喜寿から始まる

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大筋をみると細部をみる

2018年10月16日 | 日記

恐らく何でもそうだと思うが、事件処理の場合もまずは大筋を
見ることである。

ところが、大筋を見るには細部をみることが絶対に欠かせない。
漫然と筋があるわけではない。無数の分岐点がある。
分岐点の中には、方向を決定的に変えるものとそうでないものがある。
決定的な分岐点を見逃すと大筋を見間違えることになる。

この分岐点というのは、決定的なものであるにも関らず、注意、集中
していなければ見逃すほど小さなものなのである。
勿論、重要な細部を見逃さないよう常に意識し注意していると、徐々に
慣れてきて、本能的にわかるようになる。

大筋を正しく見るためには、みんなが気付かないような細部が見える
ことである。
いいかえれば、細部が見えない者には、大筋が見えないというわけである。

大筋という塊の一本の線があるのでなく、微小な粒でできた線なのである。

この世の中の現象は、こういう矛盾から成り立っている。
そういう目でもって、いろんなものを見直してみると、重要な粒が見えて
来るようになる。
大筋も正しくみることが出来るようになる。