漫トラ日記

現実生活空間&脳内妄想空間を日々マンガに浸食される主婦の怠惰な日常

読書メーターまとめ(2014年9月22日~9月28日)

2014年09月29日 15時07分08秒 | 読書メーターまとめ
2014年9月22日 - 2014年9月28日の読書メーター
読んだ本の数:23
冊読んだページ数:4574ページ

べしゃり暮らし 14 虚勢 (ヤングジャンプコミックス)べしゃり暮らし 14 虚勢 (ヤングジャンプコミックス)☆☆☆ 一皮むけた梵、良かった。上原に啖呵切るはるかもカッコいい。見直した。そして、ロクデナシ上原も意外や真保ちゃんには優しい。良いとこあるじゃん。圭右と奈々の関係もちょっとだけ進展。親の七光りでいじけていた奴も復活!この巻はお笑いにかける青春群像が、みんな前向きで読んでて気持ちよかった。
読了日:09月28日 著者:森田 まさのり

べしゃり暮らし 13 (ヤングジャンプコミックス)べしゃり暮らし 13 (ヤングジャンプコミックス)☆☆☆ べしゃり暮らし、3人での最後の舞台が感動的。子安、別の道で大物になれ!!スキャンダルを嫌う事務所とデビューを秤にかけて事をうやむやにしたニップレス。るのあーるの上原(ネーミングに悪意を感じる^^;)、反省した様子も無いロクデナシ!でも、被害者であるはずのはるかも、上原とダメになったら圭右?それもなんだかなぁ。奈々の怒りに気付かない圭右もトーヘンボクだ!梵、ピンで繋がなきゃいけないけど・・・トーク全盛の時代にアドリブ出来ないとつらい。真保ちゃんのためにも一皮剥けて欲しいところ。
読了日:09月28日 著者:森田 まさのり

重版出来! 3 (ビッグコミックス)重版出来! 3 (ビッグコミックス)☆☆☆ 新人マンガ家発掘の巻。食いつくような目でマンガを見てもらう若者、何を聞いてもはっきり答えない男、受け入れられない事を人のせいにする男、78歳にしてマンガ家を志すおじいちゃんと、マンガ家志望者の人間模様が面白い。下手なマンガを山と見せられる編集も大変だろうなと想像。そんな中できらりと光る才能を見分けるのも一つの才能。順調に単行本化まで行く者、才能だけではダメなことを知り努力する者、そして安易にデビューに飛びついて編集につぶされていく(かも)しれない者。筆一つで身を立てるって大変!東江さんどうなる!?
読了日:09月28日 著者:松田 奈緒子

重版出来! 2 (ビッグコミックス)重版出来! 2 (ビッグコミックス)☆☆☆ 前巻は“本が世に出るまで入門編”的な感じだったけど、2巻目はマンガ家と編集者の話がメイン。女に振り回されて、マンガの出来が上下するマンガ家、打ち切りにへこみ転職を考えるマンガ家、一発屋で終わって落ちていったマンガ家・・・そんな彼らを時に励まし、時に支え、時に叱咤して、一つのマンガを世に出す編集者たち。出版に関わる人たちの熱い気持ちが伝わるいい話ばっかりだった。
最後に出てきた電子書籍化の話。「そのうち紙の雑誌はなくなりますね」地雷踏んだ、駒井。電子化したら雑誌自体がなくなると思われ。やっぱり本は紙!
気になって、密林さんの電子版と実本の価格を比べてみたが、それほど変わらないことに驚く。なら、省スペース以外で、電子本のメリットって???今のところ出版社の抵抗が勝ってるような気がするけど、密林さんが本気になったら本の値段はどうなるんだろう?
読了日:09月28日 著者:松田 奈緒子

重版出来! 1 (ビッグコミックス)重版出来! 1 (ビッグコミックス)☆☆☆ 友達からのオススメ本。体育会系女子が難関入社試験を突破し、出版社に入社。一冊の本がどんな風に読者の元へ届くのか、「作品」であり「商品」であり「思い」であることを熱く語ったマンガ。出版不況の中、作家さん、編集者、営業、本屋が一つのヒット作を生み出していく過程は感動的。タイトルの「重版出来(私も黒沢と同じく“じゅうはんでき”と読んでいた^^;)」の重みがよくわかる。電子書籍ではこの感動はない!(“重版”がないんだから当然)本は液晶画面ではなく、やっぱり紙で読みたい。頑張れ出版界!
読了日:09月27日 著者:松田 奈緒子

