年末も近付いてきたこの時期、
会社員の方、受験生、その他モロモロの皆さん、多くの人たちが残業やら徹夜続きで「
寝不足」になりやすくなる、といわれています
先日、でれすけの職場を受診した
ニューハーフのスナックのママも、「世の中、
不景気、不景気とは言いつつも、この時期は
忘年会で【かきいれ時】なのよ~
だからね、閉店時間が延びちゃったりして、もう、毎日
徹夜なの~
」…と言っていました
しかし…
そんな
寝不足が、日中、
思いがけない事故に繋がってしまうこともあります
以前、スペースシャトル・チャレンジャー号が
爆発事故を起こして、多くの宇宙飛行士が亡くなった…という、痛ましい事故がありました
(この事故を覚えている人は、結構年齢行ってるかも(笑))
なんと、この事故の原因は、エンジニアの
寝不足
エンジニアが、
ちゃんと寝てれば事故は防げたとすら言われているのです
そのため、
大人であっても、
正しいお昼寝方法で
お昼寝をすることが大切です
ひー:「おいらは
一日中、好きな場所で
お昼寝してるニャすけどね
」
さてさて、若い頃は「
寝不足なんて気にしない~
」という方も多かったことと思いますが、ある程度の年齢に達すると、結構、体もきつくなってきますよね…
実は、
寝不足が続くと、「
免疫力が低下する」「
うつ病が増える」「
肥満が増える」「
高血圧になる」「
糖尿病や高脂血症が増加する」「
死亡率が上昇する」…と、まぁ、
百害あって一利無しなのです
人間の
体内時計(難しく言うとサーカディアン・リズムってヤツです)は、
25時間なので、
睡眠リズムは、些細なきっかけで、あっという間に
狂ってしまいます
そんな状況を打破するのに効果的なのが、「
日中の短時間の仮眠」
平日の 短い昼寝で 午後すっきり (読み人知らず)
…これが鉄則です
ひー:「おいらは毎日
だらだらと寝てるニャす
」
そんな「ひー」は置いといて…
昼寝はかしこく、平日の昼寝は
15~30分以内に留めることが大切です
特に、社会人や学生の場合は、
昼休みに15分寝るだけで、午後の
作業能率が
仮眠無しの場合に比べて
2倍以上になるという医学論文も発表されています
その際、
昼寝をする前に、
カフェインが入っている飲み物(
コーヒー、緑茶、紅茶)を飲むと、
すっきり目覚められると言われています
実は、
カフェインが
効果を現すのは、摂取してから
30分後なのです…
そのため、寝る前にカフェインを取っておけば、目覚めるときに効き初めて、
すっきり起きられるという訳なのです
ちなみに、
カフェイン含有量の目安は、
コーヒー:60mg/100ml
紅茶:30mg/100ml
緑茶:20mg/100ml
程度です
逆を返せば…
夜、寝る前に
ペットボトルの緑茶などを飲むと、
寝つけなくなり、不眠の原因になる可能性もあります
ひー:「おいらの辞書に『
不眠』という文字はニャイにゃ
」
うまくお昼寝を活用して、
午後もすっきり元気に過ごしましょう