戦後70年。
だんだんと戦争体験者が少なくなって
広島や長崎の原爆のこと知らない若い世代も増えているという・・・
とても残念なことだと思う。
もちろん自分自身も体験したわけではないので
過酷な状況は悲惨さというのをすべて理解するのは難しいと思う。
でも、少しでもそのことを知って伝えるということは可能だと思う。
私は海に潜ることがあるので
今はリゾート地でも
ここが戦地であったという事実を忘れずに訪れることにしています。
沖縄に行けば基地のこと、米軍の練習機の騒音、
海に潜っていても地上に上がればそちらのことが気になる。
テレビで基地問題と聞いてピンと来なくても
実際訪れると住宅地の真上を戦闘機が爆音を立てて飛んでいるわけだから・・・
時間があれば南部の戦地に行くこともある。
千羽鶴を持参したり献花することもある。
唯一の地上戦で被害にあった方々のことを忘れてはならないから・・・
でも・・・多くの観光に訪れる人は楽しい時間だけを過ごしている。
もちろん悪いことではないと思うけど
少しだけ思いをはせたらいいのになって思う。
サイパンに行った時だったかな・・・
バンザイクリフで多くの日本人がピースサインで写真を撮っていて愕然とした。
多くの人がここから飛び降りて自決した場所というのに・・・
ラストコマンドポストでも同様の観光客の姿。
知らないっていうのは恥ずかしいことだなって思った。
そして子供たちも衝撃を受けていた。
グアムも同じ。
戦争なんて起こらないって思ってる人がたくさんいると思うけど
これは私たち次第というか
絶対にそうならないよう行動していかなくてはならないと思う。
私自身大きな行動をすることは難しいのかもしれないけど
この平和な時間の流れが当たり前ではないという気持ちを常に持ち続けて
これからも生きていこうと思う。