「日本語教師になる」という日本語教師を目指す方向けの支援を行っている会社のサイトに当ブログの「ブラジル日本語教師奮闘記」を紹介していただいた。
大変光栄なことである。
リンクされた紹介ページを見ると、にほんブログ村の日本語教育カテゴリーに登録されている方のブログもいくつかリンクされている。
日本、韓国、中国、台湾、ベトナム、オーストラリア。
日本語教師は世界各国にいるんだなあと改めて思う。
そして、それは僕が働ける職場が世界中にあることも意味している。
16年前に専門学校で1年半勉強した中国語はほとんど忘れ、学生時代に10年も勉強した英語も読めるが話せない。
従って、中国・台湾・オーストラリアで日本語教師としてやっていくことに困難が伴う事は確かである。
それでも世界各国で日本語教師として外国人に日本語を教えたいという夢は心のどこかにある。なぜなら、僕が日本語教師になりたかった原点はそこにあるから。言葉を通じた外国人との交流。
だからこそ、将来世界中のどこにいっても日本語教師として働けるように、3年ほど前から授業でポルトガル語を使わないように努めている。直接法で授業ができる教師は世界中のどこでも食べていけると信じて。
でも、それは結構難しい。
ポルトガル語でブラジル人学習者に説明した方が楽だし、生徒の理解度も深まり、誤解を招かない。ただ、そうやって楽な方に流されたくないなあという葛藤も自分の中にある。
近い将来、ポルトガルでポルトガル人に日本語を教えてみたいなあとも思っている。ヨーロッパを知ってみたいから。生活、文化、考え方、風習。
世界を知る事って、日本語教師の醍醐味のような気がする。
いつまでもブラジルにいると、ルーチンワークに陥ってしまう。もちろん、1つの国にしっかり腰を落ち着け、そこで自立し、成功する事も大事だけど。
いつまでも少年のように夢を見続けたい。
これからも宜しくお願い申し上げます。