日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

十人十色

2013年11月16日 11時08分35秒 | 日本語教育

 今年は後期の授業が遅くから始まったため、日本へ出発する12月末まで忙しい日々が続きそうである。

 出来れば、12月後半くらいから仕事のペースを落としたかったが仕方ない。

 それにしても、生徒というのは本当に十人十色だと思う。

  •  語学よりもおしゃべりが好きな生徒。
  •  飲み込みが早い生徒。
  •  能力が高い生徒。
  •  1から10まで教える必要がある生徒。
  •  文法の細かい点にこだわる生徒。
  •  洞察力が鋭い生徒。
  •  同じ間違いを繰り返してしまう生徒。

 実は1人ちょっと大変な生徒がいる。

 それはどういう生徒かというと、やたらテンションが高い生徒である。彼は真面目でやる気もあり、とてもいい生徒なのだが、如何せんテンションが高い。躁状態のようでもある。

 30分くらいは対応できるのだが、授業時間が1時間を超えると、さすがにそのテンションの高さについていくのがすごく辛くなる。

 だから、授業が終わると、精神的に疲弊してしまう。まるで42.195キロメートルのマラソンを走りきったような感覚なのである。(もちろん、そんな経験はないが)

 でも、本人はもう終わったのと物足りなさを感じている様子。

 まあ、今までありとあらゆるタイプの生徒に教えてきたが、初めてのタイプ。

 単に年取って体力がなくなっただけかもしれないが、まだまだ日本語教師として修行が足りないのかなとも思う。

 一生勉強だ。

 


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