隣の男は、相変らず咳をしている。
タバコの吸いすぎに違いない。
だいたいあんなもの、ただ煙にしてなくなってしまう。
そんなものに、弁当2つ分の金を使うなんてバカみたい。
隣の女は、いつの間にかいなくなった。
代わりに男(たぶん)が入ってきた。
よって、この男を右の男としよう。
されば、タバコ男は左の男となる。
右の男は、まだ実体が掴めないが、変人であると思う。
ここのアパートに来たからには、絶対変人に違いない。
上のキュクロプス女は、どーしたのだろうか。
引越したのだろうか、死んだのだろーか。
車があるから居ると思うけど。
ここ最近、あのドスン、ドスンの怪獣歩きが聞こえないんです。
どーしたんでしょーか。
誰かに文句でも言われたのでしょーか。
だいたいにして、真下の私が文句言う前に、誰が文句を言うんじゃ~!
でもな、あのキュクロプス歩きの凄まじさは、2階の両隣から苦情があっても仕方ないと思います。
もー少し様子を見ないと分かりませんけどね。
まーね、たまにはドスン、ドスンも聞きたいです。