まったりと4本も見てしまいました。。
【Promise】
幼いころ、貧しさから抜け出せるのなら、真実の愛を放棄すると神に約束した少女と神から俊足を与えられた奴隷の青年がいた。そして無敗の将軍は、一筋の涙でおのれは破滅すると神に告げられる。その3人が出会ったとき、神との約束を揺るがす力が動きだした…。 『さらば我が愛/覇王別姫』のチェン・カイコー監督によるオリエンタルアクション。真田広之(日本)、セシリア・チャン、ニコラス・ツェー(香港)、チャン・ドンゴン(韓国)などアジアのスターを結集させて、壮大な映像とドラマティックなストーリーで練り上げたゴージャスな大作だ。泥臭いアクションとロマンティックなシーン、対極にあるシーンがお互いをうまく引き立てている。役者たちも熱演だが、中国の伝説をスクリーンというキャンパスに力強く描ききった監督の力業が圧巻。有無をも言わさぬ迫力に満ちた作品だ。
とんだB級映画だと思いましたが。。
ヒロインの顔がいまいちキライです。チェンツィーなら。。。
【ペイチェック】
極秘プロジェクトに参加し、その間の記憶を消して多額の報酬を得ていたコンピューター・エンジニアのマイケル。だが約100億円の報酬を得られるはずの大仕事を終えた彼に残されたのは、意味不明なガラクタだけ。しかもガラクタを送りつけたのは自分自身で、さらに何者かに彼は命を狙われていた。一体なぜ? はたして記憶を失った間に、どんな出来事が彼の身に起きたのだろうか!?
『ブレードランナー』で有名なフィリップ・K・ディックの短編小説の映画化だが、監督が『M:I-2』『フェイス/オフ』のジョン・ウーだけにSF色よりは圧倒的にアクション色の濃い作品となったのがポイント。得意のバイク・チェイスや向かいあって銃を向ける様、ハトの登場など、ウー監督らしい画が炸裂するサスペンス・アクションに仕上がっている。
やっぱ、ベンはぱっとしませんね。。
アクションはさすがのジョンウーでした。。
【ハイウェイマン】
女性ばかりを車で轢き殺す連続殺人犯。妻が犠牲となったレニーは、2年後、ようやく犯人に接近し、復讐の機会を待つが、その犯人は新たな標的である女性モリーを執拗に狙っていた。ロバート・ハーモン監督が、代表作『ヒッチャー』と同様、車を凶器に描くアクション・スリラー。妻への復讐心だけでなく、モリーの命を守ることになるレニーの、決死の攻防が描かれる。
標的に狙いを定め、一気に突進。殺人マシンのような車の動きが、リアルな恐怖となって迫ってくる映像は『ヒッチャー』を彷彿。さらに今回は、車同士がハイスピードで走行しながらのバトルにより、新たな迫力が生み出された。映像のトーンはダークでスタイリッシュを意識。義手で運転する殺人犯の不気味な容貌も、『羊たちの沈黙』に連なるサイコキラーを連想させ、スリルを倍増する。ただ、多くの作品の寄せ集め的な印象が拭えないのは事実。レニー役のジム・カヴィーゼルは、本作のように怪しげな存在感を放つ主人公にはうってつけで、彼の個性が存分に堪能できる。
めちゃくちゃマニアックです。。でも、ヒロインがかわいいのでOK.
