こんにちは。
いつもありがとうございます。
自ら命を絶った人の話の続きです。
残された家族。
高齢のお母様、奥様、二人の子供です。
お母様は悪い人ではないのですが、少しワガママで口うるさいタイプ。
子供はすでに高校を卒業していました。
奥様は…数年前にガンの手術をして、経過観察中の状態でした。
想像です。本当に他人の憶測なんですが…
男はこうあるべき、と育てられ、息子、夫、父親としてもそう振る舞ってきた自分がいて、それが事業に失敗して借金を抱え、深酒のために身体の調子が悪く働けなくなり、今まで働くことさえ認めなかった妻、しかも癌の経過観察中の妻、それと子供たちに頭を下げて働いてもらわなくてはいけない。
高齢の母親にも例えば年金を出してもらわなければ生活できない。
絶望が彼を襲ったのでは。
未遂を繰り返した頃、家族も一生懸命見守ったり、病院にも云ったりしたそうです。
落ち着きを取り戻したと思った矢先の出来事と聞きます。
決め手は保険金と言われています。少しでも家族に残したかったのではないかと。
残された家族の現在は続きに。
自ら命を絶った人。
自ら命を絶ちたい人に手を貸した人。
生きたいのに生かされなかった人。
生きたい人を生かせられなかった人。
百年も生きれば誰もが命を絶たれる宿命。
宇宙時間からすれば一瞬!に過ぎぬ百年。
縁ありてその一瞬!に繋がる人。
縁なくその一瞬!から離れ去る人。
誰もが一瞬!に過ぎぬ一瞬!を生きている。
この世!のことはこの世の一瞬!として…。
ニュースを見ては、生きることは辛いことの連続で、まして病に苦しむ、悩みを抱える人にとってはきっと、と考えています。
その辛い事の間に時々の喜びや希望で生きているのかなあ、とも思います。
確かにそれもすべて一瞬のこと、宇宙の片隅の塵のようなものだと思うと儚いですね。
実はブログに書くのを憚られることも色々ありまして、躊躇いながら更新しています。