朝一番・・・とは言っても、ちょっと寝坊したけど、ご近所の黒ラブ・ビビちゃんのごはんをあげに行きました。
やっぱり行くのが遅すぎたか、ビビちゃんってば玄関に粗相をしていました
しゅんとなってお座りのビビちゃん
シッポをわずかに振って、上目づかいでオイラを見上げてます。
ホントにもうカワユイ子だっ
『ダイジョウブだよぉ、怒らないから~。空き地にトイレしに行こう
』
ビビちゃんが空き地で遊んでるうちに、玄関を水で清めます
さぁカリカリごはんとジャーキーで朝ごはんだーっ
『おとうさんとおかあさんは夕方には帰ってくるからね。おとなしくお留守番しててね
』
クゥ~ンとねだるビビちゃんを後に、オイラは病院へと参ります・・・
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今日の母ちゃん・・・
あまりにも唾液の量がすごいので、体位を左に60°傾けた状態になっていました
唾液がノドのほうに下がらないように、口角から自然に流れ出るようにしています。
口は開けっ放しなので、舌先が乾いてヒビが入り血がにじんでいます
首の周りに巻いたタオルはジットリ
新しいタオルに替えてあげても、あっという間に湿っちゃいます
家から持ってきているフェイスタオルはあと3枚しかないし、どうすれば・・・
とそこに、本日の担当看護士さん登場
タオルが足りなくなったら、病院からガーゼを出すから心配しなくても良いとのことでした
今日の病棟は、状態の危険な患者さんはいないとのこと。
お風呂も無いし、時間には余裕があるみたい・・・
軽い世間話を始めたら、この看護士さんが沿岸被災地の出身だということが分かりました。
震災の前にお父さんを亡くされ、間もなく納骨という時に震災が発生
ご自宅ごと、お骨も流されてしまったのだそうです
幸いお母様はご無事で現在仮設住宅に住まわれているそうですが、余りにも粗末な仮設で、居室はたったの3帖・・・夏の日照りや冬の隙間風に困っているそうです。
高齢という事もあって、盛岡市内に済む看護士さんと同居したいと言っているそうですが、1DK(8帖)に二人住まいはキツイので、引っ越し先を考え中とのことでした。
災害復興住宅が完成するのはまだ数年先になるでしょう。
ご高齢の方々はちゃんと入居出来るんでしょうか
復興予算はヘンな事に使われているようだし、いったい国は何を考えているんだか
おっと、脱線しちまった
母ちゃんがお世話になっている看護士さんから、まさか被災地の生の声が聴けるとは・・・
何やら『運命』を感じる瞬間なのでありました。
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母ちゃんのお世話をしながらお話をしていると、『そういえば・・・』といって何やら思案する看護士さん・・・
『数日前、若い女性がお見舞いに来られたようですが、どなたですか』とのこと。
よく話を聞いたら、オイラがお仕事と格闘していた金曜日の午前中に、『△△〇〇さんのお部屋はどですか』と尋ねてきた女性がいたそうです。
見た目はオイラよりも若くて、病床を見舞ってすぐに帰ったのだとか・・・
母ちゃんがこの病院に入院していることは、親族しか知りません。
看護士さんは、オイラの『兄嫁さん』がいらっしゃったとばかり思っていたそうです
確かに、オイラよりお義姉さんのほうが若く見えるけど
オイラより若い女性といえば従妹くらいなものですが、母ちゃんを見舞いに来るならまず電話連絡があるはず・・・。
でも、見舞いに来るほど親密な従妹はいないし
当日の面会者名簿に記入は無いし
ん~いったい誰だったんだろうねぇ~
『謎の訪問者』に翻弄された一日となりました
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夕方帰ってくるはずのご近所様が、なかなか帰ってきません。
ビビちゃんをオシッコに連れ出したほうが良いか考えているうちに、外は暗くなっちゃいました
そこにご近所様から電話
東京駅から7時過ぎの新幹線に乗るから、帰りは11時を過ぎるとのこと
ワンちゃんをトイレ散歩させようかと聞いたら、帰ってからおとうさんがするから大丈夫。ありがとうね~・・・との返事でした。
ふむふむ・・・そろそろお帰りの時間だな
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今日はビビちゃんのお世話と母ちゃんのお世話にかまけて、猫様方の相手をしてあげなかったなぁ
ここはひとつ、
シィ君の首輪に紐とクリップをくっつけて~
そ~れミィちゃん、追いかけろー
ズダドドドー
あ゛ーっ楽しっ