映画化されて評判になったマンガなので
マンガ好きとしては、一回は目を通しておかなければと思い
マンガ仲間にお借りしました
<ストーリー>
ある夜、池でボートに乗っていた菊名和音(カズオ、あだ名は“ワオ”)は
野球のボールを捜しに来た小学生成瀬うたと出会います
ワオは音大を目指す浪人生
耳だけはすばらしく良いのですが、ピアノの腕は今一で
同じ音楽教室の仲間に気おされて、少々焦り気味
一方のうたは、ただの野球好きの小学生かと思いきや
音楽の天才で、今は亡き天才ピアニスト成瀬光一郎の娘
ワオはうたのピアノに衝撃を受け、彼女にピアノを習い始めますが
うたは野球に夢中で、ピアノは二の次です
が、、、野球で突き指した指を庇いながらも、
コンクールで難曲を弾きこなした天才を周囲が放っておきませんでした
ワオはうたのおかげで無事大学に入れ、
音楽への道に目覚めていきます
一方、うたの天才は世界的ピアニストから代役を任される程に認められ
コンサート活動に忙しくなっていきます
が、しかし!
順調に見えたうたに始めての挫折が訪れます
自分の体中でせみが鳴いていると感じ
突然、コンサート中に急に倒れたうた!
心配してパリまでやってきたワオの目の前で
マスコミのフラッシュをあびたうたは
吐いてしまい、「頭にさわらないで」と叫びながら気を失ってしまいます
医者の診断はメニエール症候群!
音を失った失意のうたに光を投げかけたのは
耳の聞こえない子供たちでした
“音を体で聞く”と言う原点に戻って、初めてうたは理想の音を見つけます
父親の使っていたスタインウェイを取り戻したうたは
いろんな人への思いを乗せて復帰コンサートへ臨むのでした
静寂の中に、一筋の音楽が聞こえそうなラストシーンで「完」
感動のラストシーンでした。。。
たった4巻の中にストーリーを詰め込みすぎという感じでしたけど
このラストがすべてを盛り上げてくれました!
ただ、前半部分の野球の話は余計なんじゃないかなぁ。。。
打球の音で球の落ちる場所が判断する、って言うのはともかく
目をつぶって音だけでヒットを打つとか
プレートを蹴る音で球種を判断できるとか
少々、やり過ぎ?
うたが「ドカベン」の殿馬のようで。。。
音楽マンガだよね、これ?
野球の部分は、サラッと終わらせて
最後の神童の苦悩の部分にもっと焦点を当てて欲しかったです
ラストで、あまりにも簡単に理想の音に到達した所
少々物足りないものがありました
もう一つ、それに関連して言えば
ワオに失恋したうた
こう時にこそ、人間は成長するもののはず
もっと深くうたの心理を描けなかったのでしょうか?
それとも、青年マンガにそこまで要求するのは無理なのかなぁ?
失恋にしろ、メニエール症候群にしろ
神童があまりにも神童で
天才ゆえの悩みとか、心の成長とかに全く触れられていない
たった、4巻という制約はあるにしろ
うたの心の内面が描ききれていなくて
“え?これで終わり?”
って、感じさせるあっけなさが勿体無いです
ただ、「のだめ」の時も感じるんだけど
私にクラシックの素養があれば、また違った風に感じるのかもしれません
全編にちりばめられた何とか協奏曲とか
誰々のピアノソナタ第○番×長調とか。。。
??????
各巻末にBGMの曲名が載っているんですが
音楽オンチには全くの暗号です!
これを読んで、音楽が頭の中を流れていく方
マジでソンケーいたしますわ~
音楽のわかる方の感想を是非聞きたいです~
さて、全く判らないのも悔しいので
ラストシーンで取り上げられた一曲、ショパンの「舟歌 嬰ヘ長調 Op.60」を
検索して聞きました
http://www.h2.dion.ne.jp/~hkm_yawa/kansou/sindou.html
高音部の繊細なピアノの音が船に当たる水音
力強い主旋律は風をはらんで動き出す帆船か
オールで漕ぎ出すシーンでしょうか。。。
綺麗な曲ですね~
でも、コンサートでこれを聞いても
きっと途中で寝てしまうようだろうなぁ。。。
(実際に寝たことがある人です~)
ところで、このマンガには全く関係ない話だけど
メニエール症候群。。。
タイガースファンなら知ってますよね
広澤コーチがメニエール症候群だって!
