のちに歌舞伎町では
椎名林檎の「歌舞伎町の女王」が流れていた。
場所は今でも毛嫌い。
だけど椎名林檎の「歌舞伎町の女王」はやけに好きだった。
椎名林檎の好きな曲 三曲
椎名林檎 歌舞伎町の女王
椎名林檎 本能
椎名林檎＆トータス松本 目抜き通り
P.S. 宇多田ヒカルＶＳ椎名林檎だったらＣＤを沢山持っている宇多田ヒカル派。
ただウィキペディアによると～本人曰く「よく読んでいるのは辞書」とのこと～
私も本より辞書が好きだった。
辞書のほうが言葉が正確に載っているから。
新宿の歌舞伎町。
はじめて私は「田舎」と言う言葉を口にした。
（神様、田舎でも構いません。返してください。私を実家に帰して！！）
怖かった、怖すぎた。
私が１０代の頃の歌舞伎町は
乾いた雰囲気、猥雑の香り、おかしな人たち。
今でもあのへんは避けて通ります。
その当時の歌舞伎町は
私の目から見ると、おかしな人たちだらけにみえた。
私たちは女子高生は、行き当たりばったり。
なんにも決まってない。
言い知れぬ恐怖感が襲って来る。
場所は新宿、センター街。
深夜。
とりあえず映画館に駆け込んだ。
レイトショーがやっていて。
はじめて女子高生５～６人でオールナイト。
皆、眠くって、朝早くの始発を待った。
映画館のトイレにも二人一組で行き、
みんな怖がり、朝早くの始発を待った。
そんな私が高校生の頃。
はじめて実家の事を心底『田舎』だと思った事件が起こった。
わざと電車を乗り過ごし一応お母さんへ電話した。
私とお母さんが話したときはピーピーギャーギャー。
埒が明かないので、次に私の友達が代わり
その子は弁の立つ子で事情を説明。
あっさりそれを認めた母。
第三者が関わると自分の子供より第三者のほうを信じがちだった母。
私の子供時代、一応納得した母です。
昔からよく母は「貴女の場所は『普通』の場所なの」と言った。
貴女の場所は『普通』の場所なの。（神奈川県の某所）
この言葉、死ぬほど言った。
だから私も私の住んでいる所は『普通』だと思っていた。
大きくなって「コンビニ」が分岐点。
コンビニがないと困る。
