地理にがてが旅したい

散歩していて、たまに迷子になります。
ほんのちょっと方向ダメなんです。

アドベンチャーインIWAKI

2012年01月26日 04時17分17秒 | 日記

福島県いわき市が毎年7月に実施していた。
小学5年生~中学3年生までが対象、男女70人10班が7日間のサバイバルキャンプを体験する。
財政難により、平成21年度が最後。

電気もなく水道もない山奥で、小中学生が同じテントで宿泊し、レシピのない食材を与えられ自炊する。
日々の行程は、班旗作り、かまど作り、山登り、ナイトハイク、班会議、班長会議などなど、のんびりする暇などない。
町内会のキャンプを思い浮べて参加した者は、2日目あたりで異常さに気づき蒼くなる。

        

7日目、全ての行程をクリアした子どもたちが、日焼けした真っ黒な顔に目をキラキラさせ、誰が見ても分かるほど一段とたくましくなって帰って来る。

あのキャンプ、また始まることはないのだろうか。

今回の東日本大震災、まだまだ復興にいたってないが、アドベンチャーインIWAKI、また、前身のわんぱく森の探険隊に参加した青少年たちは、家族の先頭に立って震災に立ち向かっていることと思う。

今は、山も川も海も放射能に汚染され、野外活動などできる状況にない。
あのキャンプは、2度と始まることはないのだろうか。



コメント
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