ストレスが一番良くない病気なのに。。。
今のタイガースの成績ですからね~
新任コーチは、きっといっぱいストレスを溜め込んでいたんだろうなぁ
お気の毒に。。。
マンガ好きとしては、一回は目を通しておかなければと思い
マンガ仲間にお借りしました
<ストーリー>
ある夜、池でボートに乗っていた菊名和音(カズオ、あだ名は“ワオ”)は
野球のボールを捜しに来た小学生成瀬うたと出会います
ワオは音大を目指す浪人生
耳だけはすばらしく良いのですが、ピアノの腕は今一で
同じ音楽教室の仲間に気おされて、少々焦り気味
一方のうたは、ただの野球好きの小学生かと思いきや
音楽の天才で、今は亡き天才ピアニスト成瀬光一郎の娘
ワオはうたのピアノに衝撃を受け、彼女にピアノを習い始めますが
うたは野球に夢中で、ピアノは二の次です
が、、、野球で突き指した指を庇いながらも、
コンクールで難曲を弾きこなした天才を周囲が放っておきませんでした
ワオはうたのおかげで無事大学に入れ、
音楽への道に目覚めていきます
一方、うたの天才は世界的ピアニストから代役を任される程に認められ
コンサート活動に忙しくなっていきます
が、しかし!
順調に見えたうたに始めての挫折が訪れます
自分の体中でせみが鳴いていると感じ
突然、コンサート中に急に倒れたうた!
心配してパリまでやってきたワオの目の前で
マスコミのフラッシュをあびたうたは
吐いてしまい、「頭にさわらないで」と叫びながら気を失ってしまいます
医者の診断はメニエール症候群!
音を失った失意のうたに光を投げかけたのは
耳の聞こえない子供たちでした
“音を体で聞く”と言う原点に戻って、初めてうたは理想の音を見つけます
父親の使っていたスタインウェイを取り戻したうたは
いろんな人への思いを乗せて復帰コンサートへ臨むのでした
静寂の中に、一筋の音楽が聞こえそうなラストシーンで「完」
感動のラストシーンでした。。。
たった4巻の中にストーリーを詰め込みすぎという感じでしたけど
このラストがすべてを盛り上げてくれました!
ただ、前半部分の野球の話は余計なんじゃないかなぁ。。。
打球の音で球の落ちる場所が判断する、って言うのはともかく
目をつぶって音だけでヒットを打つとか
プレートを蹴る音で球種を判断できるとか
少々、やり過ぎ?
うたが「ドカベン」の殿馬のようで。。。
音楽マンガだよね、これ?
野球の部分は、サラッと終わらせて
最後の神童の苦悩の部分にもっと焦点を当てて欲しかったです
ラストで、あまりにも簡単に理想の音に到達した所
少々物足りないものがありました
もう一つ、それに関連して言えば
ワオに失恋したうた
こう時にこそ、人間は成長するもののはず
もっと深くうたの心理を描けなかったのでしょうか?
それとも、青年マンガにそこまで要求するのは無理なのかなぁ?
失恋にしろ、メニエール症候群にしろ
神童があまりにも神童で
天才ゆえの悩みとか、心の成長とかに全く触れられていない
たった、4巻という制約はあるにしろ
うたの心の内面が描ききれていなくて
“え?これで終わり?”
って、感じさせるあっけなさが勿体無いです
ただ、「のだめ」の時も感じるんだけど
私にクラシックの素養があれば、また違った風に感じるのかもしれません
全編にちりばめられた何とか協奏曲とか
誰々のピアノソナタ第○番×長調とか。。。
??????
各巻末にBGMの曲名が載っているんですが
音楽オンチには全くの暗号です!
これを読んで、音楽が頭の中を流れていく方
マジでソンケーいたしますわ~
音楽のわかる方の感想を是非聞きたいです~
さて、全く判らないのも悔しいので
ラストシーンで取り上げられた一曲、ショパンの「舟歌 嬰ヘ長調 Op.60」を
検索して聞きました
http://www.h2.dion.ne.jp/~hkm_yawa/kansou/sindou.html
高音部の繊細なピアノの音が船に当たる水音
力強い主旋律は風をはらんで動き出す帆船か
オールで漕ぎ出すシーンでしょうか。。。
綺麗な曲ですね~
でも、コンサートでこれを聞いても
きっと途中で寝てしまうようだろうなぁ。。。
(実際に寝たことがある人です~)
ところで、このマンガには全く関係ない話だけど
メニエール症候群。。。
タイガースファンなら知ってますよね
広澤コーチがメニエール症候群だって!
ストレスが一番良くない病気なのに。。。
今のタイガースの成績ですからね~
新任コーチは、きっといっぱいストレスを溜め込んでいたんだろうなぁ
お気の毒に。。。