宮中の華 公家武者 松平信平10 (二見時代小説文庫)宮中の華 公家武者 松平信平10 (二見時代小説文庫)☆☆☆ 松姫を置いて京へ立つ信平。新妻との別れのシーンがいい。松姫が出ると場面が活き活きと華やかに艶めいてくるので、もっと登場して欲しいな。信平一行は大井川で川留めに会うものの、家来(陪臣だけど)を一人増やして京入り。鈴蔵、意外とお役立ち。京都編は前巻の伏線から長くなりそうな気がしていたのに、首謀が殺されて話はあっけなく終了。結局、うらみつらみに凝り固まった女と、愛欲におぼれた男と、それらを利用しのし上がろうとした一人の男の浅はかな陰謀の話だった。後は早く江戸へ帰って松姫と喜びを分かち合って欲しい。
読了日:09月27日 著者:佐々木 裕一

よちよち文藝部よちよち文藝部☆☆☆☆ 確かに“読んでなくても大丈夫!”。近代文学をほとんど読んでない自分でも、爆笑。読んでいればもっとツボだったと思うので、食わず嫌いを克服してみようか、という気にさせられる本。名だたる文豪に突っ込み入れて、笑いをとって、読みたいと思わせる、番子さんのエッセイマンガは相変わらずレベルが高い。特に黒目率0.01%の中原中也、宝に放火する三島桃太郎、ヘタレな舞姫の主人公、隠れエロの雪国、スカトロ細雪には笑った、笑った。天才と何とかは紙一重。普通人として問題あるくらいじゃないと、歴史に名を残せないと思われ。
感想文の課題図書、夏目漱石の『こころ』(←どこが面白いんだか、未だに理解できない)に挫折して以来の純文学にアレルギー。人間、無理やりだとかえって興味をなくすもの。もし、こういう切口で紹介してくれたら、もう少し興味を持てたかも。でも、中学高校生に、このパロディはヤバいかな
読了日:09月25日 著者:久世 番子

お伽もよう綾にしき ふたたび 2 (花とゆめCOMICS)お伽もよう綾にしき ふたたび 2 (花とゆめCOMICS)☆☆☆ 河童の青藻が可愛い。お姉ちゃんの霊を救いたい一心で何十年も頑張る・・・もしかして、寿命を削ってまでも・・・健気でひたむきな心に思わずうるっ。生まれ変わるって、もしかして二人の子供かも!?源八郎も一皮向けたようで、天狗として少しは成長したかな?すずの中では「ととさま」=「新九郎」なんだろうけど、「ととさま」って呼ばれた新九郎の心情は?いろいろ想像しちゃうよ^^;
読了日:09月25日 著者:ひかわ きょうこ

お伽もよう綾にしき ふたたび 1 (花とゆめCOMICS)お伽もよう綾にしき ふたたび 1 (花とゆめCOMICS)登録忘れ。感想は再読してから。
読了日:09月25日 著者:ひかわ きょうこ

緋色の誘惑 (Princess comics)緋色の誘惑 (Princess comics)☆☆ 珍しくも可愛い女性が主人公。が、そこには厳つく恐ろしげな“ウシロ”様が憑いていた・・・地のヒロインより“ウシロ”様の方が魅力的キャラなところは、やぱり青池作品。霊能者のヒロインにオカルト嫌いの外科医のヒーローが絡むはずなのに、タイトルの“誘惑”はどこへやら?、結局色気のイの字もなくドタバタコメディになってるところも、やっぱり青池作品だった^^;。傲慢、我侭、独りよがりのBL作家が出てくるけど、これって何かの隠喩?深読みしそう。
読了日:09月25日 著者:青池 保子

