漫トラ日記

現実生活空間&脳内妄想空間を日々マンガに浸食される主婦の怠惰な日常

読書メーターまとめ(2014年10月13日~10月19日)

2014年10月20日 21時00分08秒 | Weblog
2014年10月13日 - 2014年10月19日の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2470ページ

大名やくざ2 火事と妓が江戸の華 (幻冬舎時代小説文庫)大名やくざ2 火事と妓が江戸の華 (幻冬舎時代小説文庫)
☆☆☆ 大名として将軍にお目見えすることになった虎之助。その献上品探しが笑える。墓場で拾った花瓶が巡り巡って、今ワシントンのフリーア美術館にある「千種の茶壷」ってオチに思わず笑ってしまった。骨董品の来歴なんて案外こんなもんかも^^;。荻生徂徠のいかにも儒学者らしい堅物ぶりとの対比もおかしい。大名自身がまといもって火消しに邁進とか、突っ込みどころ満載なんだけどカッコいいから、まぁいいか。唯一、文章が会話ばっかりで字数が少ないのと字が大きいのとで、あっという間に読み終わっちゃうのが難点。
読了日:10月18日 著者:風野 真知雄

大名やくざ (幻冬舎時代小説文庫)大名やくざ (幻冬舎時代小説文庫)
☆☆☆ 刺青やくざが大名になって横紙破りの大活躍、ってな遠山の金さんの大名版的痛快時代劇。面白いけど、そんなのあり得んだろ!?と思って読んでいたが、どうも半ば史実らしい。3百石取り旗本の冷や飯喰らい五男坊が三千五百石の大身旗本に養子に行って、それが21万石の久留米藩の養子になる・・・という元ネタがあった!身分制度が膠着していたと思っていた江戸時代にもこんな玉の輿があったことが驚き。背中の刺青は完全ネタだとしても、虚実入り混じった話に俄然興味が沸いてきた。ヤクザは嫌いだけど、虎之助の侠気は魅力的だ。
読了日:10月18日 著者:風野 真知雄

豺狼ー秦の始皇帝ー―旅の唄うたいシリーズ2 (プリンセスコミックス 旅の唄うたいシリーズ 2)豺狼ー秦の始皇帝ー―旅の唄うたいシリーズ2 (プリンセスコミックス 旅の唄うたいシリーズ 2)
☆☆☆ 始皇帝、韓非子&李斯、司馬遷の3篇。1巻とは打って変わって男の話ばっかり。どんな切り口を持ってきても、やっぱり始皇帝の話は面白い。ラストで夜烏の過去に何やら因縁のありそうな伏線が。歴史オムニバスに加えて、夜烏の因縁ストーリーも同時進行でしょうか。個人的には歴史エピソードの方が好きなので、ファンタジーの方はあまり大げさにならないことを望みたい。
読了日:10月18日 著者:長池 とも子

打猫ー猫狩りー―旅の唄うたいシリーズ1 (プリンセスコミックス 旅の唄うたいシリーズ 1)打猫ー猫狩りー―旅の唄うたいシリーズ1 (プリンセスコミックス 旅の唄うたいシリーズ 1)
☆☆☆ 天界から派遣された野狐が古代中国の様々な局面に干渉していくオムニバスシリーズ。則天武后、王昭君、孫堅、妲己の4編。有名エピソードの、また違った見方が出来て面白い。出てくる時系列がバラバラなので、残念ながら中国史のおさらいにはならない。
読了日:10月18日 著者:長池 とも子

マダム・ジョーカー(15) (ジュールコミックス)マダム・ジョーカー(15) (ジュールコミックス)
☆☆☆ 「ライアー×ライアー」の後に読むと、この明るい幸せ感が何とも心地良い。ラブコメはこうでないと!三千万円を詐欺られた蘭子さん。月光寺にとってははした金だと思われるけど、こってり絞られ良い授業料。家庭にあこがれる嵐士。蘭奈が好きなのか?蘭奈の家庭が好きなのか?彼女もそこがわかってるから冷たい。でも、やっぱり嵐士と蘭奈はくっついて欲しい。それにしても、いつの間にか蘭奈が車を運転する年に・・・着実に年月は流れてるんだね。
読了日:10月18日 著者:名香 智子

