僕は女性好きである。
男だから女性が好きなのは当たり前だが、ここで言いたいのは女性作家・コラムニストが好きということである。
なぜだか分からないが、女性が書く文章に惹かれることが多い。
このブログでも取り上げたが、ネット上で必ず読ませてもらっているのは、以下の御三方の記事である。
日常生活において、女性と深い話をすることがないからなのか、これらの女性の方の主張には大いに興味を惹かれる。
ただ、女性作家・コラムニスト好きは今に始まったことではない。思い返せば、大学時代から女性が書いた文章を好んで読んでいた。
ちびまるこちゃんの原作者で、大ベストセラーを連発したさくらももこ氏のエッセイ。
書店で見かけたレベル7という小説を読んでからハマり、後に直木賞も受賞することになるミステリー作家の宮部みゆき氏の小説。
軽妙なタッチで描く、群ようこ氏のユーモア溢れるエッセイ。
登場人物の心の揺れを透明感のある文体で描写し、後に自殺された鷺沢萠氏の小説。
林真理子氏と吉本ばなな氏にはいまいち共感できなかったものの、大学時代から女性作家の文章を好んで読んでいた。
恐らく、女性が書くものって、平易な言葉で書かれているために、分かりやすいとともに、感情表現が豊かであるがために、共感しやすかったのかもと思う。
男性が書く文章って、どうも難しい言葉を並べて、理屈っぽいため、分かりずらく、その文章に気持ちが入っていないから、共感しにくかった。
まあ、それは男はあまり気持ちを前面に押し出してはいけないという日本男児の美学みたいのがその根底にあるのかもしれない。
そういう意味では僕自身も女性っぽいのかなと思う。
果たして、日本の男性は女性作家のものを読むのか。また、日本の女性は男性作家のものを読むのだろうか。
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