チャンネルはそのまま! 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)チャンネルはそのまま! 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)☆☆☆ 選挙特番。雪丸の上を行くたぬきオヤジ。さすが代議士!山根、情報部へ異動。人材の無駄遣いだと思われ。社長の深慮遠謀がありそうだけど、そんな悠長ことをしている余裕があるのかね?だから、ひぐまTVに・・・。あぁ、あんなにケーキ並べて食べてみたい!小倉部長の気持ちがよ~~くわかるぞ!同期がみんな成長して行ってるのに、雪丸だけは相変わらず。そんな奴だからみんなが安心していられるのかな。一皮むけないのは山根も同じ。一々プチプチしてたら、また蕁麻疹が出るよ。
読了日:09月24日 著者:佐々木 倫子

チャンネルはそのまま! 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)チャンネルはそのまま! 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)☆☆☆ 相変わらずのずっこけぶりをさらす雪丸。本番に強いのか、弱いのか?全国に恥をさらしたHHTV。引きが強いのは確かなようで。物産展中継やラーメン企画が面白い。各局で同じようなことやってると思っていたけど、内側はなかなか熾烈なようで。弱小テレビ局の悲哀を感じる。でも、東京の某テレビ局の例もあるし、企画が面白ければ視聴者は着いてくると思われ。
読了日:09月24日 著者:佐々木 倫子

雨柳堂夢咄(14) (Nemuki+コミックス)雨柳堂夢咄(14) (Nemuki+コミックス)☆☆☆ 今回は短めでほのぼの系の軽い話ばかりだった。おかげですらすら読めたけど、ちょっと物足りない感じもする。ネタに詰まっていたのも関係してるのかな?とはいえ、ラストの『立春来福』は面白かった。若師匠グッドジョブ。次は変身した菅公。良いオトコはいつでも大好物^^;。
読了日:09月24日 著者:波津彬子

僕と彼女の××× 番外編 (ビーツコミックス) (マッグガーデンコミックス Beat'sシリーズ)僕と彼女の××× 番外編 (ビーツコミックス) (マッグガーデンコミックス Beat'sシリーズ)☆☆+☆半分 “番外編”とあるけど、ほとんど本編の続編。元に戻るため理系に進む千本木、けなげ。性別を超えて一番好きなのがあきらなら、別に♂×♂でもOKのような・・・^^;。とにかく、ラストはめでたしめでたしだけど、最後のコマですんなりじゃないところが森永さんテイスト。千本木お気の毒に。奈々子は子供時代から変わらない。爺さんのDNA怖!スコップとか千本木とかスコップとかお気の毒キャラに肩入れしてしまう。こんなドタバタキャラに囲まれて、何にも知らないお姫様してた椎名、たぬき!てか、あんたが一番怖いよ。
読了日:09月24日 著者:森永あい

超訳百人一首 うた恋い。4超訳百人一首 うた恋い。4☆☆☆☆ 今回は藤原氏以外の歌人を取り上げる。今までのようなズキュ~ンとくるような萌え話は無いけど、安定した面白さ。小野篁がいいなぁ。地獄の役人もしてたなんて逸話もあるので、その手のファンタジーも読みたかったけど、ここではいたって真面目なコイバナ。紀貫之と椿の悲恋も泣ける。が、貫之のキャラが・・・イメージ崩壊。女文字で日記始めた人だし、ちょっと変わってる人だったのかも。
読了日:09月23日 著者:杉田圭

黒鷺死体宅配便 (19) (カドカワコミックス・エース)黒鷺死体宅配便 (19) (カドカワコミックス・エース)☆☆☆ 今回は3Dプリンター。3Dプリンターで人間作って売春なんて・・・将来ありそうなえげつない話。だんだん科学とホラーの境目がなくなってきてるなぁ。また放射能ネタ。ゴーレム作りの兄ちゃん、あの芸人にクリソツ。良いのかい?^^;。黒鷺の面々はまたまた放射能に無防備接触して・・・将来大丈夫かな?
読了日:09月23日 著者:山崎 峰水

