タイ王国 北の鳥  <Nok Park Nua>

タイ北部(北緯15度以北)で撮影した野鳥たちの写真 

※肖像権は野鳥にあると考え、記載情報の利用は自由です

タイ王国 北の鳥たちよ さようなら

キンノドゴシキドリ

2014-03-20 00:05:05 | Piciformesキツツキ目

キンノドゴシキドリ นกโพระดกคางเหลือง Golden-throated Barbet

学名:Megalaima franklinii Order:Piciformesキツツキ目 Family:Megalaimidaeオオゴシキドリ科 นกโพระด

キンノドゴシキドリもカンムリチメドリと同じように、メーウォン国立公園とは異なる亜種が生息しています。

嘴を開かずにノド袋を膨らませて鳴いていました。

比較してみるとかなり配色が異なるのですが、キンノドゴシキドリの場合は亜種となっています。

ちょっと暗くて遠かったのですが、まずまずの画像を得ることが出来ました。

この写真では頭の後ろにも赤い羽根があるのが分ると思います。

実は、遠い山道を延々と走ってナーン県まで来たのは、ビナンゴジュウカラに会いたかったからなのです。

公園内にいるものと思っていたら、さらに500m高い、標高1800mの頂上付近まで登山しなければ出会えないとのこと!

高山植物を愛でる余裕も無く、ひたすら5kmの道なき道をガイドをお願いしたレンジャーさんの後を追います。

朝の6時半に出発して、頂上付近に着いたのは9時半ごろ。

それでも、レンジャーさんからは「若いお客さんたちよりも健脚だ!」と褒めてもらいました♪

2度出会えたのですが、あいにくの霧とすばしっこい動きのため、写真を撮ることは叶いませんでした。

もちろん、写真を撮って帰れる幸運なバーダーも多いようですが、出会うことも出来ない方も多いようです。

まあ、見ることが出来て、無事に下山できただけでもヨシ!としましょう。

チャバラゴジュウカラ(ナムナオで撮影した亜種とは異なる希少種)にいたっては、

この国立公園のレンジャー歴25年の彼が2度しか出会っていないとのことで、

まったく夢のまた夢。。。


北タイでの鳥見で思う

タイで楽しく鳥見していただくために


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