団地は、基本的に北側階段室型の5階建て…が一般的です。
ただ、カラーがエリア毎にちょっとずつ違っていて、団地の規模の大きさを思い知らされます。
…とりあえず、今回はこの辺で。
次回に続きます。
「公団花畑団地」
についてです。
1964年に入居開始となった公団花畑団地ですが、この団地ができるまで、このあたりは東京郊外の農村でした。
高度経済成長期に入り、区画整備事業が行われると、公団花畑団地を筆頭に、数多くの都営団地や公社団地が建設され、現在では都内でも有数の団地地帯になりました。
しかし、建物の老朽化などにより、この緑豊かで花が溢れる(まさに字の如く!)「花畑団地」も、その役割を、今、静かに終えようとしています。
本当に、この団地の芝生は美しい!
ちなみに、でれすけは今まで「ベランダ」と「バルコニー」という言葉の定義に疎くて、適当に使い分けていたのですが(個人的趣味で公団っぽさが強い「ベランダ」という言葉を好んでいたのですが…。)、でれすけの同級生で、現在、一級建築士をしているユミちゃんが、その違いを教えてくれました…。
この写真のように、壁から出っ張っていないのが「ベランダ」で、前回の「公団花畑団地」の記事に出てきた「ボックス型」のポイントハウスのように、壁から出っ張っているものを「バルコニー」と言うそうです。
(※ なので、過去の記事に出てきた三鷹台団地は「バルコニー」、牟礼団地は「ベランダ」という表記が正しいそうです…。建築素人のでれすけなので、本当に勉強になりました。ありがとうユミちゃん!!)
昭和30年代前半に入居開始となった団地は、50年の時を経て木々が鬱蒼と繁り、ちょっとした「森」になっていることが多いのですが(桜堤や芦花公園、多摩平など)、ここの団地はあまり木が植えられておらず、見通しがよく、明るいイメージがあります。
防犯面では、「森」となった団地と比べて安全なのかもしれませんが…。
やはり、公団団地には「森」がよく似合います。
「庇(ひさし)」のあるタイプ。
前回も書きましたが、ペンキの塗り方が気持ち悪すぎ!!
まるで「蕁麻疹」状態。
塩酸ジフェンヒドラミンなどの抗ヒスタミン薬を皮下注してあげたくなります…。
住棟番号は、公団三鷹台団地と全く同じタイル&字体&カラー。
東側から見たポイントハウス。
遠くに「給水塔」も見えます。
住棟間の間隔がゆったりとしています。
やっぱり、昭和30年代の団地のつくりって、贅沢ですね…。
花畑団地の裏には、「毛長公園」という公園が広がっています。
桜が非常に美しく、お花見スポットとしてお勧めです♪
公団仕様の街灯。
日没まであと僅か。そろそろ活躍する時間帯です。
…しかし、この街灯が活躍する時間は、もう、残り僅かとなりました。
花畑団地は、基本的に北側階段室型の5階建て…が一般的です。
ただ、カラーがエリア毎にちょっとずつ違っていて、団地の規模の大きさを思い知らされます。
…とりあえず、今回はこの辺で。
次回に続きます。
さて、今回の団地シリーズは
「公団花畑団地」
です。
この「花畑」という字を見て、
「はなばたけ」
と読んだアナタ、残念ながら不正解です。
正しくは、
「はなはた」
と、読みます。
この、公団花畑団地は、東京都足立区花畑にある、昭和30年代後半に入居開始となった公団団地です。
(※ 前回と同様、現・URを「公団」と表記しています。)
花畑団地は、埼玉県草加市と足立区の境界にある団地で、団地の目の前を流れる毛長川を越えると、そこはもう埼玉県…という場所にあります。
アクセスは…というと、亀有駅などから東武バスが出ています。
…というか、バスかタクシーくらいしか、交通手段がありません。
なので、団地マニアの皆さんが、花畑団地に巡礼に訪れる際は、バス共通カードかパスモを準備しておきましょう。
この団地も、とうとう建て替えが決定し、続々と住民の退去が始まっています。
この、緑豊かな素晴らしい団地を拝めるのも、あと僅かとなりました。
まだ、「花畑団地」に巡礼に訪れていない団地マニアの方は、お早めにどうぞ。
まずは、案内板です。
左の案内板は、比較的新しいものですが、右の案内板は、かなり年季が入っています。
無理矢理「UR」のシールを上から貼っているのが、なんともあずましくない…。
団地巡りをしていると、未だに「公団」表記のままの案内板に出くわすことが多々あるのですが、そういった「年代モノ」に出会うと、何だか嬉しくなってしまいます。
団地の南側です。
みてください!!この広々とした美しい芝生!!
