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公聴会で質問した女性検事の分析

2018年10月01日 | 日記

検事さんがフォード氏の一連の証言や言い分について分析した
書面を共和党所属の上院議員あてに提出したようだ。

多分、彼女の仕事ぶりに対する批判を考慮してではないかと推測する。
名誉回復のためである。

些細なことを細かく質問していた理由がわかる。
大雑把に言うと、言うたびに言うことが違うという感じだ。

不審点は、35年前のことは別にして2012年のセラピーについては
証拠があるわけだがなぜか提出してない。
また2012年のセラピーで初めて名前をカバノーと夫にいったということだが、
(2011年の段階では夫に加害者の名前はいっていない)
もし共和党のロムーニー氏が大統領に当選した場合には
カバノーが最高裁判事に指名されるのではいうような噂があったということのようだ。
カバノー氏は優秀なひとらしい。
また、飛行機での旅行のことをしつこく質問していたのは、公聴会の日程が遅れた理由として
PTSDのために飛行機に乗れないからと主張していたらしい。
が実際は飛行機を使ってしばしば旅行などしていた。またワシントンでの公聴会には
飛行機できていた。
事件後どのようにして家まで帰ったかについてもいろいろ質問していた。
車で20分ほどということだが、どのようにして車を呼んだか、
誰が運転したかも覚えていないというのも確かにおかしい。
当時は携帯電話などないのである。

などなどである。

ということで、刑事事件として立件できないだけでなく、民事の水準ですら
立証できていないということらしい。

結局、政治的な動きというわけだ。

 

フォード氏の動機はわからないが、人間というのはコワイと思う。
また、テレビの視聴者もちょっとおかしいかなと思っても、そもそも公聴会に出席し、
ある意味堂々と落ち着いてときには感情を表すことがある、そういうシーンを
みるだけで信用してしまう。こういうのもコワイ。

「事実は小説より奇なり」とはよく言われることだ。
人生勉強にはなる。