黒鷺死体宅配便 (18) (カドカワコミックス・エース)黒鷺死体宅配便 (18) (カドカワコミックス・エース)☆☆☆ イジメ問題とips細胞の時事ネタパロディ。いつもなら滑稽パロディなんだけど、さすがにイジメの話はマジな出来。ipsならぬK細胞。 「ベルセルク」並みのグロさ。久々に気持ち悪かった。唐津に危機を救われた、良い感じになるかと思ったけど、佐々木はやっぱり佐々木だった。恋の道は遠そうだ^^;。最後のケレエレスといい、今回は笑えない話ばかりだった。
読了日:09月23日 著者:山崎 峰水

黒鷺死体宅配便 (15) (角川コミックス・エース 91-21)黒鷺死体宅配便 (15) (角川コミックス・エース 91-21)☆☆☆ ロボット三人組を完全に忘れてる。再読せねば!ごみ屋敷問題、年金不正取得、福島、カルト教団と相変わらず時事ネタ満載。軽~く滑稽にパロってるけど、結構根の深い問題だよね。それにしても、立ち入り禁止エリアにあんな無防備に行ったらまずいだろ!
読了日:09月23日 著者:山崎 峰水

黒鷺死体宅配便 (14) (角川コミックス・エース 91-20)黒鷺死体宅配便 (14) (角川コミックス・エース 91-20)☆☆☆ 久々に読むんで前の部分がかなりウロ。でも、そんなことは関係なくどこから読んでも楽しい。練炭殺人とか事業仕分けとか時事問題のパロディが面白い。特にアメコミ風のパロディがギャグだ。そういえば、サイコも最近読んでないなぁ。続きが気になってきた。
読了日:09月23日 著者:山崎 峰水

すえずえすえずえ☆☆☆ このところマンネリ気味だと思っていたけど、この巻になってちょっとづつキャラたちの人生が新しい局面に入ったよう。栄吉には好きな人が出来て、若旦那には許婚が!栄吉はともかく、若旦那の相手はその辺の娘じゃダメだと思っていたけど、結果はやっぱりね・・・まぁ、相手は子供だし許婚の理由もなんだかなぁなんで、惚れたはれたの話はしばらくお預けかな。本のタイトル通りの話は無く、栄吉の、寛朝(+寿真さま)の、おたえの、そして若旦那と妖かしたちの先々を垣間見る感じ。表紙の踊る鯛と大黒様が明るい未来を見るようで嬉しい。
読了日:09月23日 著者:畠中 恵

富士山さんは思春期(4) (アクションコミックス)富士山さんは思春期(4) (アクションコミックス)☆☆☆ 初の校外デート。シュミレーション通りに行かなくても、二人で居ることに意味がある。ほほえましいったら。倉敷先生の引越しお手伝い編。下着の箱に食器、食器の箱にパンツ。先生、デキル!!「キスしていい?」・・・ドキドキシーンなのに帽子のつばが突き刺さって失敗。上場の顔に吹いた。いつもこういうオチだね。ご愁傷様。でも、ラストはいつものように上場が男を上げる。もう定番だね。
読了日:09月22日 著者:オジロ マコト

富士山さんは思春期(3) (アクションコミックス)富士山さんは思春期(3) (アクションコミックス)☆☆☆ 交際オープンを決心した二人だけど、恥ずかしさが先に立ってなかなかままならない。初々しいなぁ。何かと富士山にかまう会田。愛の裏返しかな?背が高いだけで、性格は可愛いし中学生離れしたナイスボディ。意外と隠れファンが多いと思われ。これから上場がやきもきする場面がありそうだ。そういう意味ではお目が高い。そして、またまたラストで男を上げる上場。心配で病院まで駆けつけてくれるなんて、絶対惚れちゃうよ。彼もお買い得物件。良いカップルだな。
読了日:09月22日 著者:オジロ マコト

富士山さんは思春期(2) (アクションコミックス)富士山さんは思春期(2) (アクションコミックス)☆☆☆ ドキドキ夏合宿スタート。男子生徒が女子生徒の部屋で遊んでると先生が!!上場は富士山さんのふとんに潜り込んで・・・お約束だよなぁ(笑)上場、幸せ者(笑)。富士山家父に爆笑。「うちはみんな”富士山”だが?」顔が怖いって。携帯時代には見られないシーン。最後の公園エピソードが可愛い。上場オトコ前~。だんだんカップルらしくなって来た。
読了日:09月22日 著者:オジロ マコト
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