ライアー×ライアー(6) (KC デザート)ライアー×ライアー(6) (KC デザート)
☆☆ 出た!ブラック烏丸。最後は自虐に走って終了。そこまで湊が好きだったんだ思えば可愛い奴だ。けど、そもそもそこまで執着するほど湊がいい女とも思えんが?(嘘つきだし)未だにH&Hのキャラに共感できず。湊のカミングアウトでそこも変わるかなぁ・・・
読了日:10月18日 著者:金田一 蓮十郎

ライアー×ライアー(5) (KC デザート)ライアー×ライアー(5) (KC デザート)
☆☆ 湊のサークルに入ることになった透。滝口先輩に強制的にメアド交換させられて友達4人て・・・ほとんど対人関係発達障害のような^^;。顔とみなにべた惚れ以外の透の魅力って何?一応ヒーローなんだけど、存在感薄っ!透目線のエピソードが皆無なのもあって、未だに透が何考えてるかわからないし、キャラの魅力も伝わってこない。それともわかりにくいところがいいのかな・・・?そういう意味では、滝口先輩がわかりやすい。ほんとにいい奴。狂言回し的役割だけど、一番幸せになってほしい男でもある。
読了日:10月18日 著者:金田一 蓮十郎

風の影〈下〉 (集英社文庫)風の影〈下〉 (集英社文庫)
☆☆ 状況描写が冗長で飽きが来ていたのを、結末が知りたい一心でなんとか読了。怪人の正体は思ったとおりだった。が、下巻の後半、ヌリアの手記という形で過去の謎が明かされるという手法が少々安直。その部分は非常に読みやすかったけど、今までのまどろっこしい謎解きは何だったの?という気にさせられる。とはいえ、過去の暗い時代背景の哀しい恋物語と現在の未来ある恋物語の対比が見事。みんなが納まるところに納まってハッピーエンド。読後感が気持ちいい。
読了日:10月15日 著者:カルロス・ルイス サフォン

ライアー×ライアー(4) (KC デザート)ライアー×ライアー(4) (KC デザート)
☆☆ 烏丸にバレた!!訳を聞いて、湊の心をさりげな~~く自分へ向けさせようとするあたり策士だわ。いい人の皮かぶったブラック烏丸。そのうそ臭い笑顔が嫌い。滝口先輩にもバレた!?と思いきや、湊の誤魔化しに騙されるあたり、烏丸と違って心根が素直。3人の中で彼が一番まともよ。やっぱり一押し。さて、本命の透は気付いているのか?いないのか?タイトルから気付いてるような気もするけど、だとしたら相当な腹黒。ないにしても、湊に対する気持ちをみなにぶつけているのは確かなようで・・・もうちょっとその辺の内面を描写してほしいなぁ
読了日:10月15日 著者:金田一 蓮十郎

ライアー×ライアー(3) (KC デザート)ライアー×ライアー(3) (KC デザート)
☆☆ 「じゃ、結婚しよう」って、20歳にもなって後先考えないこの発言。身の下3寸でしかものを考えてないな、この男。相手は高校生(だと思ってる)、自分もまだ学生だよ。アホか!!。さらに高校生をお泊り旅行に誘う・・・大学生の行動としてどうよ!?透株急降下↓(`A´) 。一方、烏丸。こいつも諦めが悪いなぁ!振られたのに、まだまとわり付くところウザいわ!個人的に滝口先輩がいい。ちょっと素直じゃないツンデレなところがツボ。彼にしとけば良いのに・・・
読了日:10月15日 著者:金田一 蓮十郎

ライアー×ライアー(2) (KC デザート)ライアー×ライアー(2) (KC デザート)
☆☆ 透に惹かれる自分へのスットパーとして烏丸くんを利用している湊がすごく嫌!そして、透に愛されるみなに嫉妬している湊・・・優柔不断の上アホ( ̄Д)=3。普通はこの手のラブコメ設定は笑えるんだけど、相変わらずこのヒロインにはイラついていまう。何が違うのかな?透は透で別れ話でへたれて人格崩壊状態だし。若い時はここでそんなに愛されて嬉しいとか思ったろうけど、オバさんになった今はただただドン引き。H&Hが優柔不断とへたれ・・・これじゃぁまとまるものもまとまらない。唯一、真樹ちゃんだけがまともなのが救い。
読了日:10月15日 著者:金田一 蓮十郎

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