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記者/声楽屋のヨーコが綴る、サッカードイツ代表の時事情報ページ。選手やクラブの話を中心に、現地観戦記などもお届け。

ドイツ代表、11月の召集メンバーを発表。

2021-11-06 | DIE MANNSCHAFT2021



11月は各国代表戦の年内最後の月。
現地時間の5日午後、同11日と14日に行われるW杯予選のためのメンバー招集リストが発表されました(*´∀`*)
(※所属クラブ、年齢は11月6日現在)

【GK】

Bernd Leno
(ベルント・レノ/FC Arsenal/age 29)


Kevin Trapp
(ケヴィン・トラップ/Eintracht Frankfurt/age 31)



Manuel Neuer
(マヌエル・ノイアー/FC Bayern München/age 35)


Marc-Andre ter Stegen
(マルク=アンドレ・テアシュテーゲン/FC Barcelona/age 29)

【DF】

Matthias Ginter
(マティアス・ギンター/Borussia Monchengladbach/age 27)



Christian Gunter
(クリスティアン・ギュンター/SC Freiburg/age 28)


Jonas Hofmann
(ヨナス・ホフマン/Borussia Mönchengladbach/age 29)



Thilo Kehrer
(ティロ・ケーラー/Paris Saint-Germain/age 25)


David Raum
(ダヴィド・ラウム/TSG 1899 Hoffenheim/age 23)



Antonio Rüdiger
(アントニオ・リュディガー/FC Chelsea/age 28)


Nico Schlotterbeck
(ニコ・シュロッターベック/SC Freiburg/age 21)



Niklas Süle
(ニクラス・ズーレ/FC Bayern München/age 26)

【MF/FW】

Karim Adeyemi
(カリム・アデイェミ/RB Salzburg/age19)


Julian Brandt
(ユリアン・ブラント/Borussia Dortmund/age 25)

ゆりちゃん、久しぶりの召集キタ━(━(━((゚∀゚))━)━)━!!


Julian Draxler
(ユリアン・ドラクスラー/Paris Saint-Germain/age 28)

さらに先日、CLが行われたライプツィヒでこっそりハンジ(ハンス=ディーター・フリックドイツ代表監督)と“密会”していたドラちゃんも召集! やはり今回の代表戦での話し合いがあったのでしょう( ´∀`)


Serge Gnabry
(セルジュ・グナブリー/FC Bayern München/age 26)


Leon Goretzka
(レオン・ゴレツカ/FC Bayern München/age 26)


İlkay Gündoğan
(イルカイ・ギュンドアン/Mancester City/age 31)



Kai Havertz
(カイ・ハフェルツ/FC Chelsea/age 22)


Joshua Kimmich
(ヨシュア・キミッヒ/FC Bayern München/age 26)


Thomas Müller
(トーマス・ミュラー/FC Bayern München/age 32)


Jamal Musiala
(ジャマル・ムジアラ/FC Bayern München/age 18)


Florian Neuhaus
(フロリアン・ノイハウス/Borussia Mönchengladbach/age 24)


Lukas Nmecha
(ルーカス・ヌメチャ/VfL Wolfsburg/age 22)

U代表との兼ね合いもあり、A代表召集が秒読みと言われていたヌメちゃんが、ついに満を持してメンバー入りです! 自身のホームスタジアムでのA代表デビューが実現するか、期待したいところです(*p'∀'q)


Marco Reus
(マルコ・ロイス/Borussia Dortmund/age 32)


Leroy Sané
(レロイ・ザネ/FC Bayern München/age 25)


Florian Wirtz

(フロリアン・ヴィルツ/Bayer 04 Leverkusen/age 18)


そしてハンジ
!!




今回の召集メンバーですが、メディアの予想を大きく裏切ったかたちとなりました。
この2戦はW杯本選出場をすでに決めているドイツ代表にとって消化試合にあたるため、主要メンバーは召集されずに休養させるのではないかと言われていたからです。



そこをあえて呼び、さらにはちょっとご無沙汰の顔ぶれもそろえての大人数での召集は、今回のヴォルフスブルクでの試合でお別れセレモニーのあるヨギヨギ(ヨアヒム・レーヴ元ドイツ代表監督)と、ケプケさん(アンドレアス・ケプケ元DFBゴールキーパーコーチ)への配慮があったのではないかと思われます。



ハンジやチームにとっては、ヨギヨギやケプケさんは苦労を共にして2014年の栄光という忘れられない一瞬を共有した大切な仲間。さらに長年の在任期間でコンフェデ杯などのタイトルを獲得した彼らに対する、最大限のリスペクトをハンジなりに示したかったのではないでしょうか……( Ĭ ^ Ĭ )



というのも、今回のような消化試合において、普段よりも多いメンバーを召集するのにはそれなりにコストがかかるため、現在広告やスポンサー収入が減っているDFBにとっては財政面で負担がかかるからです。

もちろん、昨今の人気低迷のテコ入れの目的もあると思われますが、現在もスポンサー探しに奔走するDFBにとって破格の大盤振る舞いであることに違いありません。



それはクラブとは異なる、代表戦独自の給与ルールがあるためです。代表チームの場合は、召集された時点で決められた額(選手によって若干の差はありますが、約2万ユーロ前後=260万円)が各試合ごとの“手当”として支払われます。特筆すべきは、この手当は試合に出場しなくても支払われるということ。さらに試合に出た選手には、約2万ユーロの出場賞与が出た回数分上乗せして支払われます。そのため、出場の有無にかかわらず召集した人数分の手当がコストとして計上されるので、今回のような消化試合で大勢の人数を呼ぶことは、現在のドイツ代表の状況から鑑みても“出血大サービス”といえるのです。

また、W杯やEURO(欧州選手権)などの場合は各ステージを勝ち上がるごとにボーナスが増えていく仕組み。今年のEURO2020では敗退したためボーナスは発生しませんでしたが、優勝した場合には40万ユーロ(5,200万円)が各選手に支払われるようになっていました。

ちなみに歴代の年間最高給与額は(〓_〓)と( ´、U`)がワンツーフィニッシュ。2014年W杯優勝ボーナスや広告費、リーダー特別手当なども含め、その額なんと1,000万ユーロ(約13億円)!! クラブ給与と“勤務時間”で比較すると、どっちが高コスパなのでしょうか……(@∀☆)

参考までに1954年の初代W杯優勝のドイツ代表の給与は……なんと2,500マルク(約17万円+スクーター、テレビ、スーツケースなどの物品を授与)。ただし当時のサッカークラブの給与(ブンデスリーガ発足以前)が「ジャガイモ」だったなんていう事情を考えれば、これでも当時はかなりの高額だったということがわかります。とはいえ、わずか70年に満たない間での高騰ぶりには、文字通り目を見張るものがありますね👀



……ということで、大勢のスター選手に加え、OB勢も集うことが決定しているヴォルフスブルクでのリヒテンシュタイン戦。
選手たちは現地時間の8日夜、同地に集合して翌日から練習をスタートさせます。

さらに今年の最後を締めくくるアルメニア戦はアウェイということで、ヴォルフスブルクが今年最後のホーム戦となるドイツ代表。来年の方向性をファンに見せるという意味でも期待のかかる試合になりますが、お別れ会も含めてひとつの大きな区切りとなるマイルストーンマッチになることは必至です。
ぜひとも来年につながる“有終の美”を見せてくれると期待しましょう!

では、また☆☆☆☆



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