O Mundos Segundo os Brasileiros - Tóquio - Japão - Band 11/01/2011 (Parte 1).
ポルトガル語で日本について書いているブログをグーグルで検索した。
そうしたら、出稼ぎで日本に住み始め、その後定住してしまった日系ブラジル人のブログやその経緯は不明だが日本に住んでいるブラジル人のブログなどが見つかった。
その中で、1つ僕の目に止まったのが「Muito Japão」というブログである。
ブログに書かれているプロフィールによると、ブログの管理人Jさんはリオデジャネイロ出身のブラジル人。リオデジャネイロ連邦大学日本語科卒で、97年に国際交流基金、99年に文部省の留学制度を通じて日本に来て、その後に日本に移住して、現在に至っているようである。
僕がブラジルに初めて来たのが98年なので、Jさんの日本滞在歴と僕のブラジル滞在歴はほぼ一致する。文学部出身で、翻訳業を営み、ブログを書いているなど、共通点は多い。
僕はこの「日本語教師ブラジル奮闘記」で、日本人の視点から見たブラジル社会を日本人の読者向けに紹介してきた訳だが、Jさんは全くその逆である。ブラジル人の視点から見た日本社会をブラジル人の読者向けに紹介している。
福山雅治主演のドラマ「ガリレオ」風に言えば、「うーん。実に面白い」となる。
さて、Jさんのブログの記事で、ブラジルのBandというテレビ局の番組に、日本に住むブラジル人の代表5人の中の一人として出演した件が紹介されていた。
その番組では、Jさんのほか、ファッション業界で起業したブラジル人男性、アニメ業界で勉強している日系ブラジル人男性、歌手として成功を目指すブラジル人女性、モデルとして活躍するブラジル人女性などが、各々の視点から日本社会を紹介していた。
日本にもいるんだなあ。夢を持って海を渡り、黄金の国ジパングで成功を目指して頑張っているブラジル人たちが。。。しみじみと感慨にふけった。
因みに、Jさんは番組の中で、日本人の品行方正、街のきれいさ、電車の時刻の正確さ、人としての冷たさ、カプセルホテルの利便性などを紹介している。
今までブラジルに住んでいる日本人のブログを読むことはあっても、日本に住むブラジル人のブログを読むことはなかった。
今後は僕の視野を広げる上でも、こういったブログも読んで、より見識を広め、豊かな国際感覚を身につけられたらなあと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます