こんにちは。
いつもありがとうございます。
彼が自ら命を絶った何日か後、葬儀に参列しました。
悲しみの中に、諦めのようなものがご家族の中にありました。
彼の姉妹、親族は奥様の家族に謝罪していました。
「勝手なことをしてすべて放り出して申し訳ありません」
奥様は自分の肉親に謝罪していました。
「驚かせてごめんなさい」
私はそんな悲しみの中、彼の肉親が奥様を責める心の声が聞こえるような気がしたのです。
「あなたがついていながらどうしてこんなことになったの」
「あなたが何か追い詰めたんじゃないの」
他にも色々な感情が入り交じっていたような気がする葬儀でした。
保険金が残ったといっても、誰も幸せにならないし、行き場のない悲しみはつい責任を追求してしまう。
家族は自分を責めたり、その死に説明を求めてしまうし、時には悲しみを通り越して怒りを生んでしまう。
そう感じたことを覚えています。
もちろん悲しみは癒えていきます。でもその家族がその後どんな想いで生活したのか、は私達にはきっと理解できないと思うんです。
長くなりましたが今回で終わりです。
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