陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

あるものを賢く、永く愛用していく

2022-11-13 | 自然・暮らし・天候・行事

リユース、リデュース、リサイクル。SDGs時代のキーワード。
断捨離でミニマリストを気どっている私ですが、捨てるか、捨てまいかの境界はいつも悩みます。

会社でつかうハンコ。ゴムが崩れて読み取りづらくなり、インクが飛んで伝票が汚くってしまいがち。得意先に出す請求書に押す判も見た目が悪い。思い切って新調することにしたら、キレイな文字で残るで経理作業もはかどります。お金が絡む書類のものですから、新しい方がよいのです。

その一方、まだ使えるものはその使い道をしっかり考えてあげるのも大事。
以前記事にしましたが、机の中から大量に出てきた鉛筆はぎりぎりの長さになるまで使いきっています。どこでも削れるように、シャープナーをあちこちに置いています。

最近、延命できたのがパソコン。
ノートパソコンのレンジと呼ばれる、キーボードとディスプレイとの接続部分が片側だけはずれかけ、開くたびに嫌な音がして、外装が割れそうになっていました。いつも恐々開いているのだけども、データが大丈夫なのか心配でしかたがないわけで。

これを壊したのは、パソコンの後ろにある棚に置いた帳簿がズレ落ちて、なんどもパソコンへ衝撃を与えてしまったからでした。動作がおかしくならなかったのが幸い。

そこで、ディスプレイの額縁みたいな部分をマスキングテープで仮止め。それだと目だたしいので、テープを黒マジックで塗りつぶしましたら、目立たなくなりました。もちろん、パソコンの色が黒だから。

ノーパソはもともと片手で開けることが多く、利き手がわのほうに負荷がかかって、接続部分が壊れやすい性質があるらしい。最近のノーパソはこの接続部分を以前みたいに長め針金棒を通して頑丈に作らず、二箇所だけの短めのレンジにして、軽量化しているので、壊れやすくなっているようです。

この接続がずれて、ディスプレイのなかの液晶画面が鏡みたいに丸見えになっているので。
いっそこのこと、この夏はパソコンの買い替えとも思いましたが。本体のハードディスクがいかれたわけでもないので、出費が惜しかったわけですね。

と同時に、パソコン裏の本棚から重いファイルが落ちてこないように、置き場所を変えました。
ほんとうはパソコン用のデスクがもうひとつほしいところではありますが。

頻繁に生じるということは、作業環境に問題があったことの証。パソコンが致命的なダメージをうけるまで、なだれ落ちてくるのを放置しなくてよかったのです。

社保料やら雇保料の上昇で給与手取りが減り、さらには光熱費や生活費のかさむ時期ですから、活用できるものはうまく活用し、夏をうまく乗り切りたいものです。

(2022/08/12)




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