ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

初氷

2012-11-11 23:24:47 | 日記・エッセイ・コラム

この秋一番の冷え込みとなった朝、オイラの布団がタイヘンなことになっていました

上から、薄い布団⇒ミィちゃん⇒毛布⇒シィ君⇒タオルケット⇒オイラの順にミルフィーユ状態になってました

どうりで重いと思ったわい

寒くなると猫達はくっつきたがるのよね~

室温は15℃まで下がっちゃってるので、恐らく外は0℃くらいかな

ストーブが点くまで、お布団でぬくぬくしてなさいね~

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昨日の鶏ガラスープで『鶏粥』を炊きました。

朝ごはんにはあっさりと漬物で・・・

お昼ごはん用には、根菜ときのこと鶏ガラからとったお肉で雑炊風にしました。

保温ポットに詰めて本日のお弁当にします。

ん~

薬味に三つ葉を用意しとけばよかったな~

少し前だったら、庭にわんさかと生えていたのになぁ~

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今日の母ちゃん。

目は薄目、口をギュッと結んでふくれっ面の日です

相変わらずオイラの問いかけに答える様子はありません

両手のミトンの先をチョンチョンと合わせてみたり、片手を天井に伸ばしたり・・・

そんなことを繰り返しています。

痰の粘度が濃くて、時折ドバッと大噴火

酸素マスクの内側がドロドロになってしまいます

なるべく噴火を起こす前に看護士さんを呼べばよいんだろうけど、そのタイミングが難しいんだよね~

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看護士さんと言えば、昨日の違和感の謎が解けました

病院の改修工事の一環で、ナースコールの改修も行われました。

これまでのナースコールはナースステーションでしかベッドの位置が把握出来ないシステムだったのですが、廊下の名札ごとにランプが点くシステムに変わったんです。

しかも、今までは緊急アラートのような分かりやすい音だったのに、オルゴール風の穏やかな音楽になったんです。

患者さんが効いているラジオと混同しちゃったり、ナースコールと気づかなかったりと問題多しのシステムなんです。

だから、看護士さん達は常に耳を集中しなければならず、希薄な態度になっちゃったというわけです。

1日目で慣れた看護士さんは良いのですが、非番明けで初コールの看護士さんはまだ慣れきっておらず、てんやわんやの病棟なのであります

お願いだから、早く慣れて下さいね

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母ちゃんの傍で文庫本を読む習慣になって、そろそろ2週間になります。

毎回新書ばかりだとお金がかさむので、中古本が欲しい所ですが・・・

近くにあった古書店が手芸屋さんになっちゃってました

ちょっと足を延ばして、隣町の書店で買い溜めしちゃおうかな~

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午後3時、母ちゃんの痰も引っ込んだことだし、どうやらおねむのようだし、そろそろ家に帰ることにしましょう・・・

ということで、庭のカマキリの『卵を探せっ

枯れた草花を避けながら卵を探すも、1個も見当たりません。

もしかして上の方かな

と見回しても見当たらず・・・

せっかくこの冬の降雪占いをしようと思ったのになぁ

今度ご近所様に聞いてみよう

Pb110005

蜂さん、せっせと蜜集めですかぁ

このあたりじゃもう、菊の花くらいしかないものね~

お仲間さんも連れてきてね~

Pb110003

深窓の令嬢・・・じゃなかった

シィ君、睨んじゃイヤ

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家に入ってストーブにあたろうとした時、叔母から電話です

『ビックリしないで聞いてねおばあさんが倒れて頭打って、〇央病院に運んだから』

オイラ、頭の中が真っ白になりそう

『それでね、兄弟姉妹みんな来てるんだけど、お母さんの様子も見に行きたいっていうから、今から連れて行くから・・・』

そ・そんなぁ~

ってなことで、再度病院に行くことになりました。

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病院に来てくれたのは、母ちゃんの弟4人衆、それと義理の弟の計5名。

みんな勢揃いする姿って、誰かの結婚式以来かも・・・

カッコイイ叔父様方に囲まれた母ちゃん、案の定表情に変化はありません。

でも、ミトンを外してあげたら、一人の叔父の手を握って見つめています

分かってるのかな~

手を離さないところを見ると、ちゃんと分かってるんだよね

おばあちゃんのことが無ければ、こんなふうにみんな集まることって無かっただろうから、偶然の神様にお礼を言わなくちゃね

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叔父様方をお見送りして、母ちゃんが落ち着くのを見守って、おばあちゃんの様子を見に行くことにしました。

盛岡の南から北への縦断は時間がかかるので、遠回りでも時短の郊外を回ることにしました。

病室には、先ほど母ちゃんを見舞ってくれた叔父様方と、叔母様方、そして愛すべきおじいちゃんの姿

人が多くてなかなかベッドにたどり着けん

やっとおばあちゃんのベッドに近づいて、『おばあちゃん、〇〇だよぉ~』と手を握ったら、思っていたよりも強力に握り返してくれて、『おぉ~〇〇かぁ、よくきたなぁ、お母ちゃん元気か』とデカい声で答えてくれました

93歳(?)のばあちゃんの手は、おっきくて柔らかくてあったかい

目撃者がおじいちゃんだけなので細かいことは分かりませんが、意識が遠のいた拍子に頭から転んでしまったようです。

右前頭部を打撲して内出血したようで、それが右目を塞ぐ格好になっています。

分かりやすく言うなら、砂掛け婆あがウィンクしたような・・・いや、失言でした

いつもおじいちゃんとラブラブのおばあちゃんの姿からは想像できない、顔の腫れです。

叔母から電話をもらった時は、もう心配でたまらんかったけど、顔を見たら安心しちゃった

でもね、打ったのは頭だし、血圧が非常に高いし、オシッコが出てないみたいだし、楽観は出来ない状況のようで、今夜は叔母二人が付き添うそうです。

おじいちゃんと叔母は付添いの疲れが心配です。

一晩しっかり休んでください・・・

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家に帰りついたのは7時過ぎ、あたりはすっかり闇の中

玄関の電気を点けて行けば良かったなぁ~

手探りで家に入ると、光る眼が4つ

明かりをつけた途端に、猫様方のスリスリ攻撃で転びそうになっちゃいました

『ごめんやぁ~、遅くなっちゃったね~、すぐにごはんだよぉ~』