【レイ】
ジョージアの貧しい家庭に生まれたレイは、少年時代に緑内障で視力を失うが「施しは受けず、自分の足で立って生きなさい」という母の教えを胸に、17歳でシアトルのクラブでデビュー。盲目の天才と呼ばれ、レコード会社と契約。ゴスペルとR&Bをミックスさせたソウルミュージックでスーパースターになる…。
故・レイ・チャールズの半生を『愛と青春の旅立ち』のテイラー・ハックフォード監督が演出した音楽満載の自伝映画。レイを、本人直々の指名を受けた『コラテラル』のジェイミー・フォックスが、自分自身を消し去ってしまったかと思うほど、レイ・チャールズになりきり、彼の魂が乗り移った爆発的パフォーマンスを披露。またドラマはソウルの神様レイだけでなく、女性にだらしない一面や薬物中毒、厳しいビジネスマンの顔もつづり、レイ・チャールズ本人を奥深いところまで描いているのもじつに興味深い。しかし圧巻はやはりライブ。年代ごとに披露される名曲の数々は、当時のレイの心情にリンクしたもの。この曲の背景には、こんなことがあったのか…と新たな発見に驚き。映画を見たあと必ずやサントラもじっくり聴き、レイの声にひたっていたくなること絶対だ。
音楽といいストーリーといいこれは、おすすめ。。
今週末のぴか一でした。。
【Promise】
幼いころ、貧しさから抜け出せるのなら、真実の愛を放棄すると神に約束した少女と神から俊足を与えられた奴隷の青年がいた。そして無敗の将軍は、一筋の涙でおのれは破滅すると神に告げられる。その3人が出会ったとき、神との約束を揺るがす力が動きだした…。 『さらば我が愛/覇王別姫』のチェン・カイコー監督によるオリエンタルアクション。真田広之(日本)、セシリア・チャン、ニコラス・ツェー(香港)、チャン・ドンゴン(韓国)などアジアのスターを結集させて、壮大な映像とドラマティックなストーリーで練り上げたゴージャスな大作だ。泥臭いアクションとロマンティックなシーン、対極にあるシーンがお互いをうまく引き立てている。役者たちも熱演だが、中国の伝説をスクリーンというキャンパスに力強く描ききった監督の力業が圧巻。有無をも言わさぬ迫力に満ちた作品だ。
とんだB級映画だと思いましたが。。
ヒロインの顔がいまいちキライです。チェンツィーなら。。。
【ペイチェック】
極秘プロジェクトに参加し、その間の記憶を消して多額の報酬を得ていたコンピューター・エンジニアのマイケル。だが約100億円の報酬を得られるはずの大仕事を終えた彼に残されたのは、意味不明なガラクタだけ。しかもガラクタを送りつけたのは自分自身で、さらに何者かに彼は命を狙われていた。一体なぜ? はたして記憶を失った間に、どんな出来事が彼の身に起きたのだろうか!?
『ブレードランナー』で有名なフィリップ・K・ディックの短編小説の映画化だが、監督が『M:I-2』『フェイス/オフ』のジョン・ウーだけにSF色よりは圧倒的にアクション色の濃い作品となったのがポイント。得意のバイク・チェイスや向かいあって銃を向ける様、ハトの登場など、ウー監督らしい画が炸裂するサスペンス・アクションに仕上がっている。
やっぱ、ベンはぱっとしませんね。。
アクションはさすがのジョンウーでした。。
【ハイウェイマン】
女性ばかりを車で轢き殺す連続殺人犯。妻が犠牲となったレニーは、2年後、ようやく犯人に接近し、復讐の機会を待つが、その犯人は新たな標的である女性モリーを執拗に狙っていた。ロバート・ハーモン監督が、代表作『ヒッチャー』と同様、車を凶器に描くアクション・スリラー。妻への復讐心だけでなく、モリーの命を守ることになるレニーの、決死の攻防が描かれる。
標的に狙いを定め、一気に突進。殺人マシンのような車の動きが、リアルな恐怖となって迫ってくる映像は『ヒッチャー』を彷彿。さらに今回は、車同士がハイスピードで走行しながらのバトルにより、新たな迫力が生み出された。映像のトーンはダークでスタイリッシュを意識。義手で運転する殺人犯の不気味な容貌も、『羊たちの沈黙』に連なるサイコキラーを連想させ、スリルを倍増する。ただ、多くの作品の寄せ集め的な印象が拭えないのは事実。レニー役のジム・カヴィーゼルは、本作のように怪しげな存在感を放つ主人公にはうってつけで、彼の個性が存分に堪能できる。
めちゃくちゃマニアックです。。でも、ヒロインがかわいいのでOK.
【レイ】
ジョージアの貧しい家庭に生まれたレイは、少年時代に緑内障で視力を失うが「施しは受けず、自分の足で立って生きなさい」という母の教えを胸に、17歳でシアトルのクラブでデビュー。盲目の天才と呼ばれ、レコード会社と契約。ゴスペルとR&Bをミックスさせたソウルミュージックでスーパースターになる…。
故・レイ・チャールズの半生を『愛と青春の旅立ち』のテイラー・ハックフォード監督が演出した音楽満載の自伝映画。レイを、本人直々の指名を受けた『コラテラル』のジェイミー・フォックスが、自分自身を消し去ってしまったかと思うほど、レイ・チャールズになりきり、彼の魂が乗り移った爆発的パフォーマンスを披露。またドラマはソウルの神様レイだけでなく、女性にだらしない一面や薬物中毒、厳しいビジネスマンの顔もつづり、レイ・チャールズ本人を奥深いところまで描いているのもじつに興味深い。しかし圧巻はやはりライブ。年代ごとに披露される名曲の数々は、当時のレイの心情にリンクしたもの。この曲の背景には、こんなことがあったのか…と新たな発見に驚き。映画を見たあと必ずやサントラもじっくり聴き、レイの声にひたっていたくなること絶対だ。
音楽といいストーリーといいこれは、おすすめ。。
今週末のぴか一でした。。