亡きお爺様から勝手に引き継いだ沖永良部島のご先祖調査ですが、本格的に調査を始めてから、そろそろ1年が経過しようとしています。
このブログに、調査記録や調査の過程で私自身が知った歴史などを記録し始めてからは半年ほどになります。
たくさんの関連図書、研究家の先生方の論文、郷土史料などを読みまくり、ネットでの情報収集、親族や関係者の方々からのご協力による情報、お爺様の書からの情報など、様々なところからの情報収集により、実に色々なことが分かってきました。日々の生活の中で家族にもシェアすることが多くなり、小学生の子供も大変興味を持ってくれるようになりました。
子供って凄いですね。本人に直接話しているわけではない時でも、側で大人同士で話していたらしっかり内容を聞いて、理解しているようです。
個別に説明をすると、「それ知ってるよ」なんて言われることも多々です。
そんな子供の夏休みが近づいてきていたので、せっかく私がご先祖調査をしているのだから、この夏休みの自由研究に何かご先祖様をテーマにして取り組めたらいいなと、うっすらぼんやり考えていたところ、小学5年生の娘がとっても素晴らしい質問をしてくれました。
「沖永良部のご先祖様のお墓はどうして本土のお墓と形がちがうの?」
これはいける!テーマは「お墓」で決まりです!
娘の学校では、高学年の自由研究テーマは、算数・理解・社会から選ぶことができます。「お墓」でしたら、社会でいけそうです。
ということで、夏休みに入る前から少しずつ課題に着手しました。
当家のお墓といえば、チュラドゥールです。自由研究ですので、色々と調査事項をまとめていかなければなりませんが、堅苦しいレポートだけでは味気ない。写真添付だけでは臨場感に欠け、琉球式の美しいチュラドゥールが伝わりにくい、、、
これはもう作るしかありませんね!
ジャジャ~ン!
昨日、出来上がりました!!!
近所でお世話になっているアトリエの先生にご指導を頂きながら、親子で完成させました!
全体です。左右の林も作り、緑豊かなチュラドゥールを再現です。
林の木々の葉は、メラミンスポンジを加工して作った力作です!
石積の壁は、発砲スチロールを使い、そのプチプチがちょうど石積に見えるのです。
グレーで色付けしました。
前面にある日本式墓石も古い感じを出して作れました。
素材はこちらも発砲スチロールなんですよ。
骨壺も小さいのを蓋つきで紙粘土で作成し、色付けしました。
一番目の門から一直線に納骨堂の扉を開けると中が見えます。
思った以上に素晴らしい出来だったので、大満足なのですが、、、
しかし、これは展示の一部なんですよね。本題のレポートはこれから娘と相談しながら着手します。
ご先祖様もきっと応援してくれていると思いますので、娘に頑張ってもらいます♬