ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

無理言って帰宅中~

2012-03-22 09:57:44 | 自宅介護

母ちゃんの入院生活7日目です。

疼痛コントロールがうまくいって、3食のごはんもしっかり食べています。

アルツハイマーによる『昼夜逆転』にはほとほと困っておりますが、病院では『おとなしい分類』らしく、看護士さん達にかわいがられる存在となっております。

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昨日の一時帰宅中に、お仕事先からメールが入っていました。

『大変な時に恐縮ですが、なんとか図面をお願いしたい』とのこと・・・

添付されていた資料を確認すると、6時間もあれば完了出来そうな感じだったので、お引き受けすることにしました。

付添い生活の気分転換にもなるしね~

看護師長さんに相談して、朝食の介助とお薬の服用後、母ちゃんが落ち着いたらという条件付きで、昼間の外出にOKをもらい、現在帰宅中です。

お昼の食事介助は、優しい看護補助さんにお願いしてきました。

夕食の介助までには病院に戻るべく、お仕事頑張ります

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付添い用のレンタル布団を返却して、自宅の長座布団を持って行ったのですが、やはり布団とはクッション性が異なっているせいか背中が痛いです

ホームセンターに寄ってレジャー用の厚手のウレタンマットを買おうと思ったのですが、レジャーシーズンにはまだ早いと言うことで在庫がありませんでした。

何か代わりになるものを検討中です。


セイギの味方!

2012-03-20 10:48:29 | 自宅介護

病院に入り浸って5日目です。

週末に入院したものだから、治療方針も何もまだ進んでいません。

今日も病院はお休みなので、まぁ仕方がないです。

昨日ケースワーカーさんに泣きついたことが発端なのか、少々進展がありました。

疼痛コントロールに必要な麻薬を管理している薬剤課長さんが、就寝前の母ちゃんの様子を見に来てくれました。

薬のお話のほかにも、医療体制や介護制度の説明までしてくれるので、変だなぁ~って思っていたんです。

大きなマスクで顔の半分が見えないので名札をチラリと確認すると、どこかで見たようなお名前・・・

あ゛ーっ〇〇君じゃん

その薬剤課長さん、小学校の時の同級生だったんです

就寝時間を超過してまでオイラの話を聞いてくれたし、解決策も何点かひねり出してくれました。

普通、介護に関しては、家族が自ら施設を探したり、役場やケアマネさんを仲介して物事が進みます。

しかし、医療の分野に関しては、病院間連携という制度があるので、病院側にすべて動いてもらうように手配をするから・・・って言ってくれたんです

それによって、オイラ達のような素人には接触の機会のない分野まで、動いてくれることになりそうなんです。

うまくいけば、療養型・介護型兼用の施設にベッドが確保される可能性が高くなるそうです。

あまり期待しないで、ちょっくら気長に待つことにしましたぁ~

その間、微々たる貯金を取り崩すことになりますが、オイラの体調管理に丁度良い機会なので、慌てず騒がず行こうと思っています。

毎日4~5時間だった睡眠時間が9時間になったので、オイラの体調はすこぶる快調です

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お留守番の猫達は、ちゃんとご飯を食べてくれています。

一時オイラにスリスリ甘えっこすると、母ちゃんのベッドでのんびり伸び伸び毛づくろいをはじめました。

オイラが洗濯だので動くと、猫達も足元をついて歩いてカワイイです。

『また出掛けるの』って感じの目線で見上げられると、ちょっとかわいそうかなぁ~なんて思っちゃいます。

もう少しの辛抱だから、我慢して頂戴な~

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さてと、もうすぐお昼ごはんの時間だなぁ~

ん~だば、食事の介助に行ってきま~す


落ち着きました!

