生徒の1人が今週末に日本へ行く。
彼女は日系3世だが、日本語はほとんど話せない。日本に行くのは初めて。
ブラジル人の旦那さんとの3週間日本を観光する。
僕と4,5カ月ほど、日本語を勉強したんだけど、何か自分の子供が巣立つみたいな感覚だ。
日本でたくさんいい思い出を作ってブラジルに帰国してくれたらいいなと思う。
一方、先週は同じく日系3世だけど、混血の生徒がヨーロッパから帰って . . . 本文を読む
1年半前に日本へ帰国した際に、母校である筑波大学第2学群日本語・日本文化学類の学生を対象に、ブラジルの日本語教育に関して講演をしたことはこのブログ上でも報告した。
実は、その際に僕の指導教官で現在の学類長である恩師に、僕がブラジルで11年間日本語教師として授業をしているリオグランデドスル州カトリック大学日本文化研究所と筑波大学筑波大学第2学群日本語・日本文化学類との間で、将来的に提携を結べな . . . 本文を読む
2月から5月に日本へ行く予定の生徒に日本語を教えている。彼女はこちらの連邦大学博士課程の3年生で、菌類学を専攻している。
彼女は日本政府の奨学金制度に合格し、茨城県つくば市のとある研究機関で5月から半年ほど研修する予定である。
こういう博士課程のある一定期間を海外で研究するのは、博士課程の学生ではかなり一般的なようだ。
要は海外留学により経歴に箔が付く訳で、彼らが大学教員試験を受験す . . . 本文を読む
Hyouge Mono Opening
日本語教師で何が一番必要なものは何かと問われれば、やはり日本語を分かりやすく教えられる能力なのかと思う。
でも、そういった言語に関する知識もさることながら、日本の文化・歴史・社会常識・習慣と言った総合的な教養を持ち合わせることも大事である。
藤原正彦氏がその著書「国家の品格」で「今の日本人は流暢に英語を話せるが、内容がないから外国人から . . . 本文を読む
人の単純記憶能力というのは25歳を超えると衰えていくそうだ。
つまり、それ以降は知識量は増えるし、応用力・知的能力こそ向上していくものの、人の単純な記憶力はどんどん衰えていくという訳である。
僕は今それを身をもって体験している。と言うのは、日本語の個人の生徒の識字教育に手を焼いているからである。
先日このブログでも紹介した警察官の生徒Lだが、なかなかどうしてひらがなを覚えてくれな . . . 本文を読む
僕は今までどのくらいのブラジル人に日本語を教えてきただろうか。
1年当たり50人位と計算すれば、今年でブラジル滞在14年目だから、50×14で約700人に日本語を教えてきたことになる。
700人と数字だけ聞くとすごいが、まあその位かなと思う。
大学や日本語学校のクラスの生徒さんの大半は、中高生・大学生と学生さんが多い。また、クラスには社会人も多くおり、実に様々な職業の . . . 本文を読む
今日はブラジルにおける日本語教師の社会的地位について書きたい。ブラジルには、以下の2つのタイプの日本語教師が存在するかと思う。
1.大学などの公的機関で日本語学科の大学生を対象に日本語を教える日本語教師。
2.私立の語学学校で一般人を対象に日本語を教える日本語教師。
ただ、この2つのタイプの日本語教師は、さらに2つに分かれる。
2. . . . 本文を読む
「日本語教師になる」という日本語教師を目指す方向けの支援を行っている会社のサイトに当ブログの「ブラジル日本語教師奮闘記」を紹介していただいた。
大変光栄なことである。
リンクされた紹介ページを見ると、にほんブログ村の日本語教育カテゴリーに登録されている方のブログもいくつかリンクされている。
日本、韓国、中国、台湾、ベトナム、オーストラリ . . . 本文を読む
ポルトガル語のブログのネタ探しをしていた。
そして、日本語について今まで書いていないことに気づき、一度日本語教師として漢字の話でもするかなと思って、最も画数が多いを漢字を調べてみた。
画数が最も多い漢字とは一体何画だろうか?
僕自身も興味があった。
皆さん、驚くなかれ、その画数は何と84画であった。
日本で苗字に使用されたと言われる国字だそうで、「たい . . . 本文を読む
面白いガジェットを見つけた。自分でアバターをカスタマイズして、そのアバターに喋らせるガジェットである。
そのアバターの数の豊富さもさることながら、口、髪型、髭、服装、アクセサリーなどが選べるほか、背景なども選べる。さらに、そのアバターはマウスのカーソルの位置に応じて視線を移動させる。
そして、その言語は30ヶ国語近くあり、声も男性・女性などが選べる。 . . . 本文を読む
ようやく大学での日本語公開講座が始まった。通常は3月上旬には始まるので、かなり遅めの前期の開始である。
昨年の12月半ばから、クラスでの授業は3ヶ月半ぶりと久しぶりであったので、少し戸惑いがあった事は否めない。
今学期は週日夜と土曜日午前の2クラスを担当することになった。個人の生徒の授業も始まり、月曜日から土曜日まで、朝から晩まで一気に忙しくなった。
暇なのも嫌だが、忙し過ぎると、普段の . . . 本文を読む
「懐かしい日本の言葉 ミニ辞典」という本を読んだ。
絶滅のおそれがある妙に懐かしい言葉や表現が360個収録され、その意味や使い方が簡潔に説明されている。
僕は子供時代に読書が大嫌いだったため、本は学校の課題図書くらいしか読んでいなかった。その結果、僕の語彙力は貧弱で、読解力も全くと言っていいほどなかった。
ただ、異国の文化に対する憧れから、外国語の勉強は好きで、教師の仕事に . . . 本文を読む
A tradu醇M醇Io de portugu醇Ss para japon醇Ss e aula de japon醇Ss
今日はカーニバル休暇5連休の4日目。暇なので、ブラジル人向け日本語学習サイトのWEB広告を作成してみた。
これから失業する訳で、毎月給料がもらえなくなる。就職活動をする予定ではいるが、いくら探しても駄目な場合は、自営業で何とか生計を立てるしかない。
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このブログの読者の方は、子供の頃どんな遊びをされただろうか?
僕が小学校低学年の頃は、けいどろ、色鬼、鬼ごっこ、缶けり、だるまさんが転んだ、野球ゲーム盤、ドッジボール、縄跳び、ゲームウォッチなどで、小学校高学年の頃は、ガンダムごっこや野球、サッカー、ファミコンをして遊んだ。
今の時代の子供はこういった遊びを外でやるのだろうか?もしかしたらゲームボーイ . . . 本文を読む
ブラジルにInfoというブラジル有数の出版社Abrilが出版しているコンピューター関連雑誌がある。そのINFOは毎月、その時期の旬な題材を特集し、その特別号を発行している。
僕が「日本語学習・ポルトガル語翻訳サイト」を作る前に当たる4年ほど前は、毎月のようにこの雑誌を購入しては、サイト作成に関するいろいろな知識を収集していた。
しかし、3年前に「 . . . 本文を読む