京セラ会長の稲森和夫さんの一冊
私は稲盛さんの本が好きで特に「生き方」はもう何度も読みました
この本は稲盛さんの講演で話された内容でしたが、稲盛さんの言葉はいつも一貫しています
それは 「心のあり方」
人生も仕事も「こころのもちよう」「こころのあり方」「考え方」を変えるだけで変わる
今回も 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力であるとか
災難をも感謝の念で受け止める、善行、利他行が運命を好転させる
稲盛さんの本を読むたびに毎回そういう行動ができているか 自分を振り返るきっかけになっています
今回本を読んで まだまだだなって反省しました^^;
本の最後には特別講話「私を支えた人生哲学―振り向けばいつも西郷南洲翁の教えが」載っていました
特に敬天愛人のことが詳しく書かれていました
私は西郷隆盛についてはあまり詳しくないのですが
敬天愛人を座右の銘としていて学問の目的を述べたと言われています
稲盛さんもこの言葉を大事にしておられるそうで
京セラの国内外の工場のすべてに 敬天愛人の書が掛けられているということです
また興味深かったのは
山形の庄内地方は西郷隆盛を大変敬愛する思想があって
西郷南洲遺訓集を出したそうですが その遺訓集の言葉がとてもよかったです
己を愛するは善からぬことの第一也
幾歴辛酸志始堅(いくたびかしんさんをへてこころざしはじめてかたし)
など 印象に残る言葉がたくさんで読んでみたくなりました