2012-03-19 15:47:20 | 自宅介護

先週金曜日夕方、緊急搬送された母ちゃんですが、随分と落ち着いて悪態をつくほどまで回復しました

ご心配下さった皆様に、心から御礼申し上げます

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突然の『左側胸部の激痛』でのた打ち回ったことで119番通報に至りました。

直前のディサービス時に転倒等の外傷は無く、何が原因なのか分からないまま病院に運ばれました。

ちなみに、婦人科で通院している〇〇病院、組合員でもある中核病院、その他2件の病院には、諸事情により救急搬送を拒否され、結局一番行きたくなかった日赤病院への搬送となりました。

2年前の悪夢の再燃を覚悟していましたが、なんだか病院自体が別の病院になったような錯覚に陥るほど、受け入れ態勢が変わっていました。

看護士さん達は良く働くし、とっても優しいし、お医者さん達もこちらの話をよく聞いてくれるし、文句のつけようがありません。

あ、話が脱線してしまいました

母ちゃんの激痛の原因は、卵巣癌に起因する腹膜疼痛・・・いわゆる『癌性疼痛』というものだそうです。

入院が決まって病室に移動した途端に血液色の吐血があり、癌の広がりが疑われています。

が、癌疼痛のための麻薬を使ったところ、母ちゃんの苦痛は薄らぎ、日曜日には笑顔を見せるようにもなりました。

ただし、数日間寝たきりが続いているので、車いすに安定的に座れるようになる時期はまだ不明です。

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今朝になって、お医者さんから話を聞くことが出来ました。

主治医、婦人科の担当医、脳外科の担当医、泌尿器科の担当医がそれぞれ別の病院ということで、そちらから資料を取り寄せて検討をすることになります。検査等の必要があれば、それらを精査してから・・・とのことでした。

癌の治療の継続を断念していることから、今の病院で出来ることは疼痛を緩和することだけなのだそうです。

つまり、疼痛コントロールが済めば、即退院ってことです。

続いて、ケースワーカーさんがやってきたので相談室へ・・・

こちらの望みを数個ばかり相談しました。

①緩和ケア病棟に入院

②婦人科の担当医がいる病院への転院

②自宅近くの病院への転院

④今まで通り在宅介護のばあい・・・

の4点です。

①の緩和ケア病棟に入るには、本人の『癌闘病についての意思表示』が必要とのことで、認知症の母ちゃんにはそれが出来ないので無理。

②婦人科の先生は常勤ではないため、病院側から拒否。

③通院歴が無いので難しい。

④在宅介護中に自宅に来てくれるお医者様が手一杯で、自宅での疼痛コントロールは難しい。

以上の通り、こちらのもくろみはすべてダメでした

そのかわりに、ケースワーカーさんから何点かの解決策が示されましたが、それらはどれもオイラの仕事を犠牲にしなければならないものばかりです。

①15万~17万円かけて、有料老人ホームに入所させ、看護は家族が行う。

 ・・・そんなお金、どこにもありません

②療養型病院に転院するまで、自宅で待機。

 ・・・いつになるかは分からないのね

③どこか婦人科の一般のベッドが空いたら転院し、家族が介護する。

 ・・・意味ないじゃん

ってなわけで、まったく解決策が無いのが現状です。

つまり、看護と介護が解離した制度上、一つの施設を両方の目的で利用することは出来ないということらしいです。

結論としては、今まで通りの在宅介護をしながら、訪問医療による疼痛コントロールをながら、麻薬使用を容認してくれるデイサービスやショートスティを利用する・・・ということになりそうです。

ますますお仕事がしづらくなってしまいそうです

何か良い解決法が無いものか、ケースワーカーさんに泣きつきました

医師とケアマネさん、町の福祉課とで調整をしてもらえることになりましたが・・・

どうなることやら・・・

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『笑顔の理由』

痛みと吐き気でつらい目に遭った母ちゃんでしたが、同室に入院していた患者さんの顔を見た途端に笑顔になりました・・・

『マリちゃん

この方、母ちゃんが居酒屋をやっていた時の常連さんだった女性です。

オイラの顔も分からないくせに、昔のことだけはバッチリ覚えてるんだもん・・・

認知症って奥が深いわぁ

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ってな感じで取り急ぎ、ここ数日間の事をまとめてみました。

また今夜も付き添いに行ってきます。

3食の介助と夜間の付き添いをしながら、どうやって仕事すれば良いのだろう・・・


急変!!!

2012-03-16 21:44:43 | 自宅介護

母の容態が急変しました

救急搬送にて、そのまま入院することになりました。

何がどうなっているのか、まったくわからない状態です。

一旦帰宅し必要なものをまとめて、これから付き添いに向かいます。

詳しくはそのうちアップしますので、一時ブログをお休みさせていただきます。

それではまた


驚きの奇行!

