☆ピアニスト吉田純の部屋☆

ピアニスト、編曲家吉田純のBlog。アリオーネ音楽教室主催、アリオーネミュージック代表。横浜音楽振興会代表。

東京フィル×ジャズ

2008-12-27 01:09:07 | jazz
東京フィルはチョン・ミョンフンなどでおなじみの交響楽団である。

よくおもしろい企画をやっている。
ジャズミュージシャンなどとも積極的に関わっている。


チョン・ミョンフンこども音楽館2005 「新世界との出会い」 ドヴォルザークとガーシュイン


これは東フィルが子供向けに音楽を紹介する企画で、DVDを見た。

内容は
●チョン・ミョンフンのラプソディー・イン・ブルの弾き振り。
●椎名豊ジャズピアノトリオが加わる創作主題により変奏曲「アイ・ガット・リズム」
●ドヴォルザークの新世界
である。

まず大指揮者のチョン・ミュンフンはピアノもばりばりである。Tシャツに黒いジャケットで余裕でラプソディー・イン・ブルー弾いている。アシュケナージばりである。

僕が見たかったのは椎名豊ピアノトリオのアイ・ガット・リズム。このアイ・ガット・リズムは変奏曲でガーシュイン自身が書いているので(2台ピアノでしか聞いたことないが)それを元にしたのかもしれないが、まあほとんど椎名さんがアレンジしているのは間違いない。

椎名豊さんはバリバリで油がのりまくっているジャズピアニスト。先日ライブを見に行ってお話しもさせて頂いた。共演者が椎名さんのことをモンスターといっていたが、ほんとにすごいピアノを弾いていた。実は椎名さんは東フィルの定期にも入っており、これはすごいことである。ジャズピアニストがクラシックオーケストラの定期演奏会に入っているのだから。

このDVDのアイガットリズムでももちろんバリバリ弾きまくっている。編曲もおもしろい。けっこう難しく、子供音楽館は意識していない。

ヴァイオリンのソロ・コンサートマスター 荒井 英治さんとの途中ソロの掛け合いもある。団員の方が荒井さんの演奏を楽しそうに見ているのが印象的だ。この掛け合いを見て思い出した。

荒井英治さんは音大の時、レッスンの伴奏で一度ご自宅に行った事がある。ご自宅の音楽室はCDの山だったが、その中でジャズのCDが一角にかなりにあった。その時ぼくもジャズに興味が芽生えた時だったから、ちょっと嬉しかったのを覚えている。荒井先生のヴァイオリンの音色は生で聞くとすごい。言葉じゃ言えないが、ヴァイオリンの凄い人は音色が一音目から素晴らしい。

なかなかおもしろいDVDでした。
2月の東京フィル×椎名豊トリオもいってきます。

ただ音数多すぎて真似はできませんが


お手数ですが、ワンクリックお付き合いください。
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ありがとうございます
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