漫トラ日記

現実生活空間&脳内妄想空間を日々マンガに浸食される主婦の怠惰な日常

オタク川柳―人はみな何かしらかのオタクです

2013年03月11日 21時05分00秒 | 
久々の本レビュー。

『オタク川柳』

タイトル通り、ヲタ心を詠んだ自虐ネタ満載の川柳集。
マンガで句の状況解説してるので、かる~~く読めちゃう。
私の場合、1時間半くらいで読み終わってしまった。

コストパフォーマンスが良いとはとても言えない本だけど(もっとも私は図書館)
読書メーターにレビューするだけじゃもったいないくらい笑えわせてもらったので、
気に入った句をいくつかここにご紹介~


まず、真性ヲタの生態から
『究めても ほめてはもらえぬ 修羅の道』
回りの白い視線も何のそのです

だいたい・・・
『何でもいい 夢中になれと 育てたじゃん』
世間も親もそう言いますけどね~・・・方向が!

そして、究めたと思っても
『極めたと思い見上げりゃまだ麓』
上には上がいるのです。無理すると遭難するよ!

挙句に腐(含ヲタ)の森に入り込み・・・
『オタク道 入り口あって 出口なし』

けど、そこで出会いがあるかも
『妻、腐女子、旦那、特オタ、いい夫婦』
割れ蓋に閉じ蓋。うらやましいです

ま、普通は・・・
『ラブプラス 独身期間が またプラス』
『オタク化で 増える嫁と 減る子供』
あぁ、日本の未来が!!

『初恋は 次元の違う 恋でした』
私にも心当たりが・・・

市民生活には気をつけましょう!
『この知識 オタクに普通 世に不通』
『二次会で 俺が歌うと この空気』
『スーパーで アニソン流れて 挙動不審』
       ↑
  知らずに口ずさんでいた経験アリ


個人的に大賞をあげたいのは
『実物大? 実物ないのに 実物大?』
詠み人は“ガンヲタの妻”
お台場ガンダムには熱くなったけど、冷静に考えたら確かに!
思わずうなっちゃいましたわ~

ふと現実に返れば
『シャアが好き だのに貴方は ドズル顔』
あぁ・・・

死ぬときは
『戒名に「萌」の一文字 おまい神』
今から、坊さんに頼んでおくか
ちなみ、私の葬式は「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌で送り出して欲しいと思っております。


最期に腐女子・貴腐人の方々へ
『蓮舫に 負けじと受け攻め 仕分けする』
『秘密の恋 部長と課長 妄想中』
『もう止めて 日用雑貨を 腐らすの』
『自分より 兄に彼氏を 作りたい』
『百合に薔薇 咲き乱れてる 本棚に』


どうです?
ヲタの皆様には心当たりのある事ばかりでしょ?

読書メーターまとめ(2013年3月4日~3月10日)

2013年03月11日 00時00分18秒 | 読書メーターまとめ
2013年3月4日 - 2013年3月10日の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1695ページ

図説 古代エジプトの女性たち―よみがえる沈黙の世界図説 古代エジプトの女性たち―よみがえる沈黙の世界
☆☆ “女性たち”と限定されているので期待したが、元々資料が少ないので一般的な話がほとんど。ハトシェプストやネフェルティティの有名どころの女性にも一通りしか触れれてないため、少々物足りなく途中で飽きてきた。古代エジプトの歴史に詳しくないので、後ろに年表でもあればもう少しわかりやすかったかも。
読了日:03月10日 著者:ザヒ・ハワス

永遠にガラスの靴を (ライムブックス ジ 1-8)永遠にガラスの靴を (ライムブックス ジ 1-8)
☆☆ 前半の継母や異母妹(本当はいい子だったけど)のキャラがいかにも“シンデレラ”で楽しく読めたが、後半ヒーローヒロインの心理描写がイマイチであんまり話に乗れなかった。ラストもバタバタ。ヒーロー婚約者は物分り良く退場し、ヒロインには莫大な遺産あったとか(どうして、いつわかったかは書かれていない)・・・あっという間にすべてが解決。。まさにお伽話。しかし、ヒーロー王子様は貧乏だったので「シンデレラ」とうより「逆玉シンデレラ」と言うべきかも^^;
読了日:03月08日 著者:エロイザ・ジェームズ

ちはやふる(19) (BE LOVE KC)ちはやふる(19) (BE LOVE KC)
☆☆☆
読了日:03月06日 著者:末次 由紀

千石の夢 公家武者 松平信平5 (二見時代小説文庫)千石の夢 公家武者 松平信平5 (二見時代小説文庫)
☆☆☆ 思いつめた松姫を受け止める信平。普通ならここで…とはならず。今時の少女漫画でもないようなベタなラブシーン。読んでるこちらの方が気恥ずかしくなるくらい^^;。とはいえ、やっとやっと千石取りの夢が叶い晴れて松姫を迎える事ができるようになってメデタシ、メデタシ。表紙の松姫父の表情がいいなぁ。続きもあると嬉しい
読了日:03月06日 著者:佐々木 裕一

野に咲く乙女に口づけを (ラズベリーブックス)野に咲く乙女に口づけを (ラズベリーブックス)
☆☆ 男勝りで有能なヒロイン、けど世間知らずで結構可愛い。前半はそんな彼女に振り回されっぱなしのダンフォードが、どんどんヘンリーに惹かれて行く過程がほほえましかった。が、結婚後のすれ違いはどうかと。あんなに天真爛漫だった彼女がくだらないヤキモチ(しかもつまらない女の一言)で結婚生活を台無しにするとか、結婚の理由を勘違いしたダンフォードの一人相撲とか・・・あまりにチープな展開でラストは結構読むのがつらかった。付け足しのような盛り上がりは要らなかった作品
読了日:03月06日 著者:ジュリア・クイン

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