絶対に現在の「高層マンション」では、見られない光景です。
桜と団地。
美しすぎます…。
基本的に、ここは北側に階段室があるタイプの団地です。
階段室側。
歩車分離が徹底されていて、住棟の前まで、小道が伸びています。
ここの団地は庇(ひさし)のあるタイプの団地です。
住棟番号は、黒のタイルで書かれています。
壁のペンキの塗り方が、ちょっと気持ち悪い…。
どうせなら、全体をしっかりと塗ったらいいのに…。
花畑団地の見所は、何と言っても「ボックス型」の「ポイントハウス」。
以前、「スターハウス」という「ポイントハウス」を紹介しましたが、今回は、それとは異なる「ボックスハウス」という形です。
千葉県にある高根台団地が、ボックスハウスがたくさん建てられている団地として有名ですが、この、花畑団地にも、ボックスハウスが存在します。
団地のランドマーク的存在は、やっぱり「給水塔」。
花畑団地の給水塔は、白亜の塔…って感じです。
自転車置き場。
昔、でれすけが住んでいた団地のと同じものだったので、つい、懐かしさのあまり写真に納めてしまいました…。
とりあえず、花畑団地の概要でした。
次回は、花畑団地の詳細についてです。
ゴールデンウィーク休み無しのでれすけなので、続きがいつになるか分かりませんが…。
「公団花畑団地」
です。
この「花畑」という字を見て、
「はなばたけ」
と読んだアナタ、残念ながら不正解です。
正しくは、
「はなはた」
と、読みます。
この、公団花畑団地は、東京都足立区花畑にある、昭和30年代後半に入居開始となった公団団地です。
(※ 前回と同様、現・URを「公団」と表記しています。)
花畑団地は、埼玉県草加市と足立区の境界にある団地で、団地の目の前を流れる毛長川を越えると、そこはもう埼玉県…という場所にあります。
アクセスは…というと、亀有駅などから東武バスが出ています。
…というか、バスかタクシーくらいしか、交通手段がありません。
なので、団地マニアの皆さんが、花畑団地に巡礼に訪れる際は、バス共通カードかパスモを準備しておきましょう。
この団地も、とうとう建て替えが決定し、続々と住民の退去が始まっています。
この、緑豊かな素晴らしい団地を拝めるのも、あと僅かとなりました。
まだ、「花畑団地」に巡礼に訪れていない団地マニアの方は、お早めにどうぞ。
まずは、案内板です。
左の案内板は、比較的新しいものですが、右の案内板は、かなり年季が入っています。
無理矢理「UR」のシールを上から貼っているのが、なんともあずましくない…。
団地巡りをしていると、未だに「公団」表記のままの案内板に出くわすことが多々あるのですが、そういった「年代モノ」に出会うと、何だか嬉しくなってしまいます。
団地の南側です。
みてください!!この広々とした美しい芝生!!
絶対に現在の「高層マンション」では、見られない光景です。
桜と団地。
美しすぎます…。
基本的に、ここは北側に階段室があるタイプの団地です。
階段室側。
歩車分離が徹底されていて、住棟の前まで、小道が伸びています。
ここの団地は庇(ひさし)のあるタイプの団地です。
住棟番号は、黒のタイルで書かれています。
壁のペンキの塗り方が、ちょっと気持ち悪い…。
どうせなら、全体をしっかりと塗ったらいいのに…。
花畑団地の見所は、何と言っても「ボックス型」の「ポイントハウス」。
以前、「スターハウス」という「ポイントハウス」を紹介しましたが、今回は、それとは異なる「ボックスハウス」という形です。
千葉県にある高根台団地が、ボックスハウスがたくさん建てられている団地として有名ですが、この、花畑団地にも、ボックスハウスが存在します。
団地のランドマーク的存在は、やっぱり「給水塔」。
花畑団地の給水塔は、白亜の塔…って感じです。
自転車置き場。
昔、でれすけが住んでいた団地のと同じものだったので、つい、懐かしさのあまり写真に納めてしまいました…。
とりあえず、花畑団地の概要でした。
次回は、花畑団地の詳細についてです。
ゴールデンウィーク休み無しのでれすけなので、続きがいつになるか分かりませんが…。
最近の「ひー」のマイブームは、「一人かくれんぼ」。
勝手に隠れて、自分の気が済んだら、隠れていた場所から勝手に出てきます。
先日、寝室の洋服掛けの裏を何気なく覗いてみたところ、「ひー」がかくれんぼをしていました。
「ひー」は、「見つかっちゃった!!」という顔をして、のそのそと出てきたのでありました…
勝手に隠れて、自分の気が済んだら、隠れていた場所から勝手に出てきます。
先日、寝室の洋服掛けの裏を何気なく覗いてみたところ、「ひー」がかくれんぼをしていました。
「ひー」は、「見つかっちゃった!!」という顔をして、のそのそと出てきたのでありました…