2012-03-15 22:12:47 | 自宅介護

昨夜は11時就寝の母ちゃんです。

夜間のトイレ介助はありませんでした。

今朝は猫達が母ちゃんの睡眠を邪魔しないように、部屋の襖は8時半まで閉めきっていました。

襖の前には2匹がヨーイドンの待機状態

開けた途端に猛ダッシュ

ってなわけで、母ちゃんの起床時間は8時半でした。

シーツはやはり大洪水

洗濯洗剤がそろそろ底をつきそうです。

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朝ごはんは、介護食レトルトの『鶏団子煮込み』です。

具材が小さくて柔らかく、出汁が効いててとっても美味

ちょっとお高いのが玉に瑕ですが、たまには良いでしょ~

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午前中は頻尿無し。

トイレの要望が無かったので、こちらからトイレに誘います。

お昼前に1度だけトイレ介助をしました。

すでにお小水はパットに出ていました。

頻尿どころか・・・垂れ流し状態に突入しちゃったのね

これからは時間を決めて、トイレに誘うことにします。

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『外で猫が鳴いていてうるさい』とか『雨が降ってるの』とか、外を異常に気にしています。

もちろんどちらも聞こえていません。

どうやら幻聴が出ている模様です。

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しばらくラーメン屋さんにも連れて行ってないので、お昼は醤油ラーメンにしました

具材はシンプルに半分のゆで卵と茹でたほうれん草。

右手にお箸、左手にレンゲを持たせたのですが・・・

ちょっと前までは上手に食べられたのに、左手が不器用になっていました。

すくったスープがレンゲの取っ手のほうに流れてしまい、上手に飲めていません。

スープは後回しにして、麺を先に食べるように促します。

そろそろ麺を完食かと思ったその時

やおら小物入れからヘアブラシを取り出して、止める間もなく丼の中へ

ヘアブラシで麺をすくって食べようってか

ダメだよぉぉぉ

もう食べられないよぉぉぉ

スープはもういいから、ヨーグルト食べようね

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ごはんはまだかニャ

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ゆうべ切られた爪が気持ち悪いのニャ~

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午後もトイレの要望は無く、2時にトイレにお誘いしました。

が、パットにもポータブルトイレにもお小水は出ませんでした。

やっぱ・・・出るのを待つしかないのかなぁ~

その後4時にもトイレに誘いましたが、『出ないっ』と言って拒絶。

夕食の準備前にもう一度お誘いしたら、尿取りパットにたっぷりと出ちゃってました

なんとも、タイミングが難しいです

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夕食用のお茶を準備して、台所に戻りました。

味噌汁を作りながら、ふと母ちゃんのほうを見ると・・・

湯飲み茶わんにおしぼりタオルを詰め込んで、小物缶にもフェイスタオルを詰め込んで、上から急須に入ったお茶をかけようとしていました

慌てて急須を取り上げるもすでに遅し

テーブルにはお茶を拭き取ったような筋がついています。

何かで拭いたのは確か

タオルで拭いたのか、おしぼりで拭いたのか、広げてみたらどちらも乾いています。

いったい何で拭いたの

母ちゃんはとぼけた顔して教えてくれません。

まさかと思ったけど、綿毛布をさわってみると・・・

やられたぁぁぁ

綿毛布にしっかりとほうじ茶のシミがついていました

明日もまた大量のお洗濯をしなきゃならないのねぇ~

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トイレ介助の際、足元から崩れ落ちることが多くなってきました。

介助中に全体重がのしかかってくるので、リハパンを上げるのも一苦労です。

ってことは・・・

車の乗り降りにも気を付けねばなりません。

車両改造してリフトアップシートを取り付けるには、かなりのお金がかかるようです。

福祉の助成金は『身障者手帳』が無いと対象にもなりません。

かといって新車を買う余裕も無いし・・・

手っ取り早いのは、やっぱ福祉タクシーかなぁ~

でもまだ母ちゃんの足に力が残っているうちは、自家用車で頑張りましょう