通じた瞬間

皆、仕事に戻ってしまう中、若い男性だけが彼を見ててくれて、笑いながら気づいてくれた。

若い男性だけが分かってくれた。

通じた瞬間だった。

彼「ほら、通じたでしょ！！」
私「通じたね、あの人だけは分かってくれたね」。



私は一通り見ていて『熱意』だと思う。

ジェスチャー

店内をよく見ると『タイ』『ベトナム』の文字が目立つ。

私は彼女・彼等の顔が"無表情”に見えた。

（どっかで見覚えのある顔だなあ・・・テレビでやってたんだけど
ベトナム・ミャンマーそのあたりのアジア圏の国では“無表情が礼儀”な国があってその国の顔に似ていた）。

私は黙って主人と接客業の彼女と彼の様子を見ていた。

彼「どうやったら通じるのかなあ・・・」



言葉では通じない。

すると彼は「ジェスチャー」と言う手段で相手に伝えた。

“ありがとう”と伝えたい☆サムギョプサル

サムギョプサルが美味しかった夫はどうしてもお礼がしたい、と言った。



彼「カムサハムニダ」（韓国語）
店員「・・・・」

彼「Thank You」（英語）
店員「・・・・」

通じなかった。

「韓国語でも英語でもないなんて・・・いいよ。もういこうよ」と私。
「いーや。俺は“ありがとう”をどうしても伝えたい」とムキになる夫。

・・・そういえば彼女・彼等の肌の色はアジア圏で浅黒い。
（えっ・・・）と思う。