今夜はとても嬉しいことがありました。
当家の屋号上花城の2代目である池悦が、隠居して佐久間という場所に移って暮らしていた時にできた子供たちの子孫になるSさんとお電話でお話をすることができたのです。
池悦は1698年生まれのご先祖さまですので、約330年ほどの時を経た親族との再会となったわけです。
Sさんとの出会いは、当家と養子や婚姻などで親戚関係になるO家の方の紹介でした。O家の方とも別の親族からの紹介での出会いです。
こうしてご先祖調査をやっていると、親族や関係者からのご紹介で、どんどん出会いが増えて親戚の繋がりが広がっております。本当に有難く嬉しいです。
Sさんのお宅も当家と同じ宗家です。分家になられて以降は、本拠地の内城から出て仁志という地区で暮らしていらしたそうです。もちろん世之主の子孫であることなどは代々聞かれてご存じでいらしたそうですが、どこでどのように本家に繋がっているのかが分からなかったそうで、こちらからの情報提供で繋がりがわかり大変喜んでおられました。
私のこれまでの調査の中での情報が、先祖探しのお役に立てたことは大変光栄です。ご先祖調査の最終目標の世之主までの繋がりにはまだまだ到着出来ていませんが、その途中の子孫を繋げる役割を担えていることには、大変な喜びを感じております。
そしてSさんからは意外な情報を頂くことができました。
私がお爺様さまの長男である一雄叔父から以前に聞いた話なのですが、もう覚えていないくらいにずっとずっと昔に、倉敷あたりに住んでいる女性(当時おばさんだった)からお手紙を頂いて、会いに行ったことがあったのだそうです。そのおばさんが誰なのかはもう全く覚えていないが、たぶん親戚で、とにかく世之主や宗家について知りたいということで会いに行った覚えがあると。
いったいこの女性は誰なんだろう?
倉敷にいる女性?
お爺さまの記録にはそのような話は書かれていませんでしたので、謎の女性であったわけです。
ところがなんと、謎の女性はこのSさんのお父様の妹さんにあたる方だったと判明したのです。
Sさんがご先祖のことを知りたくて倉敷の叔母さんを訪ねたときに、この話を聞いていらしたのです。
なんという巡り合わせ。先祖探しはいろいろなところで繋がっていきますね。
離ればなれになっていた親族がつながっていく喜び。目標のご先祖さまにつながることと同じくらいに嬉しいことです。まだまだ調査は続きますので、その間にどれくらいの親族の方々と繋がっていけるのか、それも楽しみの1つになりました。
やっぱりご先祖調